株式会社コスメック

【2021年版】エアクランプ5選 / メーカー5社一覧

エアクランプのメーカー5社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


エアクランプとは

エアクランプとは、トグル機構にエア(空圧)シリンダーを組み合わせることで、自動化したクランプのことです。

クランプとは、ワーク(加工対象物)を押さえつけて固定する器具のことで、手を使わなくても確実に対象を押さえつけることができます。

空圧(空気の力)を加えて締め付けて、トグル機構を利用することで、加えた力よりも更に強い力で固定することができます。

エアクランプの使用用途

エアクランプは、造船や自動車業などの、一般機械の加工、組み立てなど幅広い分野で使われています。

加える荷重よりも大きな力で固定できるため、また空気圧で固定するため、自動化装置への組み込むこともでき、大きな対象物を、安全に確実に固定する際に用いられます。

目的の対象物の固定に求められる必要な荷重などに応じたものを選定し、高温の場所で使用する際にはエアシリンダーに遮熱対策をする必要があります。

エアクランプの原理

エアクランプは、トグル機構を用いて、対象物を固定するトグルクランプの一種です。

トグル機構とは、2つのリンクとスライダーにより構成されるリンク機構の一種で、加えられた力が倍力構造によって増大し、対象物を強く固定することができます。トグルクランプでは、外力が加わったときに、ロック時に開放とは逆方向にクランプに力が加わるため、非常に大きな締め付け圧力を生じています。

エアクランプでは、エアシリンダーによって空気圧で対象物を固定します。なお、このエアシリンダーの押出力=推力を調整するには、レギュレーターで減圧して制御する必要があります。(推力=シリンダー受圧面積×使用圧力)

エアクランプに適用可能なトグルクランプの種類

トグルクランプとは、トグル機構を利用してワークを固定する治具のことです。エアクランプはエアシリンダーの力で締め付けを行いつつ、トグル機構で強固な固定を実現する仕組みであるため、固定したい品物の種類や固定方向に応じた最適なトグルクランプを選定することが重要です。

トグルクランプにはセルフロックで下方向に締め付け圧を発揮する下方押さえ型に加え、シャフトが左右に出入りする横押し型、引張り力を保持したまま固定できる引き止め専用型などの種類が存在します。

加えてトグルクランプには専用の金具やボルトなどのアクセサリー類も欠かせません。相手材の性状に適した材質やサイズのものを選択し、トグルクランプ本体と同時購入して確保しておくことをおすすめします。

エアクランプ機構を組み込んだクランプ治具

トグルクランプの操作は、ハンドルを握りながら力を加えて行うことが一般的ですが、この動力を人力からエアシリンダーに置き換えて自動化させたものがエアクランプであるといえます。

つまり、市販のトグルクランプを購入し、動力源としてエアシリンダーを加え、さらに細部の追加工を行えば、エアクランプ機構で動作するクランプ治具を作成することも可能です。

設計事例として一つ挙げると、ワークに穴加工を行う工程に適したクランプ治具です。主要部品であるトグルクランプには下面押さえ型を選択し、一方のエアシリンダーには推力から逆算した外径を有し、クランプ開度に適合したものを選択して調達します。トグルクランプに付属するハンドルを追加工で取り外し、握り手の取り付け穴を長穴加工することで、シリンダ動作に追随する動きを可能にする仕組みです。

このように、従来は人手に頼りがちであったクランプ動作をエアクランプで制御する治具へと改造することで、シリンダ動作とクランプ開閉が連動した自動機構を持つ受け治具を比較的手軽な機械加工によって生み出すことができます。ハンドルが不要なため、治具の小型化に寄与することに加え、電気制御によって締め付け圧の維持・制御が安定するメリットがあります。

参考文献
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M0300000000/M0303000000/M0303090000/
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_design/md05/d0053.html
https://www.pisco.co.jp/dl/pdf/CBS1-01.pdf
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/387/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M0300000000/M0303000000/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M0300000000/M0303000000/M0303090000/
https://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000534.html

エアクランプのメーカー情報

エアクランプのメーカー5社一覧


エアクランプのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 パスカル株式会社
  2. 2 株式会社イマオコーポレーション
  3. 3 株式会社コスメック

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社コスメック
  2. 2 パスカル株式会社
  3. 3 マツモト機械株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社イマオコーポレーション
  2. 2 大阪角田興業株式会社
  3. 3 マツモト機械株式会社

エアクランプ5選

エアホールクランプ

株式会社コスメック エアホールクランプ 画像出典: 株式会社コスメック公式サイト

特徴

フランジ部集中配管により、プレートの厚みを薄く設計することができるため、設備に合わせた取付寸法を設計することができます。

あらゆる保護を可能にするキャップ構造により、切粉の侵入を防止したり少ないエア流量でクーラントの侵入も防止することができます。

ワーク着座面をより小さくし、フランジには大きな傾斜を設けることによって切粉のハケが良く、クーラントの量を削減することができます。

搬送・取付設備やロボットによるバリ取りなどに使用されています。

株式会社コスメックの会社概要

  • 会社所在地: 兵庫県神戸市西区室谷2丁目1番5号
  • URL: http://www.kosmek.co.jp/
  • 創業: 1986年
  • 従業員数: 270人

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エアスイングクランプ(エアセンサタイプ ねじ配管用)

株式会社イマオコーポレーション エアスイングクランプ(エアセンサタイプ ねじ配管用) 画像出典: 株式会社イマオコーポレーション公式サイト

特徴

他の会社の従来製品と比較して、場所を取らず(選ばず)スリムなデザインのため小さなスペースでも取り付けることが可能です。

クサビの構造によって、同じサイズのエアシリンダと比較しても約5倍のクランプ力があり、また反力でフックが押し戻されないような構造になっています。

エアキャッチセンサーにより、ピストンの動作を確認をすることができます。

製品の用途としては、ねじ配管などで使用することができます。

株式会社イマオコーポレーションの会社概要

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NO.100

大阪角田興業株式会社 NO.100 画像出典: 大阪角田興業株式会社公式サイト

特徴

シリンダーは、センサースイッチ非対応タイプとなっており、後付けは不可能です。

材質は、約2010グラムで材質はスチール(SPCC)、シリンダーの内径はΦ38・ストロークは64mmとなっています。

最高締圧力(1Mpa時)は2.5kN(250kgf)であり、通常使用範囲(0.4~0.6Mpa)は1.0~1.5kN(100~150kgf)となっています。

エアコンプレッサーの配管などに使用されています。

大阪角田興業株式会社の会社概要

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STK-4000 S

マツモト機械株式会社 STK-4000 S 画像出典: マツモト機械株式会社公式サイト

特徴

パラメータの設定や異常の表示など多数の機能があるタッチパネルによって一元的な操作が可能となっています。

溶接している最中に生じる熱ヒズミを最低限に抑えるために装置本体に特殊ホースを内蔵し、ホース内の圧縮エア力で分割された銅製のクランプ板によってワークを均一に押さえます。

アーク長を一定に維持することのできる溶接電圧プリセット式の【AVC機能】があります。

製品は、エレベーターの内側壁や冷却塔、医療用消毒箱、送風機用ダクト等などさまざまなものに使用されています。

マツモト機械株式会社の会社概要

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TLC-Z / TLC-R

パスカル株式会社

特徴

T溝をエアシリンダでオートスライドさせるエアクランプで、金型の交換時間が削減することができます。

近接スイッチは使用周囲温度0~70℃で、ビニール絶縁コードの長さ5メートルで、オートスイッチ(SMC)の使用周囲温度も0~70℃、ビニール絶縁コードの長さ3メートルです。

TLC-Z/TLC-Rは、特殊モデルの低型で高温の仕様となっています。

1,100kN(110ton)成形機などで使用されています。

パスカル株式会社の会社概要

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