全てのカテゴリ
閲覧履歴
耐雷トランスのメーカー16社一覧や企業ランキングを掲載中!耐雷トランス関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社サンコーシヤ、2位:豊澄電源機器株式会社、3位:鎌田信号機株式会社となっています。 耐雷トランスの概要、用途、原理もチェック!
耐雷トランスとは落雷による大電流の流入 (雷サージ) や送電線事故などによる異常電圧から精密電気機器や人体を守るための装置です。
同じく異常電圧から機器を守るものとして、避雷器 (SPD) と呼ばれるものもあります。避雷器は雷サージを地面に放電して電気機器を保護しますが、耐雷トランスは雷サージを地面に放電しつつトランスで絶縁して機器を雷サージから保護します。
2025年4月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社サンコーシヤ |
13.1%
|
2 | 豊澄電源機器株式会社 |
9.8%
|
3 | 鎌田信号機株式会社 |
8.2%
|
4 | 音羽電機工業株式会社 |
8.2%
|
5 | スワロー電機株式会社 |
8.2%
|
6 | 鶴田電機株式会社 |
6.6%
|
7 | 株式会社久野電機製作所 |
6.6%
|
8 | 森長電子株式会社 |
4.9%
|
9 | 株式会社細田電機 |
4.9%
|
10 | 株式会社東京理工舎 |
4.9%
|
7 点の製品がみつかりました
7 点の製品
加美電子工業株式会社
140人以上が見ています
最新の閲覧: 4時間前
返信のとても早い企業
100.0% 返答率
5.6時間 返答時間
■特長 ・容量24W ・入力電圧AC100V ・単出力タイプ ・保護機能内蔵 (過電流・過電圧) ・各種安全規格、ENC規格に合わせてカスタム設計...
株式会社サンコーシヤ
240人以上が見ています
返信の早い企業
100.0% 返答率
11.0時間 返答時間
ATS-P地上子の各種電源用耐雷トランス ■特長 ・単相 ・容量 (連続) 200VA ・電圧比110V:110V ・静電シールド有 ・サージ移行率1/1,000...
株式会社サンコーシヤ
410人以上が見ています
最新の閲覧: 47分前
返信の早い企業
100.0% 返答率
11.0時間 返答時間
鉄道信号設備の色灯信号機を保護するために使用する耐雷トランスです。
2種類の品番
音羽電機工業株式会社
360人以上が見ています
最新の閲覧: 8時間前
100.0% 返答率
39.8時間 返答時間
■特長 1.侵入サージを約1/10,000 (10,000V→1V) に減衰 2.一次 (入力電源) 側からの侵入サージのみでなく、二次 (負荷設備) 側から...
音羽電機工業株式会社
3220人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
100.0% 返答率
39.8時間 返答時間
■特長 1.侵入サージを約1/10,000 (10,000V→1V) に減衰 2.一次 (入力電源) 側からの侵入サージのみでなく、二次 (負荷設備) 側から...
音羽電機工業株式会社
4460人以上が見ています
最新の閲覧: 52分前
100.0% 返答率
39.8時間 返答時間
■特長 1.一次 (入力電源) 側からの侵入サージを約1/100 (10,000V→100V) に減衰 2.インパルス耐電圧は30kV 3.正面が透視性カバー...
耐雷トランスとは落雷による大電流の流入 (雷サージ) や送電線事故などによる異常電圧から精密電気機器や人体を守るための装置です。
同じく異常電圧から機器を守るものとして、避雷器 (SPD) と呼ばれるものもあります。避雷器は雷サージを地面に放電して電気機器を保護しますが、耐雷トランスは雷サージを地面に放電しつつトランスで絶縁して機器を雷サージから保護します。
耐雷トランスは様々な場所で使用されています。以下が使用用途の一例です。
雷多発地区などでは、特に精密機器を異常電圧から保護するために重要な機器です。耐雷トランスは電源線と被保護装置の間に設置され、保護対象機器を異常電圧から保護します。
耐雷トランスには大きく分けて「絶縁型」と「接地分離型」の2種類が存在し、それぞれ原理が異なります。
絶縁型耐雷トランスは、電源側から進入した雷サージによる異常電圧を避雷器によって大地へ逃がしつつ、対地間の電圧差を絶縁トランスによって低減させます。
接地分離型耐雷トランスは、複数の避雷器によって線間および対地間の雷サージ流入を低減しつつ、絶縁トランスによって高絶縁化して更に機器を保護します。なお、接地分離型はサージシェルターとも呼ばれます。
いずれも被保護装置側は雷サージに対して耐電トランスで完全に絶縁され、雷サージが流入しません。耐雷トランスによってサージ移行率は100分の1から10,000分の1にまで低減されるので、避雷器のみの設置よりも効果的です。また、異常電圧への耐電圧は数十キロボルトと非常に高く、優れた保護機能を備えています。
耐雷トランスと避雷器は、どちらも雷サージから装置を保護するための機器です。ただし、耐雷トランスと避雷器には構造上の違いがあります。
避雷器は、保護対象装置と並列接続され、避雷器自体は接地されます。通常時に避雷器は絶縁物として動作しますが、雷などのサージ電圧が発生した際に、避雷器が導電性となって大地へとサージ電圧を逃がす構造です。避雷器の材料としては、ZnO (酸化亜鉛) がよく使用されます。
耐雷トランスも同様に、電源側をZnOによって接地します。ただし、耐雷トランスは変圧器によって1次側と2次側を絶縁する構造です。したがって、制限電圧を著しく低減することが可能です。上記構造の違いから、雷サージに対しては耐雷トランスの方が優れています。
耐雷トランスは雷保護の観点から、避雷器よりも優れています。ただし、以下3点ほどのデメリットも存在します。
上記メリットとデメリットを踏まえて、避雷器を使用するか、耐雷トランスを使用するかを決定します。
参考文献
https://www.fujielectric.co.jp/technica/faq/thunder/03.html
https://www.m-system.co.jp/mstoday/backnum/2013/01/mame/index.html
https://www.otowadenki.co.jp/basic5/