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グローブボックスのメーカー39社一覧や企業ランキングを掲載中!グローブボックス関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:山八物産株式会社、2位:万善工機株式会社、3位:株式会社サンプラテックとなっています。 グローブボックスの概要、用途、原理もチェック!
グローブボックスとは、細胞培養作業や人体に有害なガスを取り扱った作業など、外気や人間との接触が好ましくない作業を行う際に主に用いられる、グローブと密閉容器が一体化することで密閉環境内で作業が可能な装置のことを言います。
2025年4月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 山八物産株式会社 |
13.3%
|
2 | 万善工機株式会社 |
12.4%
|
3 | 株式会社サンプラテック |
12.4%
|
4 | 株式会社UNICO |
11.4%
|
5 | 株式会社エイエルエステクノロジー |
10.5%
|
6 | 東京硝子器械株式会社 |
3.8%
|
7 | 株式会社美和製作所 |
3.8%
|
8 | 宝栄工業株式会社 |
2.9%
|
9 | 株式会社グローブボックス・ジャパン |
2.9%
|
10 | フルテック株式会社 |
2.9%
|
オガワ精機株式会社
220人以上が見ています
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
■特徴 (システム概略) Innovative Technology, Inc.社のPureLab HE は高性能の不活性ガス精製装置付グローブボックスで、特に時間管理...
株式会社ヤマト
280人以上が見ています
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
109.7時間 返答時間
ピュアボックスとは、研究業界では一般的にグローブボックスと言われている製品です。本製品は気密性の高いステンレス製の容器にグロー...
株式会社柳生商会
150人以上が見ています
最新の閲覧: 20時間前
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
■特長 ・パスボックスの内側扉は、スライド式を採用しているためメインボックス内部のスペースを有効活用できます。 ・メインボックス・...
大亜真空株式会社
390人以上が見ています
返信のとても早い企業
100.0% 返答率
5.2時間 返答時間
■特長 ・作業性、プロセス装置、設備レイアウトに応じて、自由自在にカスタマイズ可能 ・既存の製造装置、ガス循環精製装置、硫化水素・...
2種類の品番
山八物産株式会社
840人以上が見ています
最新の閲覧: 2時間前
■概要 NEXUSⅡ (ネクサスⅡ) グローブボックスシステムは米国VAC社が提供する「高性能」と「使いやすさ」を基本としたNEXUSⅡ-PLCによるフ...
10種類の品番
株式会社サンプラテック
850人以上が見ています
100.0% 返答率
96.7時間 返答時間
無酸素、低酸素下の嫌気性微生物・細胞などの培養研究補助に適したグローブボックスです。 透明アクリル製で視認性も抜群。お客様の要...
オガワ精機株式会社
240人以上が見ています
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
■特徴 (システム概略) Innovative Technology, Inc.社のPureLab HE は高性能の不活性ガス精製装置付グローブボックスで、特に時間管理...
株式会社コクゴ
120人以上が見ています
最新の閲覧: 1時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
30.0時間 返答時間
無菌ボックス (Mシリーズ) パスボックスなしM-1アクリル製殺菌灯なし ■特長 ・無菌ボックスパスボックスなしM-1アクリル製殺菌灯なし ...
万善工機株式会社
420人以上が見ています
主室・副室ともに、真空引き後不活性ガスを常圧まで封入置換し、諸物質の劣化または酸化を防ぐ取り扱いに用いられます。長時間高純度の...
株式会社UNICO
10人以上が見ています
■概要 高性能だけではない。「使いやすさ」「ワクワク感」も兼備したUNICOのグローブボックス。 バキューム型と言っても真空状態で使う...
株式会社柳生商会
150人以上が見ています
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
・気密性を重視した構造で外部環境の影響を受けにくいグローブボックスです。 ・エアー供給時に100Paまで陽圧にできる構造です。 (内圧...
山八物産株式会社
450人以上が見ています
最新の閲覧: 12時間前
■概要 OMNI-LAB (オムニラボ) グローブボックスシステムは米国VAC社が提供する「高性能」と「使いやすさ」を基本としたOMNI-PLCによるオ...
3種類の品番
株式会社サンプラテック
730人以上が見ています
100.0% 返答率
96.7時間 返答時間
特長 ・デシカント方式採用により、空気中から水分を除去して低露点環境を作り出すため、窒素、アルゴン等の不活性ガスは不要です。吸着...
オガワ精機株式会社
210人以上が見ています
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
広い作業スペースと不活性ガス環境を提供する卓上型グローブボックスです。 ■特徴 ・真空試料交換室とサイドドアを装備。 ・透明なPVC...
株式会社柳生商会
200人以上が見ています
最新の閲覧: 23時間前
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
■特長 ・パスボックスの内側扉は、スライド式を採用しているためメインボックス内部のスペースを有効活用できます。 ・メインボックスは...
万善工機株式会社
400人以上が見ています
主室・副室ともに、真空引き後不活性ガスを常圧まで封入置換し、諸物質の劣化または酸化を防ぐ取り扱いに用いられます。長時間高純度の...
株式会社柳生商会
200人以上が見ています
最新の閲覧: 14時間前
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
■特長 ・本体の天板ドームは着脱式のフタとなっています。 ・作業中の試料の出し入れは右側のパスボックスを通過することにより、内部...
山八物産株式会社
730人以上が見ています
最新の閲覧: 14時間前
■概要 NEXGEN (ネクスジェン) グローブボックスシステムは、次世代型カートリッジ式ガス精製装置を搭載した、新しいコンセプトのグロー...
6種類の品番
株式会社UNICO
最新の閲覧: 1日前
■概要 高性能だけではない。「使いやすさ」「ワクワク感」も兼備したUNICOのグローブボックス。 バキューム型と言っても真空状態で使う...
オガワ精機株式会社
340人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
クリアな視覚を提供する卓上グローブボックスです。 ■特徴 ・ガス置換ポートとサイドドアを装備。 ・透明なポリカーボネートチャンバー...
2種類の品番
株式会社柳生商会
160人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
■特長 ・空気中で不安定な物質や毒性の強い物質等を、不活性ガス等に置換した環境の中で操作できます。 ・ボックス内を強制排気し、不...
山八物産株式会社
330人以上が見ています
最新の閲覧: 6時間前
■概要 GENESIS (ジェネシス) グローブボックスは、各種のコンポーネントを組み合わせてシステムを自由に構築できる、新発想のアプリケー...
2種類の品番
万善工機株式会社
360人以上が見ています
最新の閲覧: 6時間前
主室はパージ式置換、副室は真空引き置換ができ、諸物質の劣化または酸化を防ぐ取り扱いに用いられます。長時間高純度のガス雰囲気を保...
オガワ精機株式会社
200人以上が見ています
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
広い作業スペースとクリアな視覚を提供する卓上型グローブボックスです。 ■特徴 ・試料交換室とサイドドアを装備。 ・透明なPVCチャン...
オガワ精機株式会社
410人以上が見ています
最新の閲覧: 23時間前
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
無酸素条件下での細菌の増殖・同定に最適な小型のワークステーションです。 ■特徴 ・AW220SGは最大220枚のペトリ皿を収容でき、上部に...
2種類の品番
株式会社UNICO
10人以上が見ています
■概要 高性能だけではない。「使いやすさ」「ワクワク感」も兼備したUNICOのグローブボックス。 バキューム型と言っても真空状態で使う...
九州機電株式会社
150人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信の比較的早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
29.1時間 返答時間
■特長 ・排気HEPAフィルタは2重 ・ハロゲンガス加圧法によるリークテスト。圧力735Paにおいて、リーク量10-6ml/s以下の気密性能を確保 ...
オガワ精機株式会社
270人以上が見ています
返信の比較的早い企業
4.3 会社レビュー
100.0% 返答率
13.7時間 返答時間
ステンレス製本体に不活性ガス環境を提供できるグローブボックスです。 ■特徴 ・試料交換室を装備。 ・試料交換室、作業チャンバー内の...
2種類の品番
株式会社柳生商会
210人以上が見ています
最新の閲覧: 20時間前
返信の早い企業
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
6.5時間 返答時間
・外部のガス供給源と接続することで外気圧 (庫外) とグローブボックス内の圧力差を設定された微差圧内 (-0.5kPa~-0.01kPaもしくは0.01...
株式会社UNICO
最新の閲覧: 1日前
■概要 高性能だけではない。「使いやすさ」「ワクワク感」も兼備したUNICOのグローブボックス。 バキューム型と言っても真空状態で使う...
検索結果 75件 (1ページ/2ページ)
グローブボックスとは、細胞培養作業や人体に有害なガスを取り扱った作業など、外気や人間との接触が好ましくない作業を行う際に主に用いられる、グローブと密閉容器が一体化することで密閉環境内で作業が可能な装置のことを言います。
主に細胞培養などの生物分野の実験室や、外気と接触することで何かしらの反応を引き起こしてしまう材料研究など、多くの実験室で使われています。
特に、材料開発の分野では、外気は酸化の原因となる酸素はもちろん、腐食の原因になる水分も含んでいる外気中での実験では予期しない反応がおきてしまうことが多く、実験環境としては不十分です。
その際に、実験用の試料は水分と酸素から隔離した空間に置きつつ実験作業を手作業で行うために考案されたのが、グローブボックスというわけです。
グローブボックスは、その内部の清浄度管理の仕組みの違いから、大きく2種類に分けることができます。
1つは内部空間を一度真空引きし、その後窒素やアルゴンなどの不活性ガスを注入するグローブボックスです。
もう1つは置換型と呼ばれ、内部を真空引きすることなく、不活性ガスによって置換するグローブボックスです。
一度真空に引く真空型の方が、グローブボックス内の水分や酸素などの不純物質を一掃できるため、清浄度の高い空間を作り出すことができます。
また、グローブボックス内に置くサンプルが非常に反応性の高い場合は、容器本体やグローブとも反応を起こすことが考えられます。そのため、反応性が高いサンプルに対応するため、本体やグローブの素材はプラスティックからステンレスまで幅広い素材を適切に選定することが必要です。
一般に、真空型のグローブボックスの方が清浄度の高い空間を確保できますが、付帯設備として真空ポンプが必要であり高額になることが多く、環境がシビアでない簡易的な実験を行うには少し大がかりとなります。そのため、比較的周辺環境の依存が少ない実験用に使う場合や、初めての導入などの場合は、置換型のグローブボックスから取り扱ってみるのもいいでしょう。
ただし、どちらの場合も本体とグローブの素材には、実験を予定しているサンプルとの反応性がない素材を選ぶことが重要です。
グローブボックスのみならず不活性ガスとして窒素が用いられる頻度は高いです。例えば不活性である特性を活かして食品パッケージのパージ用ガスとして利用されたり、半導体分野などのエレクトロニクス関連の工場でも頻繁に利用されています。
窒素は大気中に容積比で約78.1%存在し、手軽に入手できるのでコスト的にも有利という特徴をもっています。またその比重は0.97であり、空気=1よりも少し軽くなっています。
一方アルゴンも空気中には存在していますが、容積比で0.93%しか存在していません。とはいえ大気中に3番目に多く存在するガスであることには代わりありません。アルゴンは希ガス類であるため、窒素よりもさらに反応性が低いことが特徴です。その比重は1.38と窒素や空気と比較して重いため、グローブボックスの中に溜まっていき、上から空気を押し出していくのが特徴です。
より不活性な環境を要求される場合はアルゴンガスが必要となります。また、グローブボックス内の圧力を大気圧より高く維持することでグローブボックスのわずかな隙間から大気が侵入することを防ぎ、より清浄な環境を保ちます。
グローブボックス内部を不活性ガスで置換した後、所望の反応を進めた場合、水分が発生することがあります。グローブボックス内の水分は水分吸着剤によって除去されています。吸着剤には活性炭やモレキュラーシーブと呼ばれる特殊材料を用いることがあります。
ここでモレキュラーシーブについて説明します。
モレキュラーシーブとは結晶性ゼオライトを指します。多孔性結晶であり、この細孔に分子が吸着することでグローブボックス内の不純物を取り除きます。当然ながら結晶構造を変化させることで、その吸着特性を制御可能ですので、特定の有機ガスのみを吸着させたい場合は、用途に合致したモレキュラーシーブを選定することが重要です。
近年では、その種類も豊富となってきています。先述の通りその結晶性を制御することで吸着対象を選択することが可能です。多くの場合、分子の有効直径が<0.3nm、<0.4nm、<0.5nmといった条件での吸着が可能となっています。
水分を除去したいだけなのであれば、<0.3nmのものを選定すれば大丈夫であり、露点温度-76℃以下(水分量:1ppm以下)の超低湿度雰囲気を作ることも可能です。水分を吸着したモレキュラーシーブは不活性ガスを流したり、真空加熱することで再生し、再度利用することができます。
嫌気性環境を必要としたり、酸素と反応性が強いものを取り扱う必要があるなど酸素を取り除くことも重要です。
酸素を取り除くためには触媒を使用する必要があり、ニッケルや銅のような酸素吸着材とパラジウムや白金のような貴金属触媒の2種類があります。酸素吸着材を使用した場合、再生するためには数%の水素を含んだ不活性ガスを流す必要があるのに対し、貴金属触媒であれば再生時に再生ガスが必要ありません。貴金属系触媒の導入コストは高いですが、水素混合ガスを使用しないため安全性も高く、ランニングコストも低いことが特徴です。
グローブボックス内は密閉であるという特徴から、試薬等によりグローブボックス内に汚れがたまりやすいため、コンタミネーション等を防ぐためには内部を清掃する必要があります。
また、グローブボックスは水分や酸素をppmオーダー以下の雰囲気にすることが可能ですが、その一方でわずかに大気が入り込むだけで急激に環境が悪化してしまいます。グローブボックス内の環境をより厳密に保つためには、試薬等をグローブボックス内に入れる際はきちんと水分・酸素を取り除いた状態にすることや、グローブ等に穴が開かないよう定期的なメンテナンスが重要となります。