【2021年版】クリーンルーム用ウエス メーカー4社一覧

クリーンルーム用ウエスのメーカー4社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


クリーンルーム用ウエスとは

クリーンルーム用ウエスとは、クリーンルームなどを含むクリーン環境での使用を想定して開発されたウエスです。

クリーン環境とは、単位体積当たりの粒子数(チリやホコリなど)に基準が設けられており、清浄度が管理されている環境のことを指します。レーヨン製などの通常のウエスにはチリやホコリが発生しやすい性質(発じん性)があり、こういった清浄度の高い環境下では使用できません。

クリーンルーム用ウエスには特殊な繊維素材や製法が採用されており、通常のウエスよりも発じん性が抑えられています。薬品や溶剤への耐性や高い吸液性、不純物の少なさなどを備えたものが多く、製造工程など厳しい条件での使用にも適しています。

クリーンルーム用ウエスの使用用途

クリーンルーム用ウエスの最大の特徴は、発じん性が低いことです。そのため、わずかなチリやホコリの混入による汚染や傷が大きく影響するような分野で利用されています。

具体的な応用分野としては、半導体やディスクなどを含む電子工業分野、医療分野が挙げられます。例えばディスクの例でいうと、製造時に繊維くずなどの異物が混入した場合、ディスクの記録エラーを引き起こすことがあります。製造工程における拭き取り作業にクリーンルーム用ウエスを用いることで、こうした不具合の発生を防止できます。

クリーンルーム用ウエスの原理

通常のウエスには発じん性があります。繊維はチリやホコリの発生源となる素材ですので、繊維製品であるウエスの発じん性を抑えるのは本来困難です。前述の通り、チリやホコリの混入は電子工業製品や医薬品の品質低下を招くため、発じん性を持つウエスはこれらの製造工程で使用できません。

ウエスの原料として一般的に用いられているのは、レーヨン、アクリル、ポリエステル系の繊維です。レーヨンおよびアクリル系の繊維は広く普及していますが、この2種の繊維は特に発じん性が高いことが知られています。ポリエステル系の繊維はレーヨンとアクリル系と比べて低発じん性ですが、これらの柔らかい繊維よりも切れにくいため、毛羽が生じてしまうという問題があります。

そのためクリーンルーム用ウエスでは、これら以外の発じん性の低い繊維素材を使用したり、特殊な加工や製法によって繊維を改良したりすることで、ウエスの発じん性を抑えています。低発じん性であるポリプロピレン系の繊維を採用する例が多いですが、メーカーによっては、特殊な製法により発じん性を下げたコットン繊維が用いられることもあります。

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber1944/42/10/42_10_P424/_pdf/-char/en
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nig/51/3/51_167/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber1944/51/7/51_7_P277/_pdf/-char/en
https://www.asahi-kasei.co.jp/bemliese/bemcot/what-bemcot/index.html

クリーンルーム用ウエスのメーカー情報

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