コマツ産機株式会社
アイダエンジニアリング株式会社

【2021年版】プレス加工機 メーカー9社一覧

プレス加工機のメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


プレス加工機とは

プレス加工機とは、部材の塑性変形を利用した加工の一つです。上下に分かれた2つの金型の中に部材を挟み込み、上から押し潰すことでせん断や折り曲げ、絞り加工などを行います。 2つの金型を押し付けるだけの工程なので、短い時間で加工が可能で、大量生産に非常に向いている加工装置だと言えます。

プレス加工機の使用用途

プレス加工機は様々な加工方法に使用されており、本項目ではそれらをご紹介します。

  • せん断加工
    部材を目的の大きさにカットする、もしくは目的の場所のみを切り取る加工です。ハサミも同じくせん断加工の一種類となっています。 代表例:穴あけ、切り抜き
  • 曲げ加工
    部材を折り曲げて塑性変形を起こすことで、部材を折り曲げ目的の形にすることができます。基本はL字曲げかV字型に曲げますが、ローラーを使用してU字型にしたりZ字型に折り曲げることも可能です。
  • 絞り加工
    部材にポンチのようなものを押し付け、引張応力を加えることで、一部分を盛り上げる加工です。主に板金などで使用されている絞りとねじ穴による位置決め用の穴などに使用されています。 部材の厚みや引張強さによって絞り加工の限度が決まります。

プレス加工機の原理

プレス加工機には大きく分けて「機械プレス」と「油圧プレス」の2つがあります。この2つの原理と種類について解説します

  • 機械プレス
    モーターの回転力をクランク機構により直線運動にかえ、スライドを上下させてプレスする方式のことを機械プレスといいます。 油圧式のような油を使用しないため、油漏れなどが無く、比較的安全性が高いと言える方式です。また加工速度が速いため大量生産がおこなわれている現場のほとんどが「機械プレス」となっています。 種類: C型プレス:最も汎用性が高い。プレス力は2500kNが限界とされる ストレートサイドプレス:2500kNを超える大型のプレス機のほとんどはこの方式。
  • 油圧プレス
    油圧プレスはその名の通り、油圧によってスライドを上下させる方式です。水圧式もありますが、現在は油圧方式がほとんどで水圧方式は使われていません。 油圧方式の特徴は、機械プレス方式よりも長いストロークをもっている所、加工スピードや圧力が自由に変更可能なので、機械式よりも幅広い加工が可能です。 そのため、加工精度が欲しい部品や、深絞り加工を行う際のほとんどが油圧プレス方式となっています。反対に加工速度自体は遅いため、大量生産には適していません。 種類: 汎用プレス(C型、門型):古くから使用されている方式で、長いストロークを持っています。 油圧サーボプレス:サーボモータを使用して油圧ポンプを動かす方式です。

プレス加工機 機械加工の種類

鋼板(コイル材/切板材)の加工はプレス加工機と金型を用いて製品形状に加工を行います。平板を金型の上下から押して成型していきます。

  • PRG(プログレッシブ)方式
    順送プレス方式とも呼ばれ、繋がったままのコイル材を、複数の加工工程を行えるプレス加工機によって成形を行います。連続生産可能で必要な作業要員も少なく加工費が安価な反面、繋がったままのコイル材を使用するため、加工自由度が低く製品歩留まりが悪いという特徴があります。
  • TDM(タンデム)方式
    単発プレス方式ともよばれ、1つのプレス加工機につき1回の加工のみ行うため、複数のプレス加工機を渡って成形します。切板材を使うため、加工自由度が高く歩留りが良いという特徴があります。PRG方式で加工できない形状でも加工が可能ですが、工程ごとに切板材のセットを行う作業要員が必要になり、作業工数もかかります。その他、切板材のセットをロボットアームが行うラインペーサー方式があります。

プレス加工機の生産速度

加工速度を決める要因を説明します。

  • プレス加工機の限界加工速度
    上下運動するプレス加工機のストローク量によって限界加工速度が決まります。
  • 次の加工工程への送りスピードとピッチ
    プレス加工機が上下している間に次工程へ材料を搬送するため、設備の送りスピードとピッチが影響します。
  • 材料揺れ
    次工程へ材料を搬送した際に材料が揺れている状態では安定した品質で加工ができません。プレス加工機破損の恐れもあるため、揺れが収まるまで次の加工は行えません。
  • スクラップの排出
    加工速度を上げることで、せん断加工時に発生するスクラップがプレス加工機内で詰まることがあります。スクラップの詰まりはプレス加工機破損の主な原因でありスクラップ排出は慎重に検討する必要があります。
  • 製品排出時のスピード
    加工速度が速いほど、製品排出のスピードは速くなります。出荷時の荷姿によっては、作業要員の増員対応や容器に整理して入れる必要があるかを考慮して加工速度を落とす場合もあります。

参考文献
https://j-fma.or.jp/the-forming-machinery/press-machine
https://www.kousakukikai.tech/presses/
https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/machining/plasticity/press.jsp
https://j-fma.or.jp/the-forming-machinery/press-machine

プレス加工機のメーカー情報

プレス加工機のメーカー9社一覧


プレス加工機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 コマツ産機株式会社
  2. 2 アイダエンジニアリング株式会社
  3. 3 株式会社放電精密加工研究所

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社オルタライフ
  2. 2 株式会社岩城工業
  3. 3 富士コントロールズ株式会社

歴史のある会社

  1. 1 アイダエンジニアリング株式会社
  2. 2 コマツ産機株式会社
  3. 3 三栄商事株式会社

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