卓上ボール盤のメーカー5社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
卓上ボール盤とは、作業台の上に据え付けて使用する小型のボール盤です。
主に、主軸のドリルチャックにドリルを取り付け、穴あけやタップ穴を開ける工作機械です。
素早く正確な位置に垂直な穴を開けることができます。
直立ボール盤とは違い小型なので加工できる穴径や材料の硬度に関しては、直立ボール盤には及びません。
ですので、使用用途に合わせて選定する必要があります。
省スペースなので場所を選ばず使用できる点に関しては大きなメリットになるでしょう。
卓上ボール盤は、小型で取り回しがよく、金属の穴あけ加工から木工の穴あけ加工まで幅広く使用されます。
主な使用用途は穴あけ加工で、穴径13mm以下の加工に使用されます。
また、穴あけの際には穴径と同じ径のドリルを直接使用せず、まずは穴径よりも細いドリルで穴を開け、
そのあとに加工したい目標の穴径にドリルを合わせて加工します。
リーマ加工を施すことにより仕上げ加工も可能です。
一度テーブルの高さを固定すれば、連続した穴あけ加工が可能です。
ここでは卓上ボール盤の原理について説明します。
卓上ボール盤は、上部にある主軸にドリルを取り付け回転させ、ハンドルを操作し昇降させて穴を開けます。
また、上下のスライド量は主軸操作ハンドルのギヤにより制限が掛けられているため、
穴あけの調整はテーブルの高さ調整で行い材料に穴を開けることが出来ます。
主軸に取り付けられているベルトを変更することにより、主軸の回転数を変えて使用します。
ジャコブステーパータイプ、モールステーパータイプのシャンクいずれかのタイプの主軸が使用されています。
どちらのタイプにもテーパーシャンクドリルを使用することが出来ます。
(ジャコブステーパータイプの場合はチャンクアッパーを取り付ける必要があります。)
参考文献
http://www.kikakurui.com/b0/B0106-1996-01.html
https://www.bildy.jp/mag/drillpress-guide/#ABOUTDRILLPRESS
https://agripick.com/1015
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