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ATX電源のメーカー6社一覧や企業ランキングを掲載中!ATX電源関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:株式会社オウルテック、2位:株式会社ニプロン、3位:HUNTKEY JAPAN株式会社となっています。 ATX電源の概要、用途、原理もチェック!
ATX電源とは、ATX仕様のコンピュータ用電源ユニット・電源装置です。
PSUと略称されています。ATXは、「Advanced Technology eXtended」の頭文字を取った言葉です。1995年にアメリカ合衆国のインテル社によって発表されたパーソナルコンピュータ用の規格で、現在ではデスクトップ型パソコンに広く使用されています。
電源などに対する記載もありますが、最も詳細に記載されているマザーボードの規格として扱われる場合もあります。ATX電源内部では、商用電源 (交流) を入力して直流電源へ変換します。変換された直流電源は、CPUやマザーボードなどコンピュータ各部へ給電されます。また、過電流発生時の保護やノイズ対策などもATX電源が担っています。
2025年5月の注目ランキングベスト6
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社オウルテック |
19.4%
|
2 | 株式会社ニプロン |
18.1%
|
3 | HUNTKEY JAPAN株式会社 |
18.1%
|
4 | 株式会社日本ベータ・パワー |
16.7%
|
5 | 株式会社グローウィル |
15.3%
|
6 | 株式会社エム・コーポレーション |
12.5%
|
項目別
定格出力 W
300 - 500 500 - 700 900 - 1,100 1,100 - 1,300入力電圧 Vac
80 - 100 100 - 120 200 - 220 220 - 240 240 - 265フォームファクター
ATXサイズ mm
80 - 90 90 - 120 120 - 140 140 - 160 160 - 190MTBF 時間
50,000 - 70,000 70,000 - 100,0003 点の製品がみつかりました
3 点の製品
HUNTKEY JAPAN株式会社
220人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
返信のとても早い企業
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1.1時間 返答時間
■交流入力 ・入力定格電圧:AC100-240V (AC85*-264V) ・入力周波数:50/60Hz ・効率:85% (AC100V) ,90% (AC240V) ・力率:96%以上 (A...
HUNTKEY JAPAN株式会社
190人以上が見ています
最新の閲覧: 11時間前
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■特徴 ・アクティブPFC設計、0.98以上の力率 ・高効率LLC設計アーキテクチャ、90-264V全電圧 ・グリッド入力のサポート、米国80PLUS認証...
HUNTKEY JAPAN株式会社
250人以上が見ています
最新の閲覧: 19時間前
返信のとても早い企業
100.0% 返答率
1.1時間 返答時間
■特徴 ・HUNTKEY-ATX1200W電源 ・アクティブPFC設計、0.98以上の力率 ・高効率LLC設計アーキテクチャ、90-264V全電圧 ・グリッド入力の...
ATX電源とは、ATX仕様のコンピュータ用電源ユニット・電源装置です。
PSUと略称されています。ATXは、「Advanced Technology eXtended」の頭文字を取った言葉です。1995年にアメリカ合衆国のインテル社によって発表されたパーソナルコンピュータ用の規格で、現在ではデスクトップ型パソコンに広く使用されています。
電源などに対する記載もありますが、最も詳細に記載されているマザーボードの規格として扱われる場合もあります。ATX電源内部では、商用電源 (交流) を入力して直流電源へ変換します。変換された直流電源は、CPUやマザーボードなどコンピュータ各部へ給電されます。また、過電流発生時の保護やノイズ対策などもATX電源が担っています。
ATX電源は主に、パーソナルコンピュータの電源として使用されます。特にデスクトップパソコンで使用される電源で、フルタワーからミニタワーまでパソコンの種類は幅広いです。パソコン内部におけるATX電源の役割は、内部装置およびバスパワー対応の周辺機器などに電源を供給することです。
パソコンのパーツ構成やスペックによって総消費電力が異なるため、計算した必要電力以上の電源容量を持ったATX電源を選定します。使用環境・用途により、電源容量には余裕を持たせた選定が望ましいです。
ATX電源は筐体、スイッチング式電源回路・ヒートシンク・冷却ファンなどで構成されます。
ATX電源は金属製の板やパンチングメタルなどの筐体を持っており、そのうち1面が外面に露出する前提で製作されます。露出面には商用電源の入力ソケットを持ち、コンピュータ内部側には制御信号線からなる給電用電線が取り付けられます。給電用電線の先端には電線接続用のソケットが取り付けられている場合が一般的です。
スイッチング式電源回路は、商用電源で使用されているAC (交流電流) からDC (直流電流) へ変換して安定供給する役割を持つ部品です。主に、整流器や平滑用コンデンサなどで構成されており、整流器でAC/DC変換を行って平滑コンデンサで波形を安定化させます。整流器は動作の際に熱を発するため、冷却するための機構が必要となります。
ヒートシンクはアルミニウム製の冷却用部品です。電源回路に搭載されている整流器の発熱を分散させ、放熱する手助けをします。筐体内部では大容積を占めています。
冷却ファンはヒートシンクに冷風を吹き込んで冷却する部品です。冷却ファンは1基か2基を筐体のいずれかの面に備えており、筐体の露出面から風を吹き込みます。温まった空気は上昇するため、筐体側面から吹き込み、上面から吹き出す構造が一般的です。
ATX電源には、ピンアサインと呼ばれる出力に関する規格が存在します。配線コネクタのピン配列を詳細に定めた規格であり、マザーボード用ケーブルやSATA用ケーブルなど様々なケーブルについて適用されています。
ピンごとに出力電圧が異なり5Vや12Vの出力電圧が広く使用されます。各ピンには出力に応じて3.3Vはオレンジ、5Vは赤などと色別がされています。ピンを誤って機器に接続すると故障の原因となるため注意が必要です。
ATX電源は安全のためマザーボードに接続し、マザーボードから許可がない限りは電気を各ピンに出力しない構造となっています。ただし、PS_ONというピンをショートさせると、疑似的に電流を流すことが可能です。PS_ONはATX電源のテストなどに使用されます。
ATX電源のサイズは規格により定められており、もっともよく用いられる電源サイズは幅150mm、高さ86mmです。奥行きは規定がないため様々なサイズが販売されていますが、155mmや158mmなどが一般的なATX電源の奥行きです。
また、ATX電源には小型シャーシに対応するように規格化された電源としてSFX電源があります。小型のパソコン筐体を使用したい場合はSFX電源が候補となります。ただし、一般的にはSFX電源はATX電源より出力容量が小さいため、高性能のグラフィックボードなどを利用する際には注意が必要です。
参考文献
https://www.atmarkit.co.jp/fpc/pcmainterepair/pcmr006/pcmr006_04.html
https://www.nipron.co.jp/product_info/technical_dictionary/2_1.htm
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/electric_electronic_design/ee01/a0146.html
https://www.nipron.co.jp/product_info/technical_dictionary/Q&A_1-4-5.htm
https://mato-memo.net/pc/atx-pin.html