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門型マシニングセンタ
【2021年版】門型マシニングセンタ メーカー9社一覧
門型マシニングセンタのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
門型マシニングセンタとは
門型マシニングセンタはCNC(コンピュータ数値制御)指令によって自動制御されるマシニングセンタの一種で、その中でも最も大型の加工機械に分類されます。
切削用刃物を回転させる主軸と呼ばれる部分を支持する構造が、装置正面から見ると門型となっている為にこの様に呼ばれます。
切削対象物を積載するテーブルの幅、長さを大きく取れる構造の為、大型製品の重切削加工で用いられます。非常に規模の大きな設備となる為、限られた一部の加工工場で
のみ取り扱われています。
門型マシニングセンタの使用用途
現在国内で運用されている門型マシニングセンタでは切削ワークの最大サイズが長さ12m以上、幅4m以上、高さ1m以上の製品を加工できる為、大型の製品がその用途の
中心となります。 また非常に高精度な位置決め、切削精度を有する為、風力や水力等の発電設備用回転体や原子力発電設備、航空機用構造部品、半導体製造装置用の
大型真空チャンバ、液晶や有機EL等のFPD製造設備用チャンバ、大型船舶用原動機の部品、自動車産業や航空宇宙産業向け部品の加工で用いられます。
門型マシニングセンタの原理
門型マシニングセンタの構造は、床面上に切削加工対象物を積載するテーブルがあり、その両脇にコラム(「門」の縦の柱に該当する部分)、コラムを上空で連結する
クロスレール、クロスレール上で動く主軸で構成されています。
門型マシニングセンタは、その各パートの動き方で以下の様な種類があります。
- クロスレール固定式
コラムが固定式で、主軸がクロスレール上を左右に、主軸自身が上下に、テーブルがクロスレールと直行方向に動くタイプで、最も一般的な構造です。
- クロスレール移動式
コラムが固定式で、主軸がクロスレール上を左右に、クロスレールが上下に動くタイプです。テーブルはクロスレール固定式と同じ動きをします。
- ガントリー式
テーブルが固定式で、コラムがテーブルに沿って動く方式です。クロスレールの動きは固定式と移動式があります。
上記方式により剛性、つまり精度を高める方向が異なり、主に精度を出したい軸方向によって選ばれます。
門型マシニングセンタはその大きさにも関わらず、2μ前後の高精度な位置決めができる為、精密切削に適しており、主軸のアタッチメント交換で様々な加工に対応する事ができますが、
設備自体が非常に高額な為、コスト面で導入が難しく、加工費用も高額となります。
参考文献
https://www.okuma.co.jp/product/dcmc/
門型マシニングセンタのメーカー情報
門型マシニングセンタのメーカーランキング
社員数の規模
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1 オークマ株式会社
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2 芝浦機械株式会社
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3 新日本工機株式会社
設立年の新しい会社
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1 技研精機株式会社
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2 有限会社埼玉プレーナー工業所
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3 小口精工株式会社
歴史のある会社
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1 オークマ株式会社
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2 キタムラ機械株式会社
-
3 芝浦機械株式会社
門型マシニングセンタのメーカー9社一覧
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創業: 1938年
従業員数: 1,796人
本社: 静岡県
会社URL
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創業: 1949年
従業員数: 48人
本社: 福井県
会社URL
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創業: 1961年
従業員数: 14人
本社: 埼玉県
会社URL
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創業: 1949年
従業員数: 681人
本社: ⼤阪府
会社URL
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創業: 1969年
従業員数: 140人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1961年
従業員数: 50人
本社: 長野県
会社URL
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創業: 1958年
従業員数: 39人
本社: 埼玉県
会社URL
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創業: 1898年
従業員数: 3,812人
本社: 愛知県
会社URL
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