卓上切断機のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
卓上切断機とは、金属や鉱物などの材質からなる硬度の高い物質や部品を切断することができる電動工具の一種で、精密切断機です。
卓上でも使用することができる程、小型で軽量なため、持ち運びなどにも便利なことや、振動が少なく、運転音が小さい点などがメリットです。
切断加工をする刃の砥石の材質の種類には、アルミナやダイヤモンドなど様々であり、材質によってそれぞれ特徴が異なることや、切断加工の際の刃の動きも上下方向や前後方向、揺動切断、可変速切断などがあり、それぞれ特徴が異なっているため、用途に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。
ここで、卓上切断機の使用用途について説明します。
卓上切断機は、机の上でも使用できるほど小型な精密機器であるため、加工したい対象物が、小さな宝石類や金属片などの小型なものに対して主に使用されています。
研究開発などの用途に使用される際には、試験用や顕微鏡用に金属などをサンプルとして切断したり、電子基板やセラミックスなどを切り出したりするために用いられています。
続いて、卓上切断機の原理について説明します。
卓上切断機の切断刃の下部は、冷却液に浸かっており、刃が回転や振動などの運動をすることで、冷却液が加工したい対象物にかかります。
切断刃が冷却液に浸かり、切断面に冷却液がかかることで、刃と加工対象物の接触面に常に冷却液が入り、切断時の摩擦による高温が原因で、焼けなどから起こる変形がないきれいな切断面に加工することが出来ます。
切断刃の運動の方法のうち、いくつかの種類とその効果を紹介します。
上下や前後の運動による切断刃、刃を各々の方向に動かして対象物と接触させることで切断することが出来ます。
揺動切断は、刃を揺動させることで常に切断部分と刃が接触する面に冷却液が入り込み、高温などによる変形がないきれいな断面に加工することが出来ます。
刃を可変速で運動させる切断方法は、回転速度を変えることができるため、加工対象物の硬度に合わせた加工をすることが出来ます。
参考文献
https://www.stc-jp.co.jp/products/kishu_search/setsudan/toishi_setsudan/#%E5%8F%AF%E5%A4%89%E9%80%9F
https://www.stc-jp.co.jp/products/kishu_search/setsudan/toishi_setsudan/
https://www.sekiyarika.com/tube/setudanki.html
https://www.minitor.co.jp/minimo/minimo23.html
社員数の規模
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