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分光測色計のメーカー12社一覧や企業ランキングを掲載中!分光測色計関連企業の2025年8月注目ランキングは1位:日本電色工業株式会社、2位:コニカミノルタジャパン株式会社、3位:エックスライト社となっています。 分光測色計の概要、用途、原理もチェック!
分光測色計とは、色を数値化する装置です。人間の目でも色を判断することはできますが、定性的な評価になったり、人によって色の見え方は違うため、正確な判断はできません。
一方で、製品の色味が品質評価の項目の一つになることは多々あります。そこで、明るさや赤、青、緑などの各色の強さなどを数値化することで色を数値的に評価したのが分光測色計です。
また、光の当たり方によって色の見え方は変わるため、分光測色計を用いた測定では光源からの距離、強さも合わせて記録します。
2025年8月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 日本電色工業株式会社 |
21.4%
|
2 | コニカミノルタジャパン株式会社 |
17.9%
|
3 | エックスライト社 |
12.5%
|
4 | 株式会社テツタニ |
10.7%
|
5 | 株式会社三弘 |
7.1%
|
6 | 株式会社カラーテクノシステム |
7.1%
|
7 | 株式会社マイセック |
7.1%
|
8 | 株式会社村上色彩技術研究所 |
5.4%
|
9 | 株式会社西山製作所 |
3.6%
|
10 | 日本製図器工業株式会社 |
3.6%
|
項目別
使用用途
#ディスプレイ評価
#プラスチック検査
#医薬品検査
#印刷管理
#化粧品開発
#建材評価
#自動車部品検査
#色彩設計
#食品検査
#繊維検査
#塗料評価
#品質管理
測定方式
分光反射型
分光透過型
測定対象
固体測定型
液体測定型
解析機能
XYZ色空間対応型
Lab色空間対応型
カラーマッチング型
構造
卓上型
ポータブル型
測定波長範囲 nm
300 - 400
400 - 500
500 - 600
600 - 700
700 - 800
器差 ΔE*ab
0.12 - 0.15
0.15 - 0.18
0.18 - 0.2
0.2 - 0.25
測定時間 秒
0 - 1
1 - 2
分光間隔 nm
5 - 10
10 - 15
16 点の製品がみつかりました
16 点の製品
日本電色工業株式会社
850人以上が見ています
最新の閲覧: 41分前
返信の比較的早い企業
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
20.3時間 返答時間
分光測色計・分光色彩計SQ7700は測定波長380nm~780nmの5nm間隔出力で測定ができ、また正反射光を含む (SCI) /正反射光を除く (SCE) ...
日本電色工業株式会社
1390人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の比較的早い企業
4.0 会社レビュー
100.0% 返答率
20.3時間 返答時間
SE 7700は、反射・透過サンプルにおける波長範囲380nm~780nmを5nm間隔出力で測定できる、高精度な分光測色計です。この1台で反射と透過...
日本電色工業株式会社
1500人以上が見ています
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返信の比較的早い企業
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20.3時間 返答時間
VSS 7700は、測定試料を顕微鏡方式によりサンプルの最小φ0.03mmからの微小面積を非接触で波長範囲380nm~780nm、5nm間隔出力で分光反射...
エックスライト社
520人以上が見ています
最新の閲覧: 3時間前
返信の早い企業
100.0% 返答率
6.2時間 返答時間
業界トップクラスの非接触式測定機能 塗装、プラスチック、化粧品などの工業用製品を正確かつ一貫して測定することは非常に重要です。...
コニカミノルタジャパン株式会社
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100.0% 返答率
7.4時間 返答時間
■主な用途 樹脂部品、自動車内装部品、塗料、ガラスなどの色管理 ■同じ場所の色と光沢が1台で同時に測定できる 「Two in One」 本測定...
コニカミノルタジャパン株式会社
920人以上が見ています
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100.0% 返答率
7.4時間 返答時間
■概要 CM-26dは最高レベルの器差・繰り返し性を実現した、積分球d/8タイプのポータブル測色計最上位モデルです。測定器の精度向上と充実...
コニカミノルタジャパン株式会社
550人以上が見ています
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■概要 本測定器は色彩値と光沢値を同時に測定することが可能な「Two in One」モデルの分光測色計です。大量のサンプルを測定する必要の...
コニカミノルタジャパン株式会社
520人以上が見ています
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7.4時間 返答時間
■概要 ・本測定器は自動車外装測定で抜群の威力を発揮する、6角度マルチアングルモデルの分光測色計です。 ・曲面や小面積なサンプルで...
コニカミノルタジャパン株式会社
540人以上が見ています
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7.4時間 返答時間
■基準分光測色計としての豊富な実績 高精度・高信頼性が認められ、さまざまな業界で基準器として使用されています。 また、CCMセンサー...
コニカミノルタジャパン株式会社
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■概要本 測定器はロングセラー商品であるCM-3610Aとのデータ互換 (※SCI/LAVの時) を保ちつつ、色と光沢が同時に測定できる、積分球d/8タ...
コニカミノルタジャパン株式会社
420人以上が見ています
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7.4時間 返答時間
■概要 本測定器はロングセラー商品であるCM-3600Aとのデータ互換 (※SCI/LAVの時) を保った、反射測定専用の積分球d/8タイプの据え置き横...
520人以上が見ています
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■反射色、透過色測定共に再現性、器差において業界最高峰クラス 高度な光学設計と品質管理により、測定値の繰り返し性、器差性能が向上...
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■独自技術によりキセノンランプ照射による積分球の黄変を激減 JIS P 8148「紙、板紙及びパルプ-ISO白色度 (拡散青色光反射率) の測定方...
株式会社東京インスツルメンツ
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28.9時間 返答時間
■ポータブル分光測色計 ・物体の色彩測定、塗料・インクの開発、食品油脂類や化成品の色管理 ・色パラメーター (CIE L*a*b*、RGB) 色相...
サンカラー株式会社
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18.1時間 返答時間
■信頼が高いポータブル測色機 新しいDatacolor CHECK3ポータブル分光光度計は、クラス最高レベルの測色性能の伝統を継承しています。 改...
サンカラー株式会社
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■プロフェッショナルカラーマッチングソリューションColorReaderPROを使ったブランドロイヤリティの向上、販売促進 超小型軽量Bluetooth...
分光測色計とは、色を数値化する装置です。人間の目でも色を判断することはできますが、定性的な評価になったり、人によって色の見え方は違うため、正確な判断はできません。
一方で、製品の色味が品質評価の項目の一つになることは多々あります。そこで、明るさや赤、青、緑などの各色の強さなどを数値化することで色を数値的に評価したのが分光測色計です。
また、光の当たり方によって色の見え方は変わるため、分光測色計を用いた測定では光源からの距離、強さも合わせて記録します。
分光光度計は色に関わる測定装置であるため、様々なジャンルで使われます。例えば自動車業界では、車のデザインや色味は重要視されるため、塗工後の車体の品質検査で分光測色計が用いられることがあります。
また塗料などの業界でも、求める色を示す塗料を作り上げるために分光測色計を用いた色味の評価が行われます。
そのほかにも食品業界やデザイン業界など、製品の見た目が重視される業界では品質管理の方法の一つとして分光測色計を用いた色の評価が行われています。
分光測色計は、「分光」という言葉が入っている通り、光の波長ごとの強度などがわかります。太陽光や照明などの外部の光源からサンプル表面にあたった光を装置が受光して、波長ごとの強度と色がどのように見えるか、という結果を出力します。分光測色計には0°/45°分光測色計と積分球分光測色計、マルチアングル測色計という種類があります。
0°/45°分光測色計は、ある一つの角度から見たときの色を評価する方法であり、最も一般的な手法です。この手法は、表面がなめらかなサンプルに用いられます。積分球分光測色計は、サンプル表面で拡散した光を収集して測定する方法であり、表面に凹凸が見られるサンプルや光沢を含むサンプルに対して有効な手段です。マルチアングル測色計は、様々な角度からの色彩を評価する方法で、見る角度によって色味が変わる製品の評価に用いられる手法です。
また分光測色計では、光源の条件が異なったときでも同じような色が見える条件等の計算が可能であり、様々な条件下での色の見え方を評価に適しています。
色を測定する機器すなわち測色計には、用途に応じて様々なものがありますが、ここでは代表的な測色計として、色彩計(色差計)と分光測色計について説明します。
測色計を使って色を数値化する方法として、国際照明委員会(Commission Internationale de l’éclairage:略称CIE)が制定したL*a*b*色空間(正式名称:CIE 1976 L*a*b*)が一般的に用いられます。
人間の視覚感覚に基づいて、人間が識別できる色差ができる限り均等になるように考案された色空間で、元となったハンターLab色空間(正式名称:Hunter 1948 Lab)と区別する意味で、L*a*b*(エルスター・エースター・ビースター)色空間と呼ばれています。
L*a*b*色空間では、明度を表す軸L*と、色度(色相と彩度)を表す軸a*およびb*の3つの軸で、色表現します。 それぞれの軸は、図1のように配置されます。L*値は0から100 までの範囲で明度(明るさ)を表し、L*=0は黒(光を完全に吸収する状態)の明度に、L*=100は完全拡散反射の白(反射率100%の状態)の明度にそれぞれ対応します。a*の軸は赤(+a*)〜緑(-a*)方向、b*の軸は黄(+b*)〜青(-b*)方向を表します。この場合、a*b*の平面において、原点から任意の座標への向きが色相(色味)に対応し、原点から任意の座標までの距離が彩度(鮮やかさ)に対応します。つまり、外側にいくほど色鮮やかになり、内側にいくほどくすんだ色になります。
前述したようにL* 座標の範囲は0から100までと定義されますが、a* と b* 座標の範囲は一義的ではありません。これは、L*a*b*色空間がマスターの色空間(CIE 1931 XYZなど)を変換したものであり、変換元の色空間によって値が異なるためです。
なお近年、CIE 色空間上で人間の目視結果との差異を無くすよう改良されたCIE DE2000も登場しています。
分光測色計による高精度な分光特性の測定と、L*a*b*色空間を用いた色の数値化表現と、合わせたい基準色に対象となる生産物の色を合わせていくマッチング技術によって、色をデジタル化して管理するカラーマネージメント手法が、今後ますます重要になってきています。
参考文献
https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/index.html
https://www.keyence.co.jp/ss/imagemeasure/sokushiri/news/006/
https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/section2/02.html
https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/section2/06.html