株式会社東陽テクニカ
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エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社

【2021年版】ノッチフィルタ メーカー10社一覧

ノッチフィルタのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


ノッチフィルタとは

ノッチフィルターは特定の波長帯域の光のみをとても低いレベルにまで減衰(遮断)させ、それ以外の波長帯域の光は高い透過率をしめす光学フィルタをいいます。

一般的にバンドパスフィルタは特定の波長帯域の光のみを透過させる時に使われ、ノッチフィルタはこの逆(特定帯域の光のみを透過させない)の機能を示します。

遮断の度合いは遮断領域でのピーク光学密度(OD)として仕様に掲載されています。OD=6は透過する割合が10のマイナス6乗すなわち透過率が0.0001%を示し、OD値が大きいほど遮断率が高くなります。

ノッチフィルタの使用用途

ノッチフィルタは単一波長のレーザー光に含まれる励起光の除去などで使用されています。レーザー光は一般的に励起光により発振、高強度・高出力を得ます。単一波長の光を放出しますが、励起光がまざってしまうことがあります。例えば、ラマン分光や蛍光分光においては、波長純度の高い光を当てることがとても重要です。指定波長以外の光が当たるとノイズになってしまいます。レーザーの波長純度を高めるためにノッチフィルタを使って励起光を遮断します。

ノッチフィルタの原理

ノッチフィルタは研磨されたガラス基板に屈折率の異なる誘電体を多層重ねた誘電体多層膜を形成しています。誘電体多層膜は光を吸収せず、各層間の屈折率差から、反射や葬祭的干渉をおこし、特定帯域の光を遮断します。そのため、入射角や偏光(S偏光やP偏光)によって透過率が変わる特性を持っています。遮断中心波長は入射角が大きくなると短波長側にシフトします。

誘電体多層膜を構成する材料は、高屈折率材料(屈折率2~2.5)として酸化チタンやタンタル、低屈折率材料(1~1.5)として酸化シリコンやフッ化マグネシウムなどがあり、真空中で蒸着させたり、電子ビームを誘電体にあてて蒸着させることで成膜します。

誘電体多層膜や反射防止ARコートなどによりフィルタの表面は非常に強固になり、傷にも強くなる特徴を持っています。

紫外域を透過する誘電体多層膜がないため、通常は可視域から長い波長に対するフィルタのみになります。

参考文献
https://www.thorlabs.co.jp/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=3880

ノッチフィルタのメーカー情報

ノッチフィルタのメーカー10社一覧


ノッチフィルタのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社東陽テクニカ
  2. 2 エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社
  3. 3 光伸光学工業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 MSHシステムズ株式会社
  2. 2 ソーラボジャポン株式会社
  3. 3 エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社東陽テクニカ
  2. 2 フジトク株式会社
  3. 3 光伸光学工業株式会社

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