日本電子株式会社
日本ジェネティクス株式会社
フナコシ株式会社

【2021年版】サンプルチューブ5選 / メーカー8社一覧

サンプルチューブのメーカー8社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


サンプルチューブとは

サンプルチューブは、化学、生化学、分子生物学等の実験・研究において、培養や試料・試薬の保存、遠心分離機や分析機器に試料をセットするために用いられる試験管です。

容量、形状、材質は、用途により異なります。

形状は、丸底のもの、平底のもの、底が円錐形のコニカルチューブ、円錐形でとがっているスピッツ(スピッツ管)があります。

材質は、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの合成樹脂、強化硬質ガラス、硼珪酸ガラスなどがあります。 

サンプルチューブの使用用途

サンプルチューブは、化学、生化学、分子生物学等の実験を行う研究や医療の現場で用いられており、遠心分離に用いる遠沈管、各種分析機器に用いる分析専用試験管などがあります。

マイクロチューブは、マイクロリットルからミリリットル単位の試料を扱うためのサンプルチューブで、PCR用のPCRチューブ、容量目盛りのついたストックチューブなどもあります。

サンプルチューブは、免疫血清検査、細菌検査などの各種検査、組織培養や細胞培養、試薬や試料の保存など様々な用途で用いられます。

凍結保存に用いるクライオチューブも、サンプルチューブの一種です。 

サンプルチューブの特徴

一般に、サンプルチューブは自立せず、チューブラックに立てて置きますが、自立するタイプも市販されています。

遠沈管として用いられるサンプルチューブは、主にコニカルチューブ、スピッツ、マイクロチューブです。

マイクロチューブは、最初に販売したエッペンドルフ社に由来して、「エッペンドルフ」「エッペン」と呼ばれることも多いです。

サンプルチューブには、未滅菌のものと滅菌済みのものがあり、滅菌済みのものは通常、パイロジェン・フリー、エンドトキシン・フリーです。パイロジェンは微生物に由来する多糖類で発熱性物質であり、エンドトキシンはパイロジェンの主要物質です。細胞培養では、細胞活性に様々な影響を与えるため、パイロジェン・フリー、エンドトキシン・フリーのサンプルチューブを使用します。

DNAやRNAを扱う場合には、DNaseフリー、RNaseフリーのものを使用します。

温度や薬剤に対する安定性が要求される試験にはポリプロピレン製が、チューブ内のサンプルを観察する場合には透明度の高いポリスチレン製が適しています。 

マイクロチューブの使い方

分子生物学の領域では、扱う溶液の量は、多くの場合、マイクロリットル単位です。そのため、化学実験で一般的に用いられている18mm径の試験管(test tube)よりも小さい容器が必要とされます。さらに、実験の効率化やコンタミネーションの防止のため、合成樹脂製のマイクロチューブ(micro tube)を使い捨てで使用します。

マイクロチューブは微量遠心管のことで、容量は2mL、1.5mL、0.6mL、0.2mLなどがあります。

蓋は本体に繋がっており、ロック式になっています。ドーム型キャップのマイクロチューブは、サーマルサイクラーの熱を迅速に伝えられるよう、側面の壁が薄くなった構造になっていて、PCRに一般的に用いられます(PCRチューブ)。

蓋をする際には、蓋が水平になるように、かつ、ロックがかかるように下まで押し込みます。蓋の裏側(内側)は、試料溶液が直接触れるので、指で触らないようにします。指が触れると、試料が汚染される可能性があります。

マイクロチューブは、試料を遠心分離する時やPCRを行う場合のほか、試料や試薬を分注して保存するために用いることもあります。 

マイクロチューブのスタンド

マイクロチューブのスタンド(チューブラック)は、マイクロチューブの容量(サイズ)に合わせたものが市販されています。

水平連結や積み重ねが可能なもの、段差のある2段式のもの、チューブの蓋を抑えるカバー付きのものなど、様々な形状の製品があります。オートクレーブや-80℃での凍結保存が可能な製品も多く、実験時だけではなく、試料や試薬の保存にも活用されます。

また、同容量のものを立てるスタンドだけではなく、4面に異なる径の穴が開いていて、1.5mLのマイクロチューブから50mLの遠沈管まで、実験内容に応じてセットできる製品もあります。

02mL(200μL)のPCRチューブ用のラックは、96穴になっており、8連および12連のチューブがセットできます。一般に、オートクレーブや凍結保存も可能です。

分子生物学分野では、低温で処理を行うことも少なくありません。あらかじめ冷やしておくことで、氷に直接挿した場合より、より早く冷却され、到達温度もより低温となるアルミ製のチューブラックもあります。 

参考文献
http://jikken.ihe.tohoku.ac.jp/science/advice/molecular_biology.html
https://www.monotaro.com/g/00085793/
https://www.corning.com/jp/jp/products/life-sciences/resources/product-faqs/falcon-cell-culture-faq/falcon-cellculture-faq-list.html
https://www.monotaro.com/k/store/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96
http://jikken.ihe.tohoku.ac.jp/science/advice/molecular_biology.html
http://www1.iwate-ed.jp/kankou/kkenkyu/174cd/file/h30_04_7_2.pdf 

サンプルチューブのメーカー情報

サンプルチューブのメーカー8社一覧


サンプルチューブのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 日本電子株式会社
  2. 2 株式会社トーホー
  3. 3 フナコシ株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社シゲミ
  2. 2 ワトソン株式会社
  3. 3 日本ジェネティクス株式会社

歴史のある会社

  1. 1 フナコシ株式会社
  2. 2 株式会社トーホー
  3. 3 日本電子株式会社

サンプルチューブ5選

高性能NMRサンプルチューブ

株式会社シゲミ

特徴

高性能NMRサンプルチューブは、株式会社シゲミが製造するサンプルチューブです。

ASTM Type 1 Class Aのほうけい酸ガラスが原料として用いられており、全て手作業での外径のセンタレス研削・研磨・内径の真空成型を経て製造されています。

外径が3mmのもの、4mmのもの、5mmのものがあります。

外径5mmのものには肉厚タイプと薄肉タイプがあり、薄肉タイプは肉厚タイプよりも26%大きい容積を持ちます。

株式会社シゲミの会社概要

製品を見る

強化硬質サンプルチューブ<R>

日電理化硝子株式会社 強化硬質サンプルチューブ<R> 画像出典: 日電理化硝子株式会社公式サイト

特徴

強化硬質サンプルチューブ<R>は、日電理化硝子株式会社が製造するサンプルチューブです。

様々な用途に適合するよう設計・開発された全17種類の多目的試験管であり、サイズは6×33~18×90mm、容量は0.5~20mLから選ぶことが可能であり、種々のオートアナライザーに適合します。

口形状は直口であり、丸底タイプと平底タイプがあります。

茶色・褐色加工、目盛加工、別サイズなどをリクエストすることも可能です。

日電理化硝子株式会社の会社概要

製品を見る

FastGene™ 1.5 mL マイクロチューブ

日本ジェネティクス株式会社 FastGene™ 1.5 mL マイクロチューブ 画像出典: 日本ジェネティクス株式会社公式サイト

特徴

FastGene™ 1.5 mL マイクロチューブは、日本ジェネティクス株式会社の製造するサンプルチューブです。

キャップ上面と胴体の一部がフロスト仕上げされており、ペンで文字などを書き込むことが可能であり、キャップ中央には厚さ0.28mmのシリンジ用ポートが備えられています。

透明なものの他に、青、赤、緑、紫、黄、オレンジの色が付いたものも選択可能です。

最大遠心強度14,000xgであり、RNase・DNaseを含まず、オートクレーブによる滅菌が可能です。

日本ジェネティクス株式会社の会社概要

製品を見る

タンパク質低吸着チューブ プロキープ

ワトソン株式会社 タンパク質低吸着チューブ プロキープ 画像出典: ワトソン株式会社公式サイト

特徴

タンパク質低吸着チューブ プロキープは、ワトソン株式会社が製造するサンプルチューブです。

独自に開発されたタンパク質・ペプチド低吸着樹脂原料と精密仕上げされた金型で製造されており、壁面へのタンパク質の吸着の軽減が図られています。

親水化処理が施されていないため、チューブ素材からの溶出物も無く、 MALDI MS解析やProtein Chip解析など微量タンパク質を検出することを企図した解析に適しています。

オートクレーブ滅菌をすることが可能であり、RNase・DNase・ヒトDNAを含まず、1.5mL容のものと2mL容のものがあります。

ワトソン株式会社の会社概要

製品を見る

フナ マクロチューブ5ml

フナコシ株式会社 フナ マクロチューブ5ml 画像出典: フナコシ株式会社公式サイト

特徴

フナ マクロチューブ5mlは、フナコシ株式会社が製造するサンプルチューブです。

透明度が高いため試料を容易に確認することができ、密封性の高いキャップ構造が採用されており、DNA・RNA抽出、バッファー調製、細胞の破砕などに適用できます。

チューブ側面には書き込みスペースが用意あり、0.5ml間隔の液量表示目盛りが付いています。

全長はキャップを含めて60 mm、直径は18 mmであり、ポリプロピレン製で121℃でのオートクレーブ滅菌をすることが可能です。

フナコシ株式会社の会社概要

製品を見る

関連記事

カテゴリから探す