端子台についての概要、用途、原理などをご説明します。また、端子台のメーカー53社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。端子台関連企業の2023年11月注目ランキングは1位:株式会社モリマツ、2位:IDEC株式会社、3位:東機通商株式会社となっています。
端子台とは、外部配線と内部回路を接続する端子列のことです。分電盤や配電盤などに使われています。ターミナルブロックとも呼ばれます。
電線を圧着端子などで端末処理して端子台に固定します。端子台には、ねじで固定するタイプやスクリューレスタイプなどが販売されています。
二段タイプや耐油、耐薬品性の高いタイプもあります。端子台上でテスターを使って、電圧や導通を測定できます。
盤内部回路と外部配線をつなぐ役割として端子台が使用されています。分電盤や配電盤、ブレーカ、ノイズフィルタ、航空宇宙関連、リレー、空調制御などに端子台が使われています。
端子台は種類が多いので、用途に応じて選択することができます。例えば、インターフェース用には、専用のインターフェース端子台があり、小型で端子数も多く便利です。また、接地用やヒューズ用など、用途に応じた端子台が販売されています。
端子台は、導電板と樹脂架台などの部品に分かれます。
導電板は導電性材料の板で、電線同士を通電させる部品です。樹脂架台は、電路が地絡しないように絶縁している部品です。
導電板には、圧着端子で端末処理した電線をつないで使用します。圧着端子のみで使用する場合もありますが、マークチューブや絶縁キャップで感電しないように保護するとより安全です。
圧着端子を導電板上に付属するねじの下に挟み込みます。導電板を通じて電流を流すことができます。一般的に1つのねじに3本以上の電線を止めないようにします。接触抵抗の増加を防ぐことが目的です。
感電や地絡を避けるため、配線が機器や器具の上に乗らないようにします。使用前に、端子台の仕様を確認し、電流や電圧が許容範囲内であることを確認します。
スクリューレスタイプであれば端子を必要とせず、電線を剥いて直接端子台に差し込んで使用することができるため便利です。
また、樹脂架台には熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂があり、耐熱性や耐薬品性に違いがあります。ねじや導電板には、銅やステンレス、クロムメッキなど導電性の良い金属が使用されています。RoHS指令に順じた製品が多くなっています。
端子台には接続方法の分類とは別に、いろいろな機能を持った便利な端子台があります。
コモン端子台は、各端子接続部が内部でつながっており、主に電源の分配に使用されます。10極、20極、差込型、ねじ接続など様々なタイプがあり、機器の仕様によって選定します。
コネクタ端子台は、様々な規格のコネクタを端子に変換するためのものです。端子台にコネクタを接続し、コネクタのピンに対応する端子に電線を接続することで、ハンダづけなどを行わずに電線を接続することができます。
使用できるコネクタは多数あり、D-SubやMIL、FCNなどいろいろなコネクタ対応品が販売されています。端子接続部もねじ接続、差込型などがあります。
コネクタ端子台はPLCへのIO接続に多く用いられます。PLCのIOコネクタとコネクタ端子台をケーブルで接続し、端子台にI/Oを配線することでPLCへ入出力可能であり、配線工数を削減できます。
端子台の規格は「JIS C2811-1995」に規定されています。規格には、定格絶縁電圧や、適合電線、電線に対するねじの呼びなどの寸法まで、細かく規定されています。
また、各種性能試験についても規定があり、試験電流を流した時の温度上昇を測定する温度試験、絶縁抵抗試験、ヒートサイクル試験、強度試験など様々な試験が規定されています。
試験は一つの型式に対して行うものと、毎製品に対して行うものとが規定されています。各メーカーは規格に従って検査を行い、製品の機能を保証できるようになっています。
海外で使用する際には、その地域の規格を満たす必要があります。メーカーによってはUL規格品(アメリカの規格)やCE規格品(EU圏の規格)などを製品化しています。
参考文献
https://jp.misumi-ec.com/vona2/el_control/E3100000000/
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/284/
https://www.kimden.co.jp/gijyutu/h134_138.pdf
https://jp.misumi-ec.com/vona2/el_control/E3100000000/
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端子台のカタログ一覧はこちら企業
東機通商株式会社 IDEC株式会社 株式会社廣杉計器 東洋技研株式会社 東朋テクノロジー株式会社 NINGBO DEGSON ELECTRICAL CO.,LTD. 株式会社三和*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年11月の注目ランキングベスト10
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 株式会社モリマツ |
13.1%
|
2 | IDEC株式会社 |
7.6%
|
3 | 東機通商株式会社 |
6.3%
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4 | 不二電機工業株式会社 |
4.2%
|
5 | 株式会社パトライト |
3.9%
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6 | 東洋技研株式会社 |
3.8%
|
7 | 株式会社正興電機製作所 |
3.6%
|
8 | 株式会社板詰製作所 |
3.6%
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9 | 株式会社ターミナル |
3.6%
|
10 | 株式会社ワールド |
3.2%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年11月の端子台ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
16 件の製品がみつかりました
有限会社テクサム
250人以上が見ています
最新の閲覧: 5時間前
超高真空・高真空下で使用できるターミナルブロック、圧着端子など、各種アクセサリです。
1 アクセサリ 超高真空・高真空用裸圧着端子、ターミナルブロック
有限会社テクサム
2 イーサネット ターミナルブロック
株式会社リンスコネクト
3 4PTB形とBNH形 端子台 (防爆構造)
4 タッチダウン構造のブロック式 端子台 (防爆構造)
5 3極、4極形の組合わせで任意の極数が構成できるブロック端子台 BPLシリーズターミナルブロック
リンスコネクト
テクサム
注目ランキングについて: Metoreeに登録されている端子台製品16点の中での2023年12月2日時点でのアクセス数を元に算出しています。
Metoreeに登録されている端子台が含まれるカタログ一覧です。無料で各社カタログを一括でダウンロードできるので、製品比較時に各社サイトで毎回情報を登録する手間を短縮することができます。
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HOPPY/合璧は、各種端子台製造のエキスパートメーカーです。日本では主要なエアコン、空調設備メーカーへの供給実績は30年以上。HOPPY社の強みは設計を初め、...
2023年8月4日
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2023年3月24日
ねじタイプおよびプッシュインタイプをラインアッププッシュインタイプの特長・1.5m㎡の絶縁スリーブ付フェルール端子台に対応・24ミリ幅の超スリム設計・35...
2023年9月7日
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2023年10月11日
配線した状態で分割することが出来るコネクタブロック端子台です。制御盤同士の連結部や機械側と制御盤側の中継部。大規模な機械の分割部など、切り離しが想...
2023年10月11日
2022年6月13日
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企業
東機通商株式会社 IDEC株式会社 株式会社廣杉計器 東洋技研株式会社 東朋テクノロジー株式会社 NINGBO DEGSON ELECTRICAL CO.,LTD. 株式会社三和ビス締めやボルト締めの端子台が多い中で、この製品は、ナット締めの端子台です。
ナットを外すと、ボルトのスタッド(ネジ部)が前面に出ますので、主にR形(丸形)圧着端子処理された電線を接続する際に、スタッドに掛けることができ、特に垂直面で配線作業を行う際に脱落の心配がなく作業効率がアップします。
締め付けには、ラチェットレンチ1本で作業できます。
分岐配線の際には、分岐用の端子も選択できます。
DINレールに取付可能で、端子数や異なるサイズの端子台との組合せもできます。
スタッドサイズは、M6~M12まで、定格電流は500Aまでの製品があります。
こちらのメーカーさんの基板用端子台は、バリエーションが豊富であることです。
ネジ締め端子台や差込式の端子など多数取り揃えられています。
ネジ式の製品では、隣接した端子との接触を抑制できるバリア付きや、省スペースで多配線可能な2段式、基板差込み部の長い製品もあります。
端子サイズは、10Aクラスの小電流向けから100Aもの大電流までの製品もあり、基板用途や形状に合わせて製品を選ぶことができます。
導体材料には、黄銅または銅(スズメッキ)が使用されており、ハンダのなじみやすい材料であるため、組立時の作業性が良く、高い導電性を持できます。
差込式の端子台で、差込み不安を解消した端子台です。
電線が確実に接続されると、オレンジ色のインジケータが突き出し、これが結線完了の印となります。
棒端子を装着した電線ならワンタッチで接続できます。
また、裸線でも、ドライバーを使えば、楽に結線できます。
標準のDINレールに取付可能で、1端子当りの幅は5.2mmと小さく、組み立てやすい形状になっています。
接続できる電線サイズは0.08sq~10sqまで対応できる製品もあり、幅広い用途で使用できます。
カラーバリエーションも豊富で、グレー、赤、青、オレンジの4色とアース端子用に緑があります。
DIN35mmレールまたは直付けのどちらでも取付可能で、シンプルな形状の端子台です。
ブロック端子台なので、端子数も任意に変更できます。
定格電流は、10Aから600Aなで幅広いラインナップから選択できます、
端子ネジは、脱落防止ネジとセルフアップネジが選択できます。
標準はセルフアップのため、必要に応じて選択が可能です。
安全のため、充電部が保護されたフィンガープロテクトタイプの製品もあり、安全対策も考慮された製品です。
ブロック端子台としては、小電流から大電流まで幅広い定格電流に対応した製品がそろっています。
定格電流は15A~600Aと種類が豊富で、様々な回路用途で使用できます。
DINレール取付が可能で、ワンタッチで組付けやすく、全ての異なるサイズの端子台を同じレール上に組付けて配置できます。
絶縁台とカバーはポリカーボネート製で、耐熱性、耐湿性に優れており、劣化しにくく、高品質で安全で安定して使用できる端子台です。
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