スクリューレス端子台についての概要、用途、原理などをご説明します。また、スクリューレス端子台のメーカー8社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。スクリューレス端子台関連企業の2022年4月注目ランキングは1位:株式会社オサダ、2位:オムロン株式会社、3位:ワゴジャパン株式会社となっています。
スクリューレス端子台とは、多くの端子台は取付穴とネジ端子があるため、電線をねじ締めして結束することによって固定しますので、固定作業としてのねじ締めが不要の端子台です。
作業がワンタッチでできるように設計されており、専用の圧着端子を使用するものと、単線もより線も被覆をむいて端子台にダイレクトに結線したり解除したりできる圧着端子が不要のものがあります。
そのため、取付や取外し時のネジの脱落や締め忘れが無いことが特徴です。
スクリューレス端子台の使用用途について記述します。
電気回路において、電線同士を繋ぐスクリューレスタイプの中継用部品です。
電線を制御機器等へ中継する場合に、一か所にまとめたり、分岐させたりする場所に使用します。
ネジ式の結線の場合は、作業者ごとに締め付けトルクが異なってしまい、半田づけの場合は、熟練作業が必要ですが、スクリューレスタイプの場合は、簡単に均質な結線作業が可能になります。
そのため、仕事量を軽減して作業者の負担を減らすことができます。
主に、産業用機器の制御盤内にて使用されています。
スクリューレス端子台の原理と特徴について記述します。
スクリューレス端子台の中にセットされたバネはステンレス鋼で出来ている場合が多く、導電部には電気銅またはスズメッキを用いていることから、長期間の使用でもネジ式端子台と同等かそれ以上の耐久性があります。
スクリューレス端子台のクランプ力は、バネの力を利用していることから、ネジ式のように定期的な増し締めを必要としない特徴があります。
端子台の中にセットされたバネの力で電線を固定することから、電線の径が太くなるほどにクランプ力が強くなります。
そのため、同じ端子台に異なる径のケーブルを使用した場合であっても、電線が緩みにくい上に、電線を痛めることなく固定することが可能です。
被覆を剥いた電線を固定する場合は、マイナスドライバーや専用のツマミを用いて、バネによって抑え込む力を弱めて、電線を接続口の奥まで差し込みます。
電線を外す際には、マイナスドライバーや専用のツマミを用いて、バネによって抑え込む力を弱めて、電線を接続口から引き外します。
参考文献
https://www.wago.co.jp/cageclamp/
https://www.wago.co.jp/download/tech/data/t_260_261_262.pdf?PHPSESSID=be0a2ac16dd54e718d470a187042184e
https://www.wago.co.jp/download/catalog/data/ctlg_denzai.pdf
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スクリューレス端子台のカタログ一覧はこちら企業
東洋技研株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年4月の注目ランキングベスト8
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社オサダ | 21% |
2 | オムロン株式会社 | 19% |
3 | ワゴジャパン株式会社 | 14% |
4 | フルタカ電気株式会社 | 12% |
5 | 株式会社高木商会 | 10% |
6 | サンハヤト株式会社 | 10% |
7 | サトーパーツ株式会社 | 8% |
8 | Dinkle International Co. Ltd. | 6% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年4月のスクリューレス端子台ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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