岡谷電機産業株式会社

【2021年版】スパークキラー3選 / メーカー3社一覧

スパークキラーのメーカー3社・15製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


スパークキラーとは

スパークキラーは、スイッチなどで電位差があり、接していない2点間において、空気中に電気が流れて、火花などが発生する現象であるスパークを抑制する装置です。スパークが生じた場合、回路内にある半導体素子やトランジスタがダメージを負う可能性があるので、特に直流電流の回路で、スイッチを使用する場合はスパークキラーなど、スパークに対する備えを回路内で行う必要があります。

スパークキラーの使用用途

スパークキラーは、直流電流で動作する電気機器で幅広く使用されています。特に直流電流を電源として使用する場合は、スイッチ周辺でスパークの可能性があるので、スパークキラーの設置を検討することをおすすめします。スパークキラーは、定格の電圧や抵抗値、静電容量、使用適正温度などが正確に決められているので、それらを考慮して適切に選定する必要があります。使用環境下の電圧にスパークキラーが耐えられなければ、事故の原因になるので、注意が必要です。

スパークキラーの原理

スパークキラーは、直列でつながっている抵抗とフィルムコンデンサで構成されています。電源とスイッチ、抵抗で構成されている回路において、基本的なスパークキラーの回路の設置方法としては、スイッチと並列になるように配置するか、抵抗と並列になるように配置するかの2種類になります。

スイッチと並列になるように配置する場合、スイッチOFF時は、回路はスパークキラーを通じでつながっており、スイッチ部で大きな電位差が生じないようになります。抵抗と並列になるように配列する場合、スイッチOFF時にスイッチ片側が高電圧となり、スパークが発生しやすくなります。そのため、スパークキラーによって、高電圧になることを防げるので、スパークが起こりにくくなります。

使用するフィルムコンデンサは、使用時に電圧が高くなり過ぎないように、十分余裕も持った静電容量の大きさを選択する必要があります。抵抗については、サージに対する耐性が十分にある抵抗器を選択する必要があります。

スパークキラーの選定

スパークキラーは抵抗RとコンデンサCの直列回路となります。C、Rの算出は、回路電流(定常時)がI(A)の場合、
C=I^2/10~I^2/20(μF)
R=負荷の直流抵抗値(Ω)
 → 負荷の直流抵抗は分からないことが多いです。その場合は標準の120Ωを使います。
※C、Rの計算は参考値です。最終的にはこの値を目安に、実装試験でサージ吸収効果を確認してください。
接続はリード線タイプ、被覆電線タイプ、金属端子タイプがあります。

スパークキラーの取り付け箇所については、直流回路ではスイッチの両端に接続する方法と、負荷の両端に接続する方法とがあります。サージ吸収効果は両者ともに同じですが、スイッチ(またはリレー等)の接点でスパークが目視確認できるような状態では、前者(スイッチの両端に接続する方法)が有効な場合があります。
交流回路の場合、負荷の両端にスパークキラーを接続します。交流回路においてスイッチの両端にスパークキラーを接続した場合、スイッチがOFFの場合でもスパークキラーを通して漏洩電流が流れてしまいます。
使用電圧については、回路電圧以上の定格電圧のものをお使いください。スパークキラーの定格電圧は交流表示となっています。スパークキラーは直流回路でも使用できますので、スパークキラーの定格電圧を直流電圧に変換して使用可否をご検討ください。
使用可能直流電圧≦交流定格電圧x√2

ノイズ吸収の効果

リレー、モーターなどの誘導性負荷を用いる回路において、スイッチの開閉操作で誘導性負荷から発生するサージ成分を吸収する目的で、誘導性負荷と並列にスパークキラーを挿入します。スパークキラーを挿入しないと、サージ電圧は誘導性負荷の駆動電圧の10倍~30倍程度にも及び、ノイズ周波数は100MHzを超えます。サージ電圧の発生により、回路内の電子部品の絶縁破壊、プリント基板のパターンの損傷のほか、発生したサージの高調波成分が直接、および回路パターンより不要に輻射され、周辺機器、装置などに様々な弊害を与えることがあります。適切なスパークキラーを設置すれば、このようなサージ電圧を吸収することができます。

参考文献
https://www.dempa.co.jp/productnews/trend/h091105/h1105.html
https://www.okayaelec.co.jp/media/2017/03/08/7
https://www.okayaelec.co.jp/media/2017/03/08/8
www.op316.com/pdf/technical/spark-killer-okaya2.pdf

スパークキラーのメーカー情報

スパークキラーのメーカー3社一覧


スパークキラーのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 岡谷電機産業株式会社
  2. 2 日通工エレクトロニクス株式会社
  3. 3 日伸制御器工株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 日通工エレクトロニクス株式会社
  2. 2 日伸制御器工株式会社
  3. 3 岡谷電機産業株式会社

歴史のある会社

  1. 1 岡谷電機産業株式会社
  2. 2 日伸制御器工株式会社
  3. 3 日通工エレクトロニクス株式会社

スパークキラー3選

CR

日通工エレクトロニクス株式会社

特徴

CRはサージ吸収用のスパークキラーであり、メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ及び抵抗器を、直列に接続したことによる小型軽量品です。

難燃性エポキシ樹脂外装(UL94V-O)をしているのも大きな特徴です。

主な用途としては、電磁開閉器や、電磁弁だけでなく、モーターなどより発生するサージ電圧の吸収と、サイリスタや、トライアックと、トランジスタなどを利用した各種制御回路のサージ吸収収容に用いられます。

日通工エレクトロニクス株式会社の会社概要

製品を見る

SQ-TF

日伸制御器工株式会社

特徴

SQ-TFは、樹脂ケースに入った超小型スパークケンチャー(TUV認定品)であるスパークキラーです。

用途としては、プリント基板や、ラッピング配線、ミニチュアリレー等に適しています。

また、経済的なタイプであり、一般制御機器や、電子機器と、測定機器及び、音響装置や、医療機器などで幅広く利用することが可能です。

静電容量は0.1、抵抗値は120Ω、抵抗器定格電力は0.5Wで、寸法はD 6mm、H14mm、W1が22mm×W2が19mmです。

日伸制御器工株式会社の会社概要

製品を見る

S, SB SERIES

岡谷電機産業株式会社 S, SB SERIES 画像出典: 岡谷電機産業株式会社公式サイト

特徴

スパークキラー S, SB SERIESは、製品区分は単相100V系回路用であり、用途としては、直流モーター用などの、主として電動工具向けのノイズ対策用に用いられるスパークキラーです。

特徴としては、100Vacライン専用であり、汎用小型形状をしていて、接点保護(接点火花消去)・逆起電圧サージ吸収用, 汎用, 基板実装タイプであることが挙げられます。

製品仕様としては、定格電圧 150VAC, 静電容量 0.033~0.5μF, 抵抗値 120Ω, 使用温度範囲 -40~+85℃となっています。

岡谷電機産業株式会社の会社概要

製品を見る

スパークキラーの15製品一覧

スパークキラーのオンライン購入


ミスミでチェック

スパークキラーのレンタル


合資会社オーディオウインズでチェック

スパークキラーの中古品


ヤフオクでチェック

関連記事

カテゴリから探す