【2022年版】キャピラリーチューブ メーカー13社一覧
キャピラリーチューブについての概要、用途、原理などをご説明します。また、キャピラリーチューブのメーカー13社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。キャピラリーチューブ関連企業の2022年12月注目ランキングは1位:株式会社コベルコマテリアル銅管、2位:日菱製管株式会社、3位:株式会社イチネンTASCOとなっています。
キャピラリーチューブとは
キャピラリーチューブとは、内径が0.6〜2mmのかなり細い銅の毛細管のことを指します。毛細管の中の流路を冷媒が通ることで、流れに抵抗が生じ、圧力降下する絞り膨張と呼ばれる機能を有したものです。キャピラリーチューブには、凝縮圧力や蒸発圧力の変動がないため、前後の圧力差によって所要の冷媒量を通しています。
同じような役割を有するものとして膨張弁が挙げられますが、膨張弁に比べて安価であることが特徴です。
キャピラリーチューブの使用用途
キャピラリーチューブは、冷却装置として、主に小型冷凍機や ルームエアコンなどに使用されています。
キャピラリーチューブの前では太い管を冷媒が通っているため、静圧が高く、動圧が低い状態となっています。しかし、キャピラリーチューブ中に到達すると、流路が細いので、冷媒の速度が速くなり、動圧が高くなり、静圧が低くなります。このような原理を使って、空気の熱が冷媒によって冷やされ、冷却装置が働いています。
キャピラリーチューブの種類
キャピラリーチューブには、細さや長さなど、いくつかの種類が存在しています。
キャピラリーチューブの接続には、銅フレアー管を使用する場合とナットを使用する場合があります。ナットを使用する際には、すでにキャピラリーチューブの両端にナットがついている両端ナット付きを選ぶと良いでしょう。
また、キャピラリーチューブは、細ければ細いほど、冷媒の速度が速くなり、動圧が高くなり、静圧が低くなります。これによって空気を冷やす力が高まります。冷却したい温度によって細さも選定しましょう。
また、キャピラリーチューブのデメリットとして、減圧量を変化させることができないという点が挙げられます。一定量でしか減圧できないため、冷却の度合いを変更することができません。冷却度合いを変更したい場合は、少し高価になりますが、流れる冷媒の温度や圧力に応じて、自動で弁を開閉するという機能が付加された膨張弁を使用する方がよいでしょう。
キャピラリーチューブのメーカー13社一覧
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
- 標準
- 従業員数順
- 資本金の大きい順
- 設立年古い順
- 設立年新しい順
- 上場企業順
キャピラリーチューブのメーカーランキング
*一部商社などの取扱い企業なども含みます2022年12月の注目ランキングベスト10
注目ランキング導出方法| 順位 | 会社名 | クリックシェア |
|---|---|---|
| 1 | 株式会社コベルコマテリアル銅管 | 21.2% |
| 2 | 日菱製管株式会社 | 18.2% |
| 3 | 株式会社イチネンTASCO | 18.2% |
| 4 | 巴工業株式会社 | 12.1% |
| 5 | 株式会社ハギテック | 9.1% |
| 6 | 株式会社中原光電子研究所 | 3% |
| 7 | 株式会社メディカルパイプ | 3% |
| 8 | 株式会社オーバーシーズ・エックスレイ・サービス | 3% |
| 9 | TOTO株式会社 | 3% |
| 10 | 富士理化工業株式会社 | 3% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年12月のキャピラリーチューブページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
- TOTO: 8,169人
- 巴工業: 730人
- アダマンド並木精密宝石: 450人
設立年の新しい会社
- メディカルパイプ: 2004年
- コベルコマテリアル銅管: 2004年
- 中原光電子研究所: 2003年
歴史のある会社
- TOTO: 1917年
- 巴工業: 1941年
- 日本特殊管製作所: 1952年
