鋸のメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
鋸(のこぎり)は、木材や金属、プラスチックなどを切断する用途で使用されています。持ち手部分と金属でできたジグザグの刃が連結しており、刃を対象物に当てて、押したり引いたりする動きを繰り返して切断します。
鋸は世界各国で古くから使用されていて、意外と多くの種類があります。鋸の刃の形状によって切り方が異なるため、対象物により使い分けています。作業の高速化のため、電気モーターやエンジンで駆動できてパワフルな切断が可能な電動のこぎりもあります。
鋸は、金属やプラスチック、塩化ビニルパイプなどの切断に使用されます。なかでもとくに木材の切断用途が多いです。木材用の鋸は種類が多く、木目に対して平行に切断するか、垂直に切断するかによっても鋸の刃を替えます。また、竹用、氷用の鋸もあります。
DIYなどで工作を行う際には、鋸がよく利用されています。粗大ごみなどの廃棄物を小さくする用途でも使用されていて、カーペットやパイプ椅子、レンガ、衣装ケースなどを切断する場合もあります。
鋸には用途によって、さまざまな種類があります。
鋸刃には、木の繊維の方向に使う縦びき刃と繊維を断つ方向に使う横びき刃があります。
横挽の鋸刃の形状は、上刃と、裏歯と、上刃と裏歯の間であり歯の頂部に位置する上目があり、歯の全体形状としては台形状となっています。
歯形の標準は、切削角が90度、切れ刃角が60度、裏歯と上歯のなす角は15度ほどになっています。
さらに裏刃、上刃、上目の側面には、側刃と呼ばれる45~60度の切れ刃がついています。
また鋸刃は、鋸の刃が交互に外側に出ているアサリという部分を有しています。アサリは、材木との摩擦係数を少なくし、オガクズを排出しやすくする働きがあります。例えば、水分を多く含む未乾燥材にはアサリの幅が大きい鋸刃のものを選択し、乾燥材、新建材、複合材にはアサリ幅が小さい鋸刃のものを選択します。
鋸の切れ味が悪くなった場合に、切れ味を回復させるための方法として目立てがあります。
目立てには専用の精密ヤスリを使用します。
鋸刃の上目の角度にヤスリを合わせます。その際に鋸刃の裏刃をすり込まないように注意します。
また鋸身はなるべく目底近くまで角材をあて、すろうとする附近を上から手で押さえ角材に固定することが重要です。なお、する際には最初は表だけ行い、次いで裏返して行います。
仕上がりの確認の目安としては、天刃が丸みをおびて白く光っている部分がないことを確認します。また左右の高さが同じ高さになるように揃っていることを確認します。左右が不ぞろいであると木を切った時に高い方に曲がって切れてしまうおそれがあります。
各種メーカーから展開されている専用の目立機を使用することにより、自動で目立てを行うことができます。目立機は、木工用鋸刃のナゲシ目立てを行う装置や、カーブソーのナゲシ目立てを行う装置、木工用鋸刃の上目目立てを行う装置などが展開されています。
また目立機を使用する場合には、目立てによって発生する研削バリを高圧水で除去し、同時にのこぎり刃の表面を洗浄するバリ取り洗浄機を併用することもできます。
参考文献
https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/saw_type/
https://shop.diyfactory.jp/category/saw/lp/
http://www.monotsukuri.net/wbt/wbt_daiku/d0234/d0234.htm#:~:text=%E9%8B%B8%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%A8%E6%A7%8B%E9%80%A0&text=%E6%9C%A8%E6%9D%90%E3%82%92%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E6%96%B9%E5%90%91%E3%81%AB,%E3%81%8C%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%8F%E7%95%B0%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82
http://www.monotsukuri.net/wbt/wbt_daiku/d0307/d0307.htm
https://diytools1.com/2016/05/02/post-14275/
https://www.nakaya-saw.co.jp/metate/
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