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かしめ工具のメーカー11社一覧や企業ランキングを掲載中!かしめ工具関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:未来工業株式会社、2位:日本圧着端子製造株式会社、3位:株式会社ロブテックスとなっています。 かしめ工具の概要、用途、原理もチェック!
かしめ工具とは、金属などの物体を塑性変形させることで2つの部品を密着させる工具です。
かしめ工具の「かしめ」は、加締めに由来すると言われています。例えば、電気配線において、圧着端子と電線を密着させる際に、圧着端子のバレルの部分に電線をあててバレルを塑性変形させて、電線を包み込むように密着固定させます。この際に使用する工具は圧着工具とも言われる、かしめ工具の一種です。
その他のかしめ工具には、リベットを用いて2つの部品をつなぎ合わせるリベッターなどがあります。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 未来工業株式会社 |
23.7%
|
2 | 日本圧着端子製造株式会社 |
18.4%
|
3 | 株式会社ロブテックス |
13.2%
|
4 | 株式会社エンジニア |
7.9%
|
5 | 株式会社精工技研 |
7.9%
|
6 | 株式会社小林工具製作所 |
5.3%
|
7 | 株式会社イング |
5.3%
|
8 | ミノル工業株式会社 |
5.3%
|
9 | 東邦工機株式会社 |
5.3%
|
10 | 協和ハーモネット株式会社 |
5.3%
|
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1 点の製品
かしめ工具とは、金属などの物体を塑性変形させることで2つの部品を密着させる工具です。
かしめ工具の「かしめ」は、加締めに由来すると言われています。例えば、電気配線において、圧着端子と電線を密着させる際に、圧着端子のバレルの部分に電線をあててバレルを塑性変形させて、電線を包み込むように密着固定させます。この際に使用する工具は圧着工具とも言われる、かしめ工具の一種です。
その他のかしめ工具には、リベットを用いて2つの部品をつなぎ合わせるリベッターなどがあります。
かしめ工具は電線と端子を圧着して接続する作業や、リベットなどの接合部品を塑性変形させて2つの部品を固定する作業などに使用されています。
圧着端子には、バレルのサイズや形状、スリーブの有無など様々な種類の端子があります。その端子の使用に適さないかしめ工具を使用して端子を圧着してしまうと、圧着が不十分となり電線が端子から抜けやすくなります。従ってかしめ工具を使用する際には圧着端子の形状にあった工具を選ぶ必要があります。
リベット留めに使用する手動の工具もかしめ工具に含まれます。リベット留めには、接合する2つの部品の両面からアクセスできる場合と、片面からしかアクセスできない場合があります。片面からしかアクセスできない接合に使用するリベットのことをブラインドリベットと言い、ブラインドリベットを使用した接合作業に使用する工具をリベッターとも言います。
なお、手動ではかしめできない大きなリベットを使った接合や、多数のリベットを高速でかしめる工程などでは、カシメ機という電力サーボや油圧、空気圧等を利用した機械が使用されます。
かしめ工具は、金属や樹脂などの接合部品を塑性変形させることで、対象となる部材どうしを接合させます。塑性変形とは、強い圧力を加えることで、圧力を加えられた物体の形状が変化して元の形に戻らない変形のことを言います。
圧着端子の塑性変形では、バレルと呼ばれる円筒形の部分に、電線を通してからバレルを小さく潰してしまうことで、圧着端子と電線が密着します。
リベットのかしめでは、接合する2つの部材に穴を開けて、その穴を重ね合わせます。その穴を貫通させる形でリベットの胴体を通します。そして、穴の反対側に出てきたリベットの胴体に強い圧力を加えて、リベットの頭と同じように、穴の直径よりも大きくしてしまうことで、リベットが抜けなくなります。
圧着端子用のかしめ工具はペンチに似た形をしています。
かしめ工具を使用して電線に圧着端子を圧着する際には、まず電線の被膜を剥く必要があります。この作業にはワイヤストリッパなどと言われる専用の工具が使用されます。かしめ工具にはこのストリッパの機能や電線を切断する機能が付いているものもあります。ストリッパの機能を備えたかしめ工具は、電工ペンチとも言われます。
圧着端子のバレル部分に電線の金属部分を差し込んでかしめ工具にセットします。セットした後に片手でかしめ工具を握ることで圧着できます。かしめ工具は一度握ると元に戻らないようにできていますので、圧着に失敗しても途中でやり直しはきかずに最後まで握り込まなければなりません。最後まで握り込むとリリースされて持ち手がフリーになり元の位置に戻るようになっています。このため、失敗すると失敗した部分を切り捨てて初めからやり直さなければなりません。
リベットのかしめ方法には、プレスカシメ、スピンカシメ、ブラインドカシメなどの種類があります。このうち、プレスカシメとスピンカシメは比較的大きなリベットをかしめるときに使用され、強い圧力や回転力を必要とします。
手動のかしめ工具を使用したかしめは、主にブラインドカシメで行われます。ブラインドカシメは、2つの部品を接合させる際に、片方からしか作業出来ない場合に用いる方法です。ブラインドリベットを、接合させる部材の穴に通した後で、リベットの円筒形状になった胴体に貫通しているマンドレルを手元側に引き抜き、リベット胴体の端部を変形させることによってカシメます。
ブラインドリベットの胴体部分は比較的細くて薄いため、小さな力でも変形できます。従ってハンディタイプのリベッターが多く使用されています。
参考文献
https://diytools1.com/2016/04/10/post-13890/
https://www.diylabo.jp/basic/basic-87.html
https://sewingschool.hapimade.com/hook/