荷締器のメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
荷締器は荷物を締める場合に用いる器具全般に使用されますが、幾つかのタイプがある上に用途も様々です。
一般的には荷物をまとめた際に動かないようにもしくは箱が空かないように固定する場合に荷物の周囲にベルトを一周回して締め上げて固定してしまいます。
ベルトは安価なポリエステル製などもありますが、より強力に荷締を行うためにチェーンを使用している場合もあります。荷物を締める際には人間の力ではどうしても限界がありますのでラチェット式になっており、強く締め上げることが出来るようになっています。
荷締器の使用用途
荷締器は物を移送する際や保管の際などに使用されます。例えばガスボンベをトラックの荷台に積んで運ぶ際、もし車の荷台から落ちてしまうと大惨事になりかねませんのでしっかりと荷台に固定しておく必要があります。この際にはボンベを取り囲むようにベルト式の荷締器が巻かれて固定されているのを目にすると思います。
また、棚にものを保管する際に、棚から落ちないように棚の支柱同士を荷締器で結んでしまいストッパーとして使用する場合もあります。
荷締器に用いられているラチェットは機構名であり、レンチなどにも使用されています。ラチェットはレバーを前後に動かすことで中央が一方向に回転し続けますので、非常に便利な機構です。また、最大のメリットは小さな力で大きな締め付け力が得られる点であり、人間の力でもレバーを何度も動かすことで強力な締め付けが可能になります。このタイプはラッシングベルトとも言います。
このラチェットを用いて荷物に括り付けたベルトを締めあげていくわけですが、ポリエステル製のベルトでは締め付けられる力の限度は低くなります。それでも、通常の荷物を締めつけるには十分ですが、より大きなものを締め付けたり、重い物を持ち上げることに使用する場合にはチェーンタイプが用いられます。
チェーンタイプも同様にラチェットで締め付けていきますが、かなり重い物も持ち上げることが可能になります。他にも用途に応じてワイヤータイプもあり、こちらもラチェット式です。
参考文献
http://www.tesac.co.jp/operation/building-materials/belt_howto.html
http://www.ohnet.co.jp/main/index33_2.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
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