パイプカッターのメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
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パイプカッターは硬い金属製などのパイプを切断することの出来るカッターで、配管の作成には必須のアイテムとなります。
パイプカッターには二種類あり、一般的に使用される回転式と塩ビ配管の切断などに使用されるラチェット式があります。回転式の方が力が必要なく、軽く回すだけで硬いステンレス製の配管も切断出来てしまいますが、配管が固定がしにくいという欠点があります。その欠点を補うものがラチェット式のパイプカッターで、配管をパイプカッターにしっかりと固定して切断していきますので切り目にずれが生じません。
パイプは用途に応じて様々な種類で作られています。家庭用の水道管等には塩ビ製の配管が用いられ、工業用ではステンレスやアルミ、銅製などの配管が使用されています。これらの配管をのこぎりで切断することは難しく、切断出来ても綺麗な切断面になりません。このためにパイプを綺麗に切断できる専用の工具であるパイプカッターが用いられます。
例えば家庭用では新しい水道水や排水用のラインを塩ビパイプを使って作るときや工業用ですと、窒素や酸素などのガスライン、原料供給ラインなどを作る際にパイプをカットする必要が生じますと、このパイプカッターの出番になります。
パイプカッターを使用する際にはまずパイプを万力などで動かないようにしっかりと固定します。次に回転式もラチェット式もパイプにパイプカッターを取り付けた後にパイプを切断します。
パイプカッターには円盤形の刃がついており、この刃をパイプの外周に沿って回転させることでパイプの側壁に徐々に切り目が入ります。切り目が深くなるとさらに刃を深くして切り目を拡大させていき、やがてパイプが切断されます。回転式はその名の通りパイプの周りをクルクルと回転させますので、パイプが回転しやすいように刃の反対側にローラーが付いています。ラチェット式は動作機構がラチェットレンチと同じで、取っ手を上下に動かすことで刃がパイプの周りを回転していきます。回転式のようにクルクルと回転させる必要が無いので特に狭い場所で使用する際に便利です。
パイプの素材は硬い物から柔らかいものまでありますが、硬い物を切る際には硬いパイプ専用の刃を使用しなければ刃の切れが悪くなります。
参考文献
https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/pipecutter_howtouse/
https://ranking.goo.ne.jp/select/1435
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社