チューブカッターのメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
チューブカッターとは削りくずを抑えてチューブをカットするための器具。鉄や鋼、真鍮、銅、アルミニウム製の管壁が薄く軽負荷で切断できるチューブ(管)の切断用。管径や管の素材に合わせてタイプを選択する。カッターホイールと管を受ける側のローラーで管を挟み込み、ノブを回してホイールを徐々に食い込ませながら管の周辺にカッターでぐるりと切れ目を入れることで徐々に管を切断する。のこぎりでの切断と比較し、容易にチューブを真っすぐに切断可能。手動タイプのチューブカッターは安価で静音性にすぐれる。
切断したい管の直径と素材に合わせたカッターを用意し、固定した管にノブを緩めたチューブカッターをセットしてノブを回して締め付け、ぐるりと1周浅く切り込み線を入れる。真っすぐにガイドラインができているかを確認し、線が二重になっているときは管を固定しなおして再度同じ操作を行う。真っすぐに切り込みを入れられたら少しずつカッターを回して切り込みを深くし切断する。一度に切ろうとすると切断面がゆがんだり管がつぶれたりするので注意する。切断後、バリがあるときはバリ取りを行う。配管作業などで使用。
チューブカッターはカッターホイールという切断面が楔形の円盤状の刃を有する。このカッターホイールとチューブ受け側のローラーでチューブを挟み込み、ハンドルで徐々にカッターホイールをチューブに食い込ませつつカッターをチューブ周囲に回転させ、ぐるりと切り込みを入れる動作を繰り返すことでチューブを切断する。
1枚の刃と2個のローラーで構成されるタイプと、3枚の刃から構成されるものがある。
最初に浅く切り込みを入れた後、少し回転してカットしてはノブを締めて刃をかませ、切り込みを深くしていく。回転方向は刃の方向。切断後のバリはリーマーという器具(チューブカッターに付属している場合もあり)で処理する。
カッターホイールの素材と形状を変えることで様々な素材のチューブに対応している。普及している手動タイプのほか、電動タイプも販売されており、チューブガイドが内蔵されているため特に固定などの操作が必要なく、チューブをセットするだけでカットできる。1枚の刃と2個のローラーで形成されるものと、3枚の刃で形成されるものとがある。
参考文献
http://bbk.co.jp/japanese/product/docs/チューブカッター・リーマーの使い方.pdf
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/406/
社員数の規模
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