クロスカットソーのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
クロスカットソーとはモーターに直結した回転する丸型の鋸で、台上の加工材料を切断するための工業機械です。
長く大きな木材(主に角材)やアルミ材加工の横切り作業の際に用いられるもので通常は横に長い台と一緒になって使用されています。
丸鋸の直径は大体400から600ミリメートルのものが主流で、切断する箇所の決め方はスケール目盛による目視で決定するタイプと、デジタル装置に寸法を打ち込んで自動的に決定するタイプのものがあります。
クロスカットソーはいわゆる丸鋸と似ている工作機械ですが、丸鋸が直線的にしか加工材を切断できないのに対し、クロスカットソーはスライドさせて自由自在に切断作業を行うことができます。
そのため多くの木工製作現場や建築木材工場、金属加工業者など幅広い現場で取り入れられています。
またサイズによっては卓上スペースにおさまるものもあり、大量生産が行われる工場以外にも個人の木材工房やアトリエなどでも利用されています。
クロスカットソーには大きく分けて手動送り式のものと自動送り式の2種類が存在します。
手動送り式のクロスカットソーはモータに直結した回転鋸を前後・垂直・水平方向に移動させ、台上に置かれた加工材を引きながら切断します。
手を離すと回転鋸は元の位置に戻ります。
それに対し自動送り式のクロスカットソーでは、回転鋸を電動の回転軸に取り付けペダルを踏みながら鋸を動かし加工材を切断します。
加工材を切断する幅(加工材の移動距離)は調節が可能になっており、また鋸を移動させる速さも調節が可能です。
クロスカットソーの切り方は他の丸型鋸とは異なりダウンカット式なので加工材の切断時に切り屑が前方に飛散するので安全かつ能率的にに作業を進めることができます。
またあらかじめ加工材の不要な部分に特殊なチョークで線を引き、特殊検出装置によりその部分だけを切り落とすことのできる光電子ジャンピングクロスカットソーという機種も存在し、より効率的で正確な切断が可能です。
参考文献
https://www.koba-kk-main.co.jp/%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%BC/
https://www.dksh.com/jp-jp/products/mac/weinig-dimter-cross-cut-saws
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