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カスタム電源のメーカー41社一覧や企業ランキングを掲載中!カスタム電源関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社 Luci、2位:シノ・アメリカン・ジャパン株式会社、3位:アジア電子工業株式会社となっています。 カスタム電源の概要、用途、原理もチェック!
カスタム電源 (英語:custom power supply) とは、客先要望の形状、容量、規格、特性などに合わせて開発する特注電源です。
近年は鉛蓄電池で構成されていた電源の蓄電池をニッケル水素電池やリチウムイオン電池に置き換えた上でランニングコストを削減しようという流れがあります。
CASE対応に伴い、今後電動車に搭載されていた車載用電池などのリユースも活性化していくことが予測されています。
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2025年4月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社 Luci |
14.0%
|
2 | シノ・アメリカン・ジャパン株式会社 |
8.5%
|
3 | アジア電子工業株式会社 |
8.5%
|
4 | 日本京泉華株式会社 |
7.0%
|
5 | 加美電子工業株式会社 |
7.0%
|
6 | 株式会社サンリッツエレクトロニクス |
6.2%
|
7 | OKIネクステック株式会社 |
5.4%
|
8 | 株式会社トアック |
3.9%
|
9 | 新潟電子工業株式会社 |
3.9%
|
10 | 株式会社アドテック |
3.1%
|
項目別
定格出力電圧 V
0 - 20 20 - 40 40 - 60 60 - 100 100 - 140定格出力電流 A
0 - 1 1 - 5 5 - 10 10 - 50 50 - 100定格出力電力 W
1 - 100 100 - 500 500 - 1,000 1,000 - 2,500入力電圧範囲 Vac
80 - 130 130 - 180 180 - 270出力保護 %
100 - 106 106 - 112 112 - 125 125 - 140重量 g
0 - 1,000 5,000 - 10,000使用温度範囲 °C
-30 - 0 0 - 10 10 - 50 50 - 70 70 - 9020 点の製品がみつかりました
20 点の製品
株式会社 Luci
700人以上が見ています
最新の閲覧: 4時間前
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株式会社 Luci
780人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
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株式会社 Luci
380人以上が見ています
最新の閲覧: 14時間前
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770人以上が見ています
最新の閲覧: 5時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
24.0時間 返答時間
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株式会社アコン
3340人以上が見ています
最新の閲覧: 23分前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
24.0時間 返答時間
定格容量:240~2,500W 出力電圧:DC100~600V DC100V以上の高電圧出力
8種類の品番
株式会社ティ・アンド・シー・テクニカル
950人以上が見ています
100.0% 返答率
40.2時間 返答時間
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3種類の品番
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40人以上が見ています
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ペック株式会社
90人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
■特徴 ・海外電源メーカーの標準品に、電流検出回路/マイコンを追加。 ・負荷電流の監視。異状検出ALM信号を出力。 メーカー標準品に...
カスタム電源 (英語:custom power supply) とは、客先要望の形状、容量、規格、特性などに合わせて開発する特注電源です。
近年は鉛蓄電池で構成されていた電源の蓄電池をニッケル水素電池やリチウムイオン電池に置き換えた上でランニングコストを削減しようという流れがあります。
CASE対応に伴い、今後電動車に搭載されていた車載用電池などのリユースも活性化していくことが予測されています。
代表的な使用例を次に示します。
系統接続された電力が遮断された際に、それらの電力供給をバックアップするために使用されます。
容量型と言われるエネルギー密度に強みがある蓄電池 (一般的にはリチウムイオン電池) を直並列接続し、1つの大きな蓄電池とした形で使用します。
電源内に電力を貯め、その電力を瞬間的に放出することでTIGやMIG溶接を行うための電力を取り出す場合に使用されます。
カスタム電源は、一般的にバッテリーマネージメントシステム (BMS) 、蓄電池 (鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池) 、充電器、DC-ACインバータの構成となっています。
用途に応じて、容量や出力などのスペックを可変にするために、蓄電池の種類を変更したり、バッテリーマネージメントシステムを通じ制御方式を変えたりして、カスタマイズしていきます。
カスタムする上で一番大きなウェイトを占めるのは蓄電池であり、最近は一般的にリチウムイオン電池が使用されることが多いです。リチウムイオン電池の場合、大きく分けて出力型と容量型の2つの種類があります。
出力型の蓄電池では、溶接電源などの瞬間的に大電流が必要な用途向けのカスタム電源の構築が可能です。また、容量型の蓄電池は、ESSなどのエネルギー密度が求められる用途向けのカスタム電源を構築できます。
電子部品はハイブリッドICを主に採用して高密度実装が可能となり、基板の小型、軽量化が実現できます。また、標準電源を複数使用して回路設計をする場合、複数の電源を集約することにより、全体が小型軽量になります。
カスタム電源に必要な制御系もカスタム電源メーカーから提案され、効率向上と応答性向上が可能です。
デジタル制御を採用しており、リモート制御やモニタリングができます。デジタル制御は効率や応答性向上のために、複雑な制御が可能です。
また、インバータ、機器の制御、I/O回路の搭載も可能です。インバータは誘導モータや、永久磁石同期モータの駆動用です。
定電流・定電圧・充電多段制御・充放電制御 (双方向) など、デジタル制御と組み合わせて各種充電方式に対応が可能です。
カスタム電源のメーカーによっては、1台からの小ロットに対応が可能です。自社工場を有する会社では、生産性向上のため、小ロットの対応は敬遠されがちですが、小ロット生産に対応ができるメーカーもあります。
電源メーカなどが販売している標準電源は、汎用性が高い反面、目的や用途からは過剰なスペックになるケースが多いといえます。少量を調達するにはコスト面で不利になります。
カスタム電源は、産業用、工業用、民生用などの用途に合わせ、性能・特性・安全性などを考慮して設計されているので、コストパフォーマンスが高いことがメリットです。
ただし、少量を短納期で調達する場合は、開発費と納期がデメリットになります。
カスタム電源の開発事例は多くあります。