株式会社メイト
株式会社トーキン
日立金属株式会社
日本重化学工業株式会社
日本セラミック株式会社
ユナイテッドエレクトロニクス株式会社
トミタ電機株式会社
YENG TAT ELECTRONICS CO., LTD.
NJコンポーネント株式会社
JFEフェライト株式会社

【2021年版】フェライト5選 / メーカー11社一覧

フェライトのメーカー11社・48製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


フェライトとは

フェライト

フェライトは、酸化鉄を主成分とするセラミックで、磁性材料として利用されています。

磁性の違いによってソフトフェライト・ハードフェライトに分類されます。

さらに、分子構造によってスピネルフェライト・六方晶フェライト・ガーネットフェライトの3つに分類されます。このような構造の違いによって、磁気特性も変わってきます。

また、セラミックなので金属磁性体に比べると電気抵抗が高く、耐腐食性や耐薬品性に優れていることが特徴です。

ハードフェライトとは?

強い磁界が加わると永久磁石になるフェライト。

ソフトフェライトとは?

磁界が加わると磁化を発現し、磁界がなくなると磁気がなくなるフェライト。

 

フェライトの使用用途

フェライトは、主に磁石として利用されており、フェライト磁石と呼ばれます。安価で大量生産できることから家電製品やゲーム機、パソコン等さまざまな製品で利用されています。

他にもトランスのコアとして利用されたり、電波暗箱電波暗室などにおいて、電磁波を遮断する材料としても利用されています。

さらにレーザープリンタなどでトナーを運ぶキャリアとしてもフェライト粒子が利用されており、日常生活に浸透している磁性材料であるといえます。

フェライトの原理

フェライトの主成分は酸化鉄であり、生成のためには800℃以上の高温で熱処理を行わなければなりませんでした。このような乾熱式によって生成されるフェライトはFe2O4を主成分とするフェライトで、スピネル型フェライトと呼ばれます。近年ではアルカリ溶液中で反応を行うことで100度程度の低温でも生成できます。

スピネル型フェライトは、マンガンやコバルト、ニッケル、、亜鉛などの添加物と混ぜ合わせることで軟磁性を示す、ソフトフェライトになります。

軟磁性体とは、磁場をかけたときだけ磁性をもつものでコイルやトランスのコアに用いられ、透磁率が高いことが特徴です.

一方でFe12O19という組成のフェライトは六方晶フェライトと呼ばれ、バリウムやストロンチウムを添加することで硬磁性を示すハードフェライトです。

硬磁性体は、一度強力な磁場をかけると磁性を持ち、その磁性が維持されるという点で軟磁性体とは異なります。

フェライトの歴史

  • 1930年: 加藤与五郎と武井武がハードフェライト、ソフトフェライトを発見
  • 1937年: 斎藤憲三が創業した東京電気化学(TDK株式会社)にて、ソフトフェライトの生産を開始

フェライトでノイズが低減される仕組み

USBなどの高速通信信号において度々問題となるのがEMIです。

EMI(Electro Magnetic Interface)とは、通信線に限らず電気機器などが周囲に不要な電磁ノイズを撒き散らすことを指します。

EMIの認証・品質保証の点からClassAやClassBといった分類が用意されています。

適切なEMI対策は回路設計やパターン設計から行うのがセオリーですが、設計後期になり開発期間も限られている場合の最終対策としてフェライトが用いられることがあります。

フェライトをノイズの発生源ハーネスに巻きつけることによって、フェライトの磁化に応じてケーブルのインピーダンスが変化、その結果ノイズ電流を軽減することが可能となります。
ノイズ電流を軽減するということは高周波成分を落としていることになりますので、フェライトは簡易のローパスフィルタの役割を果たしていることへの理解が必要です。

当然、信号をなまらせることになりますので、波形の訛り、ひいては信号品質の劣化を招く可能性がある点には留意が必要です。

フェライトによる高周波ノイズの低減

フェライトをノイズの発生源ハーネスに巻きつけることによって、ノイズを低減させEMI結果を改善することについては前述の通りです。

なぜフェライトで高周波成分を落とすことができるのかについて説明します。

フェライトの効果は、そのインピーダンスによって決まります。このときインピーダンスはフェライトの材質、サイズ、ターン数に依存して変化します。

一般的にフェライトの材質が同じで、同サイズのものを用いた場合、ハーネスのターン数Nに応じてインピーダンスは増加します。インピーダンスの増加に伴ってより強力なノイズ対策となりますが、
対策したい周波数帯域に依るのでターン数には注意が必要です。

また、断面積について記載すると、原則としてフェライトの内径が小さく、外径が大きいものの方がインピーダンスを高くすることが可能です。


高周波対策部品として、幅広いラインナップのフェライトがありますので、対策したい周波数帯域に適したフェライトをデータシート等から読み取って使うことが大切です。

参考文献
https://ednjapan.com/edn/articles/1610/31/news019_4.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1898/65/11/65_11_1748/_pdf/-char/ja
https://www.techno-kitagawa.com/techinfo/tech/ferrite.html
https://cend.jp/emc_primer/basic/emi.html
https://article.murata.com/ja-jp/article/basics-of-noise-countermeasures-lesson-8

フェライトのメーカー情報

*一部商社などの取扱い企業なども含みます。

フェライトのメーカー11社一覧


フェライトのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 日立金属株式会社
  2. 2 株式会社トーキン
  3. 3 日本セラミック株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 NJコンポーネント株式会社
  2. 2 ユナイテッドエレクトロニクス株式会社
  3. 3 JFEフェライト株式会社

歴史のある会社

  1. 1 日本重化学工業株式会社
  2. 2 株式会社トーキン
  3. 3 日立金属株式会社

フェライト5選

セラミック

株式会社トーキン

特徴

セラミックを用いたセラミックコンデンサは、より安全である故障メカニズムで設計されていて、AEC-Q200やVW AUDI 80808などの業界標準に適合した自動車グレードのコンポーネントを提供しています。

このフェライトは、信頼性の豊富な実績を持つ路上そして、ラボで実証されています。

この自動車グレードの製品は、-50ºCから125ºCの範囲の過酷な温度で動作することが確認されており、パワートレイン、車載電子機器、充電システムなどの自動車用途で認定されています。

株式会社トーキンの会社概要

  • 会社所在地: 宮城県白石市旭町7丁目1番1号
  • URL: https://www.tokin.com/
  • 創業: 1938年
  • 従業員数: 4,477人

製品を見る

ナノ結晶軟磁性材料

日立金属株式会社

特徴

ナノ結晶軟磁性材料である、ファインメット®とは、鉄を主成分としている、厚さが約20um程度の金属の薄板のことであり、結晶粒径を以前は実現不可能だった、10nm程度まで小さくしただけでなく、磁気特性を飛躍的に向上させています。

特長としては、まず飽和磁束密度及び透磁率の両方が高く、前者はFe(鉄)基アモルファスと同レベルであり、尚且つ後者はCo(コバルト)基アモルファスと同レベルとなっており、それでいながらコアロスも少なく、Fe基アモルファスの1/5以下かつ、Co基アモルファスと同レベルであるため、省エネルギー化も可能です。

また、温度特性が良好であり、温度変化に基づく透磁率の変化量を、-40℃~150℃の広い範囲で±10%以内のレベルに抑えることが可能であり、そしてその経時変化も少なく、Co基アモルファスのように、実用上問題となってしまうレベルの透磁率低下も防げるうえ、磁歪も低いため、加工時の応力に基づく特性の劣化も低く抑えることができ、可聴周波成分が入力された際の、騒音も低くすることが可能です。

そして、非常に広帯域で、その特性が良好(高角形比)のレベルを保て、透磁率とコアロスは、ともに広い周波数帯域において、Co基アモルファスと同レベルの特性を有しており、尚且つ、薄帯のため高抵抗であるため、低コアロスとすることが可能で、その上でB-H曲線の形状を制御することが可能であり、B-H曲線の形状及び角形比を、熱処理によって高・中・低と制御可能で、使用目的及び、用途に応じて選択することができます。

日立金属株式会社の会社概要

製品を見る

ニッケル系フェライト「JR」シリーズ

日本重化学工業株式会社

特徴

ニッケル系フェライト「JR」シリーズは、ソフトフェライトの一種であり、磁界(磁石)に触れることで磁石になりますが、磁界を取り去ると元に戻り、磁気がなくなるフェライトのことです。

ニッケル系フェライト「JR」シリーズの、初透磁率μiは、JR40Gが17で、JRM35Gは240、そしてJRC8Gが850であり、JR11Gは2000となっています。

また、飽和磁束密度Bs (mT)は、JR40Gが200で、JRM35Gは480、そしてJRC8Gが380であり、JR11Gが295となっています。

そして、キュリー温度Tc (℃)は、JR40G とJRM35Gが>250で、 JRC8Gは>180であり、JR11Gが>100となっています。

日本重化学工業株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区新川一丁目17番25号東茅場町有楽ビル3階
  • URL: http://www.jmc.co.jp/
  • 創業: 1917年
  • 従業員数: 959人

製品を見る

赤外線センサ

日本セラミック株式会社 赤外線センサ 画像出典: 日本セラミック株式会社公式サイト

特徴

赤外線センサである、焦電型赤外線センサは、強誘電体セラミックであるフェライトの焦電効果を使用した赤外線センサであり、温度変化の検出が可能であり、人体などから発せられるような、極僅かな量でも、赤外線も鋭く検知することが可能です、

一方で、サーモパイルは、物体から放射される赤外線を受けた際に、入射されたエネルギーの量に応じて、熱起電力を発生することを利用した熱型の赤外線センサであり、エネルギーの絶対量すなわち、温度を検出することができます。

赤外線検出の目的に応じて、焦電型赤外線センサ及びサーモパイルを提供できるだけでなく、多くのカスタム案件にも対応可能で、用途に応じて、焦電型赤外線センサ(パイロセンサ)及び、サーモパイルセンサを選択可能です。

日本セラミック株式会社の会社概要

製品を見る

フェライトコア 6Hシリーズ

NJコンポーネント株式会社 フェライトコア 6Hシリーズ 画像出典: NJコンポーネント株式会社公式サイト

特徴

フェライトコア 6Hシリーズは、特長としては、Low-lossでありながら、広い使用温度範囲であることと、またその用途は車載DC呼び、DCコンバータ用トランスなどが挙げられます。

6Hシリーズの、6H45の交流初透磁率μi100kHzは2400であり、飽和磁束密度Bs(mT)23℃は530で、コア損失 at 100KHz 200mTPcv(kW/m3)は、23℃で580、60℃で370、そして100℃で270となっています。

注意事項としては、フェライトコアは、そのキュリー温度を越える環境では、その本来の特性を発揮することができず、機器が誤動作する可能性があるため、キュリー温度を十分に考慮した温度範囲で使用する必要があります。

また、巻線加工をする時には、巻太りによって、フェライトコアを破損したり、巻線に傷を付けたりする可能性があり得るので、コアと巻線の間に、適切なクリアランスを保つように設計する必要があります。

NJコンポーネント株式会社の会社概要

製品を見る

フェライトの48製品一覧

フェライトのオンライン購入


ミスミでチェック

関連記事

カテゴリから探す

Copyright © 2021 Metoree