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【2020年版】電波暗室9選 / メーカー8社一覧

電波暗室のメーカー8社・19製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


電波暗室とは

電波暗室とは、シールドルーム室内に電波吸収体を取り付けた、電磁波の部屋の外部からの電磁波の影響を受けず、かつ外部に電磁波を漏らさない実験・研究用施設です。

シールドルームでは防ぐことのできない内部空間における電磁波の乱反射を抑え、自由空間に近い環境を目的としています。

近年、私たちの身の回りでは電気・電子機器や無線機器、情報システムなど、多くの電磁波発生源であふれてきており、これらの機器から発生する電磁波は周辺の危機に悪影響を及ぼしかねません。

そこで周囲の影響を遮断した電波暗室が大きな役割を担い始めてきています。

電波暗室の使用用途

この実験施設は、電気・電子機器が外部からの電磁波にどのような影響を受けるか、また外部へどのように影響を及ぼすかを測定する目的で使用されます。

電波暗室は、構造上大きく2つに分類することができます。

1つは上下前後左右の6面すべてに吸収体を取り付けた“6面電波暗室”、もう一つは床以外の計5面に吸収体を取り付けた“5面電波暗室”です。

5面電波暗室では大地(アース)での電波反射を想定し、床に吸収体をつけていません。

電波暗室の原理

電波暗室の外側では、試験中の誤作動防止のため、外部の電波が入らないようになっています。

一方暗室室内側では、壁面内側に吸収体を取り付けてあります。

検査機器が室内に反射した電波をキャッチしないようにするために、内部で発生した電波を吸収し、室内で電波が反射することを防ぎます。

ベースとなっているのはシールドルームであり、材料内での吸収のみならず、その表面での反射を利用するシールド材料を用い、電波を完全に反射することにより大きなシールド効果が得られます。

この室内に電磁波吸収体が取り付けてあるのが電波暗室です。

吸収体の材料には実現したい吸収帯域などの条件により大きく磁性、誘電性そして抵抗性の3種類に分けられます。

主流となっているのはフェライトであり、高周波の交流磁界に対して自然共鳴や磁壁共鳴といった磁気損失を起こす性質を利用したものです。

吸収した電波エネルギーを吸収体内部で熱エネルギーに変換することで電波の反射を抑制します。

参考文献
https://jse-emc.co.jp/anshitsu.html
http://www.sanwanet.co.jp/technology/others/others_02.html
https://www.jp.tdk.com/tech-mag/noise/11
http://www.rf-world.jp/bn/RFW07/samples/p107-108.pdf

電波暗室のメーカー情報

電波暗室のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 TDK株式会社
  2. 2 ウェーブクレスト株式会社
  3. 3 株式会社ノイズ研究所

設立年の新しい会社

  1. 1 ネクステム株式会社
  2. 2 株式会社テイエスエスジャパン
  3. 3 ウェーブクレスト株式会社

歴史のある会社

  1. 1 TDK株式会社
  2. 2 日本シールドエンクロージャー株式会社
  3. 3 株式会社ノイズ研究所

電波暗室のメーカー8社一覧


電波暗室9選

シャーシダイナモ付き電波暗室

株式会社リケン環境システム シャーシダイナモ付き電波暗室 画像出典: 株式会社リケン環境システム公式サイト

特徴

こちらのシャーシダイナモ付き電波暗室は、自動車実車EMC試験用シャーシダイナモを装備しており、自動車の電子機器がすべて機能している状態でEMC試験を行うことができる電波暗室になります。

こちらのシャーシダイナモは、EMI試験向けの暗ノイズ性能を実現しており、自動車を乗せて走行している状態を模擬的に再現可能な装置で、電波暗室の中に設置が可能な製品になります。

軽自動車から大型の乗用車まで幅広い車種に対応しており、シャーシダイナモからの電磁波が少ないため自動車からの電磁波を正確に測定することができます。

株式会社リケン環境システムの会社概要

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10m法電波暗室

株式会社リケン環境システム 10m法電波暗室 画像出典: 株式会社リケン環境システム公式サイト

特徴

こちらの10m法電波暗室は、EMC試験を10mの距離で計測することができ、またVCCI/FOC/CISPR/IECの各種企画測定に対応している製品になります。

サイズはW16.0×L125.0×H9.5m、測定距離は10m/3m、電波吸収体はフェライトタイル+中空ピラミッド型電波吸収体となっております。

大型車両の搬入も可能、測定軸を1軸、2軸などの希望にも対応可能となっております。

サイトアッテネーションは30MHz-1GHz、メインシールドドアはW3.0×H3.0m、ターンテーブルはφ2m及びφ6mのデュアルタイプかつ耐荷重4tまで可能といった仕様になっています。

株式会社リケン環境システムの会社概要

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3m法電波暗室

日本シールドエンクロージャー株式会社 3m法電波暗室 画像出典: 日本シールドエンクロージャー株式会社公式サイト

特徴

この3m法電波暗室はIEC/FCC/CISPR/VCCIなどの各種国際規格に対応可能となっております。

EUTに合わせて電波暗室や計測室の寸法や仕様の変更が可能で、ターンテーブルは最小φ1.2,から最大φ6mまでそろっています。

測定される周波数帯や規格などに合わせて電波吸収体を選択可能、各種附帯設備もそろっているため、目的や用途に合わせた測定を行うことが可能です。

利用環境に合わせた性能設計が可能となっていますが、電波暗室外寸法はW6044×D9300×H5700となっています。

日本シールドエンクロージャー株式会社の会社概要

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簡易電波暗室

日本シールドエンクロージャー株式会社 簡易電波暗室 画像出典: 日本シールドエンクロージャー株式会社公式サイト

特徴

この簡易電波暗室はIEC/FCC/CISPR/VCCIなどの各種国際規格に対応可能となっております。

EMI及びEMSの2つの試験を行うことができ、EMS測定の際には床用電波吸収体パレットを使用することになります。

また、測定される周波数帯、規格などに合わせて電波吸収体を選択することができ、1GHz以上の測定も可能となっております。

各種附帯設備がそろっているため、目的・用途に合わせて測定が可能、かつ利用環境に合わせて性能設計が可能といった仕様になっています。

日本シールドエンクロージャー株式会社の会社概要

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自動車用電波暗室

フランコニアジャパン 自動車用電波暗室 画像出典: フランコニアジャパン公式サイト

特徴

自動車部品と車両のテストおよび商業テストをこれ1つで可能にした自動車用電波暗室となっております。

この自動車用電波暗室は、3.0mもしくは5.0mの測定距離に対応しており、費用対効果の高い高性能な電波暗室となっております。

テスト測定を効率的かつ迅速に変更するための床用の吸収板が設置されております。

また、電波暗室の種類は3タイプあり、それぞれ外形寸法、静かなゾーン、測定距離、ターンテーブルが少し異なった仕様となっております。

フランコニアジャパンの会社概要

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商用電波暗室

フランコニアジャパン 商用電波暗室 画像出典: フランコニアジャパン公式サイト

特徴

こちらの商業用電波暗室には、静止地帯φ3.0mでの距離測定距離が10.0m、5.0m、3.0mの測定が可能で、完全準拠のEMI/EMS規定対応となっております。

また、長寿命のFrankosorbの不燃性吸収材による優れた性能を持ち、コスト削減と将来性がある、多角形の省スペース化を実現した電波暗室になります。

この商業用電波暗室の中には、卓上型EUTのテストサイトが特徴の完全無反響チャンバーFAC-3、あらゆる種類のEMCテスト及び個々のアプリケーションの無限の統合のために高度なカスタマイズが可能な長ピラミッド型吸収体SAC-10/p Pyramidなどもあります。

フランコニアジャパンの会社概要

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電波暗室

ネクステム株式会社 電波暗室 画像出典: ネクステム株式会社公式サイト

特徴

ここでの電波暗室は、5面電波暗室と6面電波暗室の2タイプあります。

5面電波暗室では、OATS(EMC試験環境を模擬した)環境が祖なっており、床面が金属で壁面と天井面が電波吸収体により無響状態となる仕様です。

6面電波暗室では、周囲からの反射がない自由な空間を模擬した環境で6面全ての電波吸収体により無響状態となる仕様です。

5面電波暗室は10m法や3m法のEMC試験向け、6面電波暗室はEMC解析やレーダ試験、アンテナ測定向けになっております。

ネクステム株式会社の会社概要

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電波暗室

ウェーブクレスト株式会社 電波暗室 画像出典: ウェーブクレスト株式会社公式サイト

特徴

本製品は、EMC試験監視用のカメラで、電磁的に閉塞された電磁暗室で行われる各種EMC試験中のEUT監視や室内の安全・状況を確認・監視するための電波暗室用カメラシステムになります。

暗室内の壁面もしくは床面に三脚等でこのカメラを設置し、シールドを設置することでシールドルームや電波暗室内の強電界に耐えられるようになっています。

この映像信号は、光ファイバーにより室外へ伝送されてモニターに写しだされる仕組みになっています。

ウェーブクレスト株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 埼玉県さいたま市南区別所1-27-5 プレム武蔵浦和 8F
  • URL: https://wavecrestkk.co.jp/wc/
  • 創業: 2001年
  • 従業員数: 914人

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電波暗室

TDK株式会社 電波暗室 画像出典: TDK株式会社公式サイト

特徴

ANSI C63.4に記載されている規格化理論サイトアッテネーション±1.3dB以内を達成しており、従来の高性能10m法電波暗室の同サイトアッテネーションレベル(±2.5dB以内)を更に超えた次世代電磁環境を実現した製品になります。

CALTS特性は+0.4、-0.8dB以内、REFTS特性は±0.6dB以内を達成し、ハイトパターン特性は理論値及びオープンサイトとほぼ同等の秀逸なハイトパターン特性を実現しております。

サイト均一性はφ6m(縦横50cm間隔評価)領域内変動値±1.3dB以内を達成しており、これまでの水準を大きく超える均一な測定空間を実現可能としております。

TDK株式会社の会社概要

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電波暗室の19製品一覧

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