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充放電装置のメーカー19社一覧や企業ランキングを掲載中!充放電装置関連企業の2025年7月注目ランキングは1位:株式会社東陽テクニカ、2位:クロマジャパン株式会社、3位:CHEN TECH JAPANとなっています。 充放電装置の概要、用途、原理もチェック!
監修:株式会社東陽テクニカ
充放電装置は、リチウムイオン電池やキャパシタ等のエネルギーデバイスを充電または放電をすることで性能評価を行うための装置です。
電池の充放電サイクル試験や特性試験を実施するためには、一定の電流値で充電または放電を数1000サイクル繰り返すことで、電池の充電容量や放電容量を測定することができます。充放電サイクル試験を実施することで電池の寿命評価を行うことができ、コイン電池からモジュール電池、パック電池まで様々な電池の性能評価に欠かせない装置として利用されています。
2025年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社東陽テクニカ |
21.9%
|
2 | クロマジャパン株式会社 |
14.0%
|
3 | CHEN TECH JAPAN |
10.5%
|
4 | 明電北斗株式会社 |
8.8%
|
5 | 株式会社高砂製作所 |
7.9%
|
6 | 東洋システム株式会社 |
7.0%
|
7 | アスカ電子株式会社 |
5.3%
|
8 | 株式会社アクレーテク・パワトロシステム |
4.4%
|
9 | 松定プレシジョン株式会社 |
2.6%
|
10 | 二和電気株式会社 |
2.6%
|
項目別
使用用途
#産業設備
#試験評価
電圧レンジ V
0 - 10
10 - 50
50 - 150
150 - 2,000
電流レンジ A
0 - 1
1 - 10
10 - 100
100 - 1,000
データサンプリング ms
10 - 100
100 - 1,000
3 点の製品がみつかりました
3 点の製品
CHEN TECH JAPAN
140人以上が見ています
最新の閲覧: 18時間前
100.0% 返答率
35.4時間 返答時間
■主な特長 ・±0.02%の出力精度と測定確度。 ・1msの高速データサンプリング。 ・2段式パルス設定数、最小幅10ms。 ・16bit/24bit ADCで...
CHEN TECH JAPAN
150人以上が見ています
最新の閲覧: 1日前
100.0% 返答率
35.4時間 返答時間
■主な特長 ・コンピュータ制御とスレーブコンピューターとのダブル操作モード。 ・メモリを内蔵した設計でコンピュータに接続していなく...
CHEN TECH JAPAN
140人以上が見ています
100.0% 返答率
35.4時間 返答時間
■主な特長 ・コンピュータ制御とスレーブコンピューターとのダブル操作モード。 ・新世代通信伝送方式は、各種の最新コンピュータに適用...
監修:株式会社東陽テクニカ
充放電装置は、リチウムイオン電池やキャパシタ等のエネルギーデバイスを充電または放電をすることで性能評価を行うための装置です。
電池の充放電サイクル試験や特性試験を実施するためには、一定の電流値で充電または放電を数1000サイクル繰り返すことで、電池の充電容量や放電容量を測定することができます。充放電サイクル試験を実施することで電池の寿命評価を行うことができ、コイン電池からモジュール電池、パック電池まで様々な電池の性能評価に欠かせない装置として利用されています。
リチウムイオン電池の場合、正極から負極の方向へ電解液の中をリチウムイオンが移動する向きを充電、負極から正極の方向へ電解液の中をリチウムイオンが移動する向きで放電となります。充放電装置では吐き出し電流(ソース電流)と吸い込み電流(シンク電流)の機能により電流の向きと電流値を制御することができます。
リチウムイオン電池では充電時に化学エネルギーとして電気を蓄えて、放電時には電気を放出します。充放電装置により電池の充放電試験を実施することで、充放電の性能評価を定量的に実施することができます。また、ほとんどのメーカーの充放電装置は専用の制御ソフトウェアが準備されており、ノートパソコンにて自動で制御することができます。
充放電装置は、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、全固体電池、リチウム硫黄電池、空気電池、キャパシタなどのエネルギーデバイス各種の充放電試験で主に使用されています。リチウムイオン電池はラミネート形、円筒形、角形、コイン型、電気化学セルなど様々な形状がありますが、充放電装置と電池を測定ケーブルで接続し、専用のソフトウェアにてノートパソコンから自動で制御することが可能です。測定対象とする電池の容量や試験内容によって必要とされる充放電装置の仕様が異なるため、各充放電装置メーカーはチャンネル数、最大電流値など様々な仕様のラインナップを用意しています。
測定対象セル(単セルからスタックセル)、最大試験電流(数μA~数1000A)、同時に測定するサンプル数(1チャンネル~数1000ch)から、充放電装置の基本仕様を満足する商品を選択します。複数チャンネルを並列にして電流容量を拡張させる機能を有している機種もあるため、研究のフェーズによって1台の装置で実施することが可能です。インピーダンス測定による劣化評価や高精度で電流制御することで寿命予測を可能とする精密充放電装置など、ユーザーの用途や目的に合わせた特長を盛り込んだ充放電装置が販売されています。
近年では解析ソフトウェアも機能が豊富で使い勝手が良いものが多く、サイクル特性や充放電曲線、微分曲線といった種々のデータ解析も容易に行うことが可能です。製造会社により各々の特長があるため、ソフトウェアの使いやすさも充放電装置の選定ポイントになります。
本記事は充放電装置を製造・販売する株式会社東陽テクニカ様に監修を頂きました。
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