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着磁器
【2021年版】着磁器 メーカー10社一覧
着磁器のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
着磁器とは
着磁器とは、強力な磁場を発生させて「着磁」という加工をする装置のことです。着磁とは磁性体に磁力を与える工程で、永久磁石を作成する際に必ず必要な作業です。一般的に使用される永久磁石は、材料を成形した段階では磁力を持っていません。これに強力な磁場を浴びせ、着磁することで永久磁石となるのです。磁石となりうる物質は鉄やニッケル、アルミニウムと様々ですが、それぞれ磁気を帯びる限界があります。着磁器はその限界点まで磁場を与えて磁性を持たせているのです。
着磁器の使用用途
着磁器は主に永久磁石を作成するために用いられます。自然界から算出される磁石石は少なく、産業的に利用される磁石のほとんどは着磁器を用いて磁力を与えられています。例えば、鉄やニッケル、コバルトです。これらは磁性体の中でも強く磁化されるもので、大きな磁力が必要な場所で用いられます。他にも材料によって磁気の限界は様々なので、与えられる磁力に応じて用途は異なります。産業的にはモーターに使用されたりスピーカーやセンサーなどの様々な機器に用いられたりしています。
着磁器の原理
着磁器の原理を理解する上で重要なのが「空芯コイル」、「着磁ヨーク」、「着磁電源」です。これらが組み合わされた構造をしているので、それぞれの特徴についてご紹介します。
- 空芯コイル
着磁をするための部分の一つです。鉄心が無い円筒状のコイルの形状をしており、中心に強力な磁場を発生させます。この内部に磁性体を置くことで磁石を作成することができるのです。単純な構造をしており古くから使われている基本的な技術ですが、N極S極一つずつの単純な磁石しか作ることができません。
- 着磁ヨーク
空芯コイルと同様に着磁をさせる部分です。空芯コイルと異なり鉄心に導線を巻き付けてコイルを作っており、その形状は様々です。作りたい磁石の性質に応じて鉄心とコイルの形状を変えることで様々な磁石を作成することができます。二つ以上の極を持つ磁石や複雑な着磁が可能です。
- 着磁電源
着磁器に必要な電源です。空芯コイルや着磁ヨークはこの着磁電源につなげられることで強力な磁場を発生させます。着時には数千~数万Aという非常に大きな電流が必要で、着磁電源は主にコンデンサーを利用した巨大な電流を発生させています。
参考文献
https://www.j-ndk.co.jp/product/index_chakuji.html
http://ims-jp.com/column/01/
着磁器のメーカー情報
着磁器のメーカー10社一覧
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創業: 1957年
従業員数: 80人
本社: 東京都
会社詳細
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創業: 1971年
従業員数: 21人
本社: 東京都
会社詳細
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創業: 1981年
従業員数: 20人
本社: 埼玉県
会社詳細
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創業: 1980年
従業員数: 28人
本社: 大阪府
会社詳細
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創業: 1987年
従業員数: 14人
本社: 大阪府
会社詳細
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創業: 1949年
従業員数: 170人
本社: 長野県
会社詳細
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着磁器のメーカーランキング
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