マイクログラインダのメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
マイクログラインダーはペンのように手にもってワークを削ったり磨いたりするための加工器具の一種です。ルーターやリューターと呼ばれることもあります。
電機で駆動するだけでなくエアーで駆動するエアーマイクログラインダーもあります。
実際に加工する先端のツールは交換可能で、加工内容に応じてツールを変えることができます。
回転速度を調整することができ、低回転領域でも加工に十分なトルクを維持することができます。
各種金属のバリ取りや面取り、精密研磨仕上げや彫刻、大きな工具では入りにくい内側の加工や自由曲面など細かな加工が必要とされる場所で使用されています。
また、高速で回転させることができないブラシなどで研磨したり塗装をはがすのにも使用されています。
プラスチックやセラミックス、ガラス、石や木材などの切削や研削にも使用されています。
歯医者さんが歯を削るのに使用しているのがエアマイクログラインダーです。
マイクログラインダーはバリ取りなど主に狭い部位の加工に適した加工工具です。
先端工具は超硬や砥石などバリエーションにとんでおり、幅広い用途に対応できる可搬性の高いコンパクト加工機です。加工する場所にあわせて回転方向も正転逆転を選択できるようになっています。
駆動は電動とエアーがあり、供給できるインフラによって使い分け可能です。また、エアー駆動は電動に比べて高速で回転できる特徴があります。回転数は電動で~40000回転/min、エアーで~100000回転/minで、高速回転させることで、加工時間を短縮することができます。
加工部はストレートタイプだけでなく、下方向を向いているアングルタイプ(45°~120°)もあります。
回転系のグラインダーが主流ですが、中には1秒間に100回以上往復する前後運動式や左右運動式もあり、回転式加工機が苦手とする隅の加工などを行うことができます。
参考文献
https://www.monotaro.com/g/00183937/
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td06/x0314.html
社員数の規模
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