ケーブルストリッパのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
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ケーブルストリッパは、ケーブルの絶縁保護被膜を剥がし、中の導線を露出させるために用いられる工具です。ワイヤーストリッパとも呼ばれます。ニッパーなどのように、電線を完全に切断するのではなく、ケーブルストリッパは導線を残したまま外側の絶縁被膜のみを切断し導線をむき出しにすることが可能です。
ケーブルストリッパにはいくつか種類があり、手動で被膜を剥がすものや挟むだけで被膜を剥がすことのできる自動のものなどがあります。
ケーブルストリッパは様々な種類があり、ケーブルの太さや導線を露出させる箇所、さらには作業工程によって使い分けられます。
手動タイプのものでは、ケーブルの先端のみ導線を露出させる時や導線を露出させる幅を指定したい時に用いられます。また、1つのケーブルストリッパに複数の切断刃がついており、複数の太さのものの被膜を剥がすことができます。
自動タイプのものでは、挟んだ箇所の被膜を剥がすことができるため、電線の先端ではなく中間を部分的に露出させることも可能です。
ケーブルストリッパはハサミのように二つの刃を持つ形状をしています。刃の部分には、導線の直径ほどの穴が空いており、ケーブルの絶縁被膜のみを切断し、中の導線を切断しないよう設計されています。また、ケーブルストリッパの刃には直径の異なる穴が複数設けられており、さまざまな太さのケーブルに対応することが可能です。
導線のむき出しの方法を説明します。ここでは手動タイプのケーブルストリッパの作業方法を説明します。導線を露出させたい箇所にケーブルストリッパの刃を挟み、刃が閉じるところまで力を入れると絶縁被膜が切断されます。その後、刃を閉じたままケーブルの先端方向へストリッパをスライドさせるとケーブルの絶縁被膜が剥がされ中の導線が露出されます。作業を行う前に、導線の直径とストリッパの穴の直径が同じであるか確認してください。
また、自動タイプでは被膜を剥がしたい箇所をケーブルストリッパで挟むだけで絶縁被膜から導線を露出させることができます。大量のケーブルの被膜を剥がす場合、自動タイプのケーブルストリッパを使用することで効率的に作業を進めることができます。
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