【2021年版】湿式粉砕機5選 / メーカー15社一覧

湿式粉砕機のメーカー15社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


湿式粉砕機とは

湿式粉砕機とは液体を利用して物体を粉砕する装置のことです。粒子はその大きさや状態ごとに適した粉砕方法がありますが、湿式粉砕はより細かな粒子の粉砕に適しています。比較的小さな粒子は理想強度に近く、単純な衝突だけでは粉砕しきれません。そこで、粒子と共に水などの液体とビーズを入れることで表面を削り、小さく粉砕しているのです。特に医療分野では医薬の粉砕作業に役立てられています。湿式とは逆に液体を使わず、空気中もしくはガス中で粉砕する手法は乾式粉砕と呼ばれますが、より大きな粒子の粉砕に適しており、湿式粉砕機の方が細かな粒子まで粉砕できます。

湿式粉砕機の使用用途

湿式粉砕機は微細な粒子を粉砕するために利用されます。湿式粉砕は粒子の衝突だけでなく、液体と共に入れたビーズとの摩擦や応力によっても粒子を粉砕します。乾式では粉砕しきれなかった粒子も砕くことができるめ、小さいものでは数μm以下の大きさまで粉砕が可能です。細かな粉砕が必要な様々な場面で活躍し、具体的には以下のような製品の製造時に使用されています。

  • 医薬品
  • 顔料、化粧品
  • ゴム製品や塗料
  • コンデンサ

湿式粉砕機の原理

ここでは具体的な湿式粉砕機の原理から、メリット・デメリットまでご紹介します。

まず、湿式粉砕機には粉砕される粒子の他に水などの液体と粉砕に関わるビーズが投入されます。これらは粉砕室内で高速回転され、ビーズと粒子がぶつかることで粉砕を引き起こします。砕けたビーズは拡散し、次々とビーズによって細かくされていくのです。ここで使用されるビーズは約2mm以下のものが一般的です。過去には直径数cm程度のボールが粉砕に使われていましたが、微細なビーズを多く充填させる方が粉砕の効率が良いため、現在ではビーズが使用されています。

また、湿式粉砕機の最大のメリットは乾式よりも小さなに粒子まで粉砕できる点です。液体と共に高速回転させることでビーズの流動性は増し、より衝突しやすくなります。さらに、摩擦や応力によって表面を削られるため、乾式よりも小さな粒子にすることができるのです。一方でコスト面ではデメリットもあります。水などの溶液を使用することで乾式よりも粉砕に費用がかかります。また、高速回転させたエネルギーの一部は液体によって吸収されてしまうため、エネルギー効率の面でも劣っています。

参考文献
https://www.thinkymixer.com/ja-jp/library/glossary/pulverization-2/
https://www.aimex-apema.co.jp/case/2018/03/19/23
https://www.ashizawa.com/column/27.html

湿式粉砕機のメーカー情報

湿式粉砕機のメーカー15社一覧


湿式粉砕機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社栗本鐵工所
  2. 2 株式会社広島メタル&マシナリー
  3. 3 日本ニューマチック工業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社広島メタル&マシナリー
  2. 2 日東機器ファインテック株式会社
  3. 3 株式会社カジワラ

歴史のある会社

  1. 1 日本コークス工業株式会社
  2. 2 アシザワ・ファインテック株式会社
  3. 3 株式会社栗本鐵工所

湿式粉砕機5選

湿式粉砕機

株式会社栗本鐵工所 湿式粉砕機 画像出典: 株式会社栗本鐵工所公式サイト

特徴

株式会社栗本鐵工所の撹拌ミルは、シングルミクロン、サブミクロンまでの細かい粉砕が可能な乾式・湿式超微粉砕機です。

金属酸化物などの電池材料や、樹脂、フィラー材、カーボンやガラスなどの無機材料の粉砕に用いるのに最適です。

原料は、特殊設計の撹拌羽根と主軸センターからのチャージによりショートパスはほとんどなく、効率的な粉砕ができます。

小径ビーズの採用により、低振動・低騒音の運転を実現しています。

株式会社栗本鐵工所の会社概要

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ボールミル

株式会社マキノ ボールミル 画像出典: 株式会社マキノ公式サイト

特徴

株式会社マキノのボールミルは、電子部品材料やセラミックス、磁性材料、ガラス、顔料、鉱物などに利用できる乾式・湿式粉砕機です。

水平回転するドラムに原材料とボールを投入し、撹拌することでボールと原材料の間に摩擦・衝突が発生し、粉砕が行われる装置です。

用途に応じてドラム内部のライニング材やボール材質を変更することで様々な原材料に効率の良い粉砕を行うことが可能です。

シンプルな構造をしているため、メンテナンス作業が容易になります。

株式会社マキノの会社概要

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湿式粉砕機 MF-WRS型

株式会社タナカ 湿式粉砕機 MF-WRS型 画像出典: 株式会社タナカ公式サイト

特徴

株式会社タナカの湿式粉砕機 MF-WRS型は、粉砕する作業と洗浄する作業を同時に行うことのできる湿式粉砕機です。

洗浄を行うことにより粉砕時の異物の混入がなく、良質な粉砕片を得られるためリサイクル設備に最適な装置です。

粉砕機の接粒部はすべて防錆性に優れたステンレスでできており、二重の防水シール構造になっているので高い耐久性を持っています。

粉砕時の騒音が少なく、粉砕物の飛散も抑えられています。

株式会社タナカの会社概要

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メディア攪拌型湿式超微粉砕機

日東機器ファインテック株式会社 メディア攪拌型湿式超微粉砕機 画像出典: 日東機器ファインテック株式会社公式サイト

特徴

日東機器ファインテック株式会社のメディア攪拌型湿式超微粉砕機は、ナノサイズの粉砕と分散性能を追求した高性能な湿式粉砕機です。

様々なインキや塗料、電池材料などをナノレベルまで分散、粉砕させることができます。

タンクの長さと径が大きいミルでは、ビーズに偏りが生じ排出側に過度な力が働いてしまうことで、マイクロビーズの性能が十分に発揮できない場合が多いのですが、本撹拌機では遠心分離ロータと独自の粉砕室構造により均一な分散が可能になります。

日東機器ファインテック株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都港区三田3-11-36三田日東ダイビル8F
  • URL: http://nitto-fine.co.jp/
  • 創業: 2006年
  • 従業員数: 10人

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湿式粉砕機

ヤマト機販株式会社 湿式粉砕機 画像出典: ヤマト機販株式会社公式サイト

特徴

ヤマト機販株式会社の湿式粉砕機は、顔料やトナー、ポリマー、アルミナ、化粧品、農薬、ドレッシング、乳製品などの用途に最適な粉砕機です。

独自設計の高速回転子と固定子の高剪断により効率的な乳化や分散、微粉などが可能になります。

ポンプ機能が備わっており、製品を搬送することができ、場所を選ばず使用することができます。

材料を凝集分散させたり、溶解混合させたりするなどの操作を連続して行うことにも対応しています。

ヤマト機販株式会社の会社概要

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