【2021年版】スレッドミル メーカー8社一覧

スレッドミルのメーカー8社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


スレッドミルとは

スレッドミルとは、切削工具で通常のねじ切りに使う「タップ」に代わる新たなねじ切り工具です。

あらかじめ適切なサイズの下穴をドリルであけてから加工するタップと異なり、スレッドミルは下穴をあけず、一本の工具で穴あけとねじ切りを同時進行であけることができるため、工具交換時間を大幅に短縮するすることができます。

また、タップと比べて切りくずが詰まるリスクが少なく、詰まりが原因で折れてしまうリスクを減らせることができますし、万が一折れた場合でも、工具が穴に詰まることがないため、折れた後の除去作業も容易です。

スレッドミルの使用用途

用途はタップと同じで、工作物のねじ切り加工に使用しますが、スレッドミルは超硬工具のため、タップよりも硬い材料(工具鋼や焼き入れ鋼)でもねじ切り加工ができます。

また、タップよりも機械にかかる負荷が少ないため、剛性の低い小さなマシニングセンターでも使用することができます。

さらに、左ねじや細目ねじなどの特殊なねじ切り加工においても、NCプログラムを変えるだけで一本の工具ですべて加工することができますので、専用のタップを複数用意する必要がありません。

スレッドミルの原理

タップはあらかじめあけてある穴に対して垂直にねじを切りますが、スレッドミルはXYZを同時に動かし、螺旋を描きながら金属を掘っていく加工方法(ヘリカル加工)でねじを切っていきます。

よって、ピッチが同じならば違うサイズのねじ切りも可能なので、NCプログラムを変更すれば、様々なタイプのねじを切ることができますし、径補正を変えればめねじの精度も簡単に調整することができます。

また、面取り刃が先端についている種類もありますので、下穴→タップ→面取りの工程も一本にすべて集約することができるのも、スレッドミルならではの特徴です。

ただし、万能にみえてもデメリットは存在します。

まず、タップはZの動きのみで加工するのに対し、スレッドミルはXYZの3軸同時制御で加工していくため、NCプログラムが複雑になります。加工時間も複雑な故に長くなってしまいますので、同じ穴をたくさんあける場合、時間がかかりすぎてしまいます。

参考文献
https://www.osg.co.jp/products/threadmill/
https://smicut.com/ja/11%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%AB%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E3%81%AE%E4%B8%BB%E8%A6%81%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88/

ライタープロフィール

もとみち

工業高校卒業後、自動車メーカーの製造工場に勤務し、NC工作機械を用いた自動車の板金プレス金型の製造に
携わる。主に大型の門型マシニングセンタのオペレーター作業、機械トラブル時の対応業務を遂行した。

5年間勤務した後、自動車部品製造工場に転職し、小~中型の立型マシニングや横型、NCを用いない汎用旋盤や
フライス盤など、様々な種類の工作機械を経験し、オペレーター業務を行う。

現在は、引き続きNC機オペレーター業務を行いながら、ライターとしてものづくりに必要な道具や設備、装置に
関する記事の執筆を行っている。

スレッドミルのメーカー情報

スレッドミルのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 オーエスジー株式会社
  2. 2 株式会社彌満和製作所
  3. 3 株式会社MOLDINO

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社ノア
  2. 2 ノガ・ウォーターズ株式会社
  3. 3 株式会社MOLDINO

歴史のある会社

  1. 1 株式会社彌満和製作所
  2. 2 オーエスジー株式会社
  3. 3 株式会社NAITO

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