【2021年版】カラーアルマイト5選 / メーカー12社一覧

カラーアルマイトのメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


カラーアルマイトとは

アルマイトは陽極酸化被膜と呼ばれ、アルミニウム+極で電解処理し、表面に人工的な酸化被膜を生成したもののことです。

無垢のアルミニウムはすぐに表面に薄い酸化被膜を生成しますが、膜厚が薄くすぐに錆が発生します。そのため、表面に酸化膜を生成することで耐錆性を改善することができます。

カラーアルマイトはアルマイトで生成された酸化被膜にできる直径10μm程度の孔に染料を浸透、吸着後に封孔処理を行うことによって着色させたものになります。

カラーアルマイトの使用用途

アルミニウムは金属の中でも軽く、日常品でもよくつかわれています。ほとんどのアルミ部品は錆対策としてアルマイト処理が施されています。弁当箱ややかん、鍋やパソコンのフレームなどで使用されており、カラーアルマイトは商品の寿命を延ばすとともに色彩によるデザイン性向上に貢献しています。

着色できるカラーはアルマイト処理業者によってことなりますが、グリーンやレッド、ピンク、ブルー、ゴールド、ブラックなどがあります。

カラーアルマイトの原理

カラーアルマイトを使った装飾品は多く、鮮やかな色合いが特徴的ですが、着色がうまくいかないケースがあります。それは、対象物のアルミにシリコンやの含有が多い場合です。

一般的なアルミダイカスト(鋳物、例えばADC12)はシリコンや銅の含有が多く、着色性が悪くなることがあります。黒色が灰色になるなど全体的に色が薄くなってしまい、装飾品としての価値を下げてしまう可能性があるので注意が必要です。

防錆といえば、めっきを想像する方も多いと思います。ではめっきとアルマイトの違いはなにでしょうか?

めっきは-極で分解、電解液の金属イオンを還元析出させ、対象物の表面にのせることで表面にめっき層を形成します。それに対して、アルマイトは+極で電気分解をします。

また、対象物の表面を酸で溶解させ浸透被膜を形成、そこから成長被膜を形成し、浸透被膜と成長被膜をあわせてアルマイト被膜となります。そのため、膜厚10μmと指定した時、めっきは10μm盛り上がりますが、アルマイトは溶解された分だけ盛り上がり量は減ります。

参考文献
https://www.masudakagaku.com/business/

カラーアルマイトのメーカー情報

カラーアルマイトのメーカー12社一覧


カラーアルマイトのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 東栄電化工業株式会社
  2. 2 三和メッキ工業株式会社
  3. 3 株式会社ミヤキ

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社 熊防メタル
  2. 2 株式会社東研工業
  3. 3 有限会社三共化研

歴史のある会社

  1. 1 A.A.K.カラーアルマイト株式会社
  2. 2 東信工業株式会社
  3. 3 株式会社清田アルマイト

カラーアルマイト5選

カラーアルマイト

株式会社竹内電化 カラーアルマイト 画像出典: 株式会社竹内電化公式サイト

特徴

株式会社竹内電化では、カラーアルマイト、粘着アルマイト、複合アルマイトの特殊アルマイトが可能です。

カラーアルマイトでは、アルマイト処理後に染料を表面に膜厚5µm~20µmで吸着させるアルミ着色処理を行います。

粘着アルマイトでは、アルミニウム表面の密着度を高めるために、アルマイト処理後に生じる表面の微細孔を閉じる封孔処理を施します。

複合アルマイトでは、アルマイトとニッケルメッキの異種被膜を混合させることで、耐久性、耐食性、耐摩耗性などの特性を付加する処理です。

株式会社竹内電化の会社概要

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アルマイト染色

株式会社清田アルマイト

特徴

株式会社清田アルマイトでは、単色のカラーアルマイトやダブルアルマイトだけでなく、グラデーション染色にも応用できます。

グラデーション染色では、1つの色に濃淡を施したカラーアルマイトだけでなく、複数色を使って虹色の様な色彩豊かなグラデーションを演出するカラーアルマイトを施すことも可能です。

グラデーション染色により、デザイン性を重視した製品やアート作品などの特色ある表現を演出をアルミ製品に施すことができます。

株式会社清田アルマイトの会社概要

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高耐磨耗性カラーアルマイト

東栄電化工業株式会社 高耐磨耗性カラーアルマイト 画像出典: 東栄電化工業株式会社公式サイト

特徴

東栄電化工業株式会社のカラーアルマイトは、豊富なカラーバリエーションと様々な表面仕上げ方法、さらにダブルカラーアルマイトを組み合わせることで、無限大のカラーデザインを実現できます。

また、東栄電化工業株式会社のカラーアルマイトは、素材の光輝面を損なうことなく、硬い高耐磨耗性カラーアルマイト(Hv319~378)が可能です(標準とされている皮膜の硬さ:Hv130~230)。

アクセサリーやスポーツ用品などのデザイン性を重視する製品や高級感を演出したい製品にも応用されています。

東栄電化工業株式会社の会社概要

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カラーアルマイト

有限会社三共化研 カラーアルマイト 画像出典: 有限会社三共化研公式サイト

特徴

有限会社三共化研では、白アルマイトが1,000mm×1,000mm、カラーアルマイトが600mm×800mmまでカバーしています。

カラーアルマイトは、染料の調合によって微妙な色調を表現できるほか、表面仕上げの方法によっても見た目、質感の印象を変えることができるため、インテリア品やアート作品などのデザイン性を重視したい素材に需要があります。

ただし、カラーアルマイトにより表現される色調、濃淡、光沢は僅かな処理の差によって"色ムラ"が発生するため、統一された仕上がりに調整することは高度な技術が要求されます。

有限会社三共化研では、カラーアルマイトの仕上がり誤差を考慮した見本を用意することで"色ムラ"の許容範囲を管理しています。

有限会社三共化研の会社概要

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ハーダーマイト(硬質アルマイト)

テクノ工業株式会社

特徴

テクノ工業株式会社が登録商標を保有するハーダーマイト(硬質アルマイト)の特徴は、電解液と電解方法を組み合わせた陽極酸化処理技術により、アルミニウム合金に最適なアルマイトを生成させるものです。

高硬性、耐食性、耐摩耗性はもちろん、高電圧や高温化といった環境下にも強い特性をハーダーマイトによって付与することが可能です。

テクノ工業株式会社では、常時10槽以上の電解槽を設備しているため、様々な目的に応じて最適なアルマイト生成に適用することができます。

テクノ工業株式会社の会社概要

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