レバーブロックについての概要、用途、原理などをご説明します。また、レバーブロックのメーカー11社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。レバーブロック関連企業の2022年7月注目ランキングは1位:株式会社マルイチ、2位:バイタル工業株式会社、3位:株式会社大久保商会となっています。
レバーブロックとは荷物を固縛したり吊り上げたりする道具です。本体の先端にフックが1つ、チェーンの先端にフックが1つついており、レバーを回すことでチェーンをしめたり緩めたりして荷物を上げ下げします。
巻き上げ部分にラチェット機構が用いられているため、同じ動作を繰り返すことで操作可能です。同じような用途でチェーンブロックと呼ばれる道具がありますが、これと比較し軽量で小型のため持ち運びしやすいことが特徴です。
レバーブロックは荷物の昇降、固縛に使用されます。
例えば、レバーブロックのフックを天井に引っ掛け、チェーン側のフックを荷物に引っ掛ければ垂直に荷物を昇降させることが可能です。
また、トラックの荷台や台車に荷物をのせ移動する際にずり落ちないよう、締め付けることで固縛することが可能です。工場のメンテナンス作業や現場作業、物流などで広く使用されます。荷物の重量によって、レバーブロックの耐荷重と比較し適切なものを選定します。
レバーブロックの動作原理は、レバーを回すことで内部の歯車(ラチェット部分)が回転し、それに追従する形でチェーンを巻き取ります。チェーンを直接引っ張るよりもレバーを回すことでより大きなトルクで引っ張ることができます。またラチェット機構がついていることで、一方向には回転しもう一方にはブレーキがかかります。この機構のおかげで緩むことなく締め上げることができます。また、フック部分が自由に回転できる構造となっているため、様々な角度で締め付けることが可能となります。つまみ部分で締め上げ、緩みを選択することができ、モデルによっては中立(遊転)状態にもできどちらにも引っ張ることが可能になります。ある程度まで手で直接引っ張り最終の締め上げをつまみで選択し締め上げるという方法が可能となるため、より効率的に作業をすることができます。
フック部分には外れ止めがついており、作業中のフック外れを抑制することでより安全に作業を行えます。固縛時には外れ止めに荷物が干渉しないよう、向きには十分注意する必要があります。
参考文献
https://www.kito.co.jp/products/lb/
https://electrictoolboy.com/media/888/
http://kougutukaikata.ikidane.com/reba-burokku.html
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社マルイチ | 25.5% |
2 | バイタル工業株式会社 | 12.7% |
3 | 株式会社大久保商会 | 10.9% |
4 | 株式会社宇部機械 | 9.1% |
5 | 株式会社二葉製作所 | 7.3% |
6 | 株式会社キトー | 7.3% |
7 | 株式会社ホイスト機工 | 7.3% |
8 | 象印チエンブロック株式会社 | 5.5% |
9 | 日興製綱株式会社 | 5.5% |
10 | 株式会社ニッチ | 5.5% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年7月のレバーブロックページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社