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トルクリミッタ
【2021年版】トルクリミッタ メーカー5社一覧
トルクリミッタのメーカー5社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
トルクリミッタとは
回転の動力を伝える装置において、想定以上の負荷が発生したときに動力が伝達を遮断するための装置となります。
動力の遮断については2通りのほうほうがあり、一つはあらかじめ設定したトルク以上のトルクが加わるとトルクリミッタがスリップし設定以上のトルクを伝えるないようにするものと、想定以上の負荷が発生したときに動力の伝達を完全に遮断するものがあります。
構造により様々なメリットがあるので、使用用途によって使い分ける必要があります。
トルクリミッタの使用用途
基本的な仕様方法としては、外部から装置に対してトルクが伝達される装置において、外部からの想定外の力を装置内部に伝えないようにすることで、装置の保護を行ったり、人身災害を防止することを目的として使用されます。主に産業機器などで利用されます。
そのほかの使用の方法として、装置の外部に力を伝達するときにトルクリミッタを使用することで、対象物に設定以上のトルクを加えないようにすることができます。主に、電動工具などで利用され、ねじの締め付けトルク管理を行ったり、工具が破壊しないようにするために利用されます。
トルクリミッタの原理
機能を実現させるため、いろいろな構造が考え出されています。
スリップすることで動力の伝達を制限するタイプでは以下の原理が用いられます。
- 摩擦力を利用するタイプでは、入力軸と出力軸を多板クラッチやねじリコイルを介して接続され、多板クラッチやねじりコイルがスリップすることで伝達力を制限します。多板クラッチタイプではクラッチの加える与圧によってスリップ力を調整でき、現場で調整できるものも存在します。摩擦力を利用するので、作動頻度が多いと摩耗が進み伝達力が低下してしまいますが、構造が単純で安価なものが多いです。
- マグネットを利用するタイプでは、入力側と出力側に磁石を用意し、これらを接触しない状態で保持されているため、耐久性や静音性にすぐれています。
動力の伝達を遮断するタイプでは以下の原理が用いられます。
- クラッチを利用するタイプでは、必要以上の動力が加わったときにクラッチが作動し動力を遮断します。クラッチの作動時に部品の一部が移動することを利用し、その移動をスイッチなどで監視することもできます。
- 部品を破壊させて動力を遮断するタイプでは、その名の通りあらかじめ、動力を伝達している部品の一部の強度を落としておき、その部品が破損されることによって動力を遮断します。構造は単純で比較的安価に導入できることから大型な装置で利用されます。ただし、部品の疲労により遮断するときのトルクが変わるので定期的な部品の交換が必要で、また作動後の復旧には時間がかかってしまいます。
参考文献
https://www.sankyo-seisakusho.co.jp/product/torque_limiter/index.html
https://mighty-corp.co.jp/application/faq_torquelimiter.html
トルクリミッタのメーカー情報
トルクリミッタのメーカーランキング
社員数の規模
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1 株式会社椿本チエイン
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2 株式会社オリジン
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3 三木プーリ株式会社
設立年の新しい会社
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1 サンコール株式会社
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2 三木プーリ株式会社
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3 株式会社オリジン
歴史のある会社
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1 株式会社椿本チエイン
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2 株式会社三共製作所
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3 株式会社オリジン
トルクリミッタのメーカー5社一覧
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創業: 1917年
従業員数: 8,733人
本社: 大阪府
会社URL
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創業: 1938年
従業員数: 630人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1938年
従業員数: 1,203人
本社: 埼玉県
会社URL
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創業: 1939年
従業員数: 829人
本社: 神奈川県
会社URL
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創業: 1972年
従業員数: 612人
本社: 京都府
会社URL
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