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PINパッドについての概要、用途、原理などをご説明します。また、PINパッドのメーカー13社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。PINパッド関連企業の2024年10月注目ランキングは1位:株式会社アイティフォー、2位:オムロンソーシアルソリューションズ株式会社、3位:SZZT Electronics Co.,LTDとなっています。
PINパッド (Personal Identification Number pad) は、店舗や銀行などでICチップが内蔵されたカード (ICカード) を用いて支払いや取引をする際に、暗証番号を入力するために操作する、本人認証用の小型の端末のことです。
ICカードは磁気カードに比較してセキュリティの面で優れていることから、現在ではクレジットカード、キャッシュカード、デビットカード等で広く使われています。
PINパッドは、本体にICカードの差込口と、暗証番号入力用のテンキーが備わっており、テンキーの周囲は、入力内容が他人に見られることを防ぐために目隠しカバーで覆われています。
PINパッドはICカードを用いた取引の際に、ICチップに記録された暗証番号と、カード所有者が入力する暗証番号を比較し、本人認証を行うために使用されます。
ICカードは、磁気カードと比較して、記録内容を盗み取ったり、その情報を元に偽造カードを作るスキミングの被害に会いにくいカードです。従って、クレジットカード、キャッシュカード、デビットカード等は殆どが磁気カードからICカードに置き換わっています。
PINパッドはこれらのカードが使用される場所に置かれています。店舗であれば、電子レジやPOS端末の近傍に置かれ、これら決済端末と繋がっています。銀行であれば、PINパッドは対面カウンターやテーブルの上に置かれ、近くにある行員が使用するPCなどと繋がっています。
また、PINパッドは本人認証に成功した場合には、ICカードに記録されている決済に必要となる情報を、POS端末等の上位端末に送信します。逆に、暗証番号を複数回誤って入力すると、そのICカードを使用できなくする機能も実装されています。
PINパッドには、ICカードの内容を読み取る機能、暗証番号の入力を受け付ける機能とそのためのテンキーパッド、そして上位端末となる電子レジやPOSシステム、PCなどと通信を行う機能が備わっています。そして、上位端末との通信には暗号化された信号を用いることで、セキュリティを高めています。
PINパッドは、POS等の上位端末からの信号によってICカードを受け入れることが可能になります。店舗で商品の購入にクレジットカードを利用する場合であれば、店員がPOS端末を操作して、商品の売り上げ情報を入力します。その後に、店員が購入者に対してクレジットカードをPINパッドのカートスロットルに挿入し、暗証番号の入力を求めてきます。正しい暗証番号が入力され、本人認証が終了した時点で決済が行われます。
PINパッドを用いた本人認証にはオンライン認証とオフライン認証があります。
オンライン認証では、PINパッドで入力した暗証番号がカード発行会社のサーバーにも送られ、サーバーに記録されている暗証番号とも比較され認証が行われます。この通信には暗号化された信号が用いられ、オフライン認証よりも、より高度なセキュリティが保たれています。但し、オンライン認証は常にサーバーと通信ができるインターネットと繋がっていなければならず、設置者の負担となる他、サーバーや通信に障害が起きている場合には使用できなくなる欠点があります。
一方、オフライン認証は、PINパッドが入力された暗証番号とICカードに記録されている暗証番号の照合のみを行い、この二つの番号が一致した場合には本人認証が完了となります。オフライン認証は、カード発行会社のサーバーと繋がっていない状態でも本人認証を完了でき、決済を短時間で行える利点があります。その反面、サーバーからの最新情報を取得できない欠点があります。日本国内ではオフライン認証が一般的に使われています。
PINパッドには、使用する環境に応じた様々なタイプがあります。
電子レジやPOS端末など、支払いカウンターで使用するPINパッドはケーブルで上位端末と接続されていて、他の客に暗証番号が見られないように、しっかりした目隠しカバーがついたものが使われています。レストランのように、店員が持ち運び各テーブルで使用するPINパッドは、ワイヤレス通信で上位端末と繋がります。
バーコードリーダーやQRコードリーダー、サーマルプリンターなど他の機能と一体となったものや、クレジットカードとデビットカードの両方が使えるものなど、PINパッドが付いたマルチ決済端末も市販されています。
また、テンキーの部分は、防塵性を考慮したビニールシートのものや、タッチパネル式のものなどもあります。
これらの特徴を検討し、上位端末との通信方式や暗号化の方式を確認した上で、使用環境にあったものを選択すると良いでしょう。
参考文献
https://www.creditcard-staff.com/glossary/pin_pad.htm
https://www.imes.boj.or.jp/research/papers/japanese/kk26-b1-4.pdf
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
2024年10月の注目ランキングベスト7
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社アイティフォー |
26.7%
|
2 | オムロンソーシアルソリューションズ株式会社 |
26.7%
|
3 | SZZT Electronics Co.,LTD |
13.3%
|
4 | 東芝テック株式会社 |
13.3%
|
5 | 株式会社PAデータサービス |
6.7%
|
6 | パナソニック コネクト株式会社 |
6.7%
|
7 | 三栄電機株式会社 |
6.7%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2024年10月のPINパッドページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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