入力・表示装置

入力・表示装置とは

入力装置 (英: Input device) とは、コンピュータなどの機器にデータや情報を入力したり、指示を与えたりするための装置のことをいいます。表示装置 (英: Display) とは、機器が持つ情報を視覚的に示す一種の出力装置 (英: Output device) です。

入力装置の種類

最も広く利用されている入力装置には、キーボード、タッチパネル、マウスなどがあります。また、イメージスキャナや光学式文字読取装置 (OCR) 、光学式マーク読取装置 (OMR) などの各種スキャナのほか、バーコードや磁気カード、ICカードなどの読み取り装置や、それらに付属するPINパッドも入力装置の一例です。近年一般的に利用されるようになったスマートフォンなどの音声入力装置や生体認証装置もこれにあたります。

表示装置の種類

表示装置の代表例はディスプレイです。現在では、体積や重量が大きいキャラクタディスプレイ (CRTディスプレイ) に代わり、薄型のフラットパネルディスプレイが主流となっています。

代表的なフラットパネルディスプレイには、プラズマディスプレイと液晶ディスプレイ (PDP、LCD) があり、テレビやパソコンをはじめとした様々な機器に利用されています。画質はやや劣るものの、視野角が広く強度が高いプラズマディスプレイに対し、明るくきめ細かな映像を映し出す液晶ディスプレイは、斜めから見た時に映像が不鮮明になりやすいという欠点があることから、それぞれ用途に応じて使い分けられています。

このほか、有機ELディスプレイや、マイクロLEDディスプレイ、ミニLEDディスプレイ、ホログラムディスプレイなど、新しい技術を利用したディスプレイが続々と誕生しています。タッチパネルディスプレイのように、入力装置としてのタッチパネルと、表示装置としての液晶ディスプレイの両方の機能を備えたものもあります。

機器の動作状況などをアナログ形式で表示するパイロットランプインジケータも表示装置の一例です。

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