株式会社池田理化
株式会社マルイ
株式会社アルバック
日精株式会社
和研薬株式会社
佐藤真空株式会社

【2021年版】真空乾燥機5選 / メーカー14社一覧

真空乾燥機のメーカー14社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


真空乾燥機とは

真空乾燥機とは、密閉空間内を真空・減圧状態にした状態で、対象物を乾燥させる装置です。減圧状態にすることで、物体に含まれる水分が蒸発する温度が下がる原理を利用しています。通常の温風乾燥機より低い温度で乾燥できるため、短時間で乾燥可能、対象物の表面を傷めにくいなどの長所があります。

水分が蒸発する時、気化熱が発生し周りの温度が下がります。乾燥の効率を図るには、事前に予備乾燥を行うなどの工夫が必要です。

真空乾燥機の使用用途

真空乾燥機は、下記の用途で主に使用されます。

  • 水分を大量に含んでいる対象物を早く乾燥させる場合
  • 多孔質体のように、内部に水分が含まれやすい物質を乾燥させる場合
  • 表面を傷めずに乾燥させたい場合

また具体的な使用分野を紹介します。

  • 食品
    代表例はフリーズドライです。食品を凍結させた状態で真空乾燥することにより、風味や鮮度を元の状態で維持することが可能になります。
  • 成型加工
    樹脂は吸湿性があり、吸湿状態での加工は成形不良の原因になることがあります。そのため加工前に乾燥が必要になります。真空乾燥では低温で表面を焦がさずに乾燥できるため、使用されます。

真空乾燥機の原理

真空ポンプにより密閉空間内の気圧を下げることで、真空状態が生まれます。

真空ポンプの大分類として気体輸送式と気体ため込み式があります。気体輸送式は、空間内の気体を外部に排出する方法です。気体ため込み式は、空間内の気体をポンプ中にため込む方式です。

気体輸送式はさらに、容積移送式と運動量輸送式に分類されます。容積移送式は、周期的に一定体積の気体が排出口に運ばれます。運動量輸送式は、気体に運動量を与え、連続的に排出口に気体が輸送されます。

代表的なポンプは、容積移送式の油回転ポンプとドライポンプです。

  • 油回転ポンプ
    ポンプ内の摺動部分に潤滑油が入ることで、可動性やシール性に優れます。ポンプの中では最も効率がいい方式です。短所は潤滑油の定期的な交換が必要になり、取り扱いに手間がかかることです。
  • ドライポンプ
    ポンプ内に三つ葉型のローターが入っており、ローターの高速回転によって容器内の空気を排出します。潤滑油を使わないので、環境に配慮した排気が可能になります。

参考文献
https://www.yamato-net.co.jp/qa/detail/9/

真空乾燥機のメーカー情報

真空乾燥機のメーカー14社一覧


真空乾燥機のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社アルバック
  2. 2 ヤマト科学株式会社
  3. 3 株式会社池田理化

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社F・E・C
  2. 2 株式会社協真エンジニアリング
  3. 3 和研薬株式会社

歴史のある会社

  1. 1 ヤマト科学株式会社
  2. 2 株式会社清水理化学機器製作所
  3. 3 株式会社池田理化

真空乾燥機5選

高温用真空乾燥器(最高温度400℃型)

株式会社清水理化学機器製作所

特徴

高温用真空乾燥器(最高温度400℃型)は、株式会社清水理化学機器製作所が製造する真空乾燥機です。

水冷式のパッキングと高温用ヒーターを搭載しており、400℃までの高温を用いて工業用部品などの減圧乾燥を行うことが可能です。

温度はデジタル表示され、電子式温度調節器により調節することが可能であり、これにより温度制御の高精度化が図られています。

真空引用の口とリーク用の口が分かれており、内部のガスを置換することなども可能です。

株式会社清水理化学機器製作所の会社概要

製品を見る

真空乾燥機

株式会社マルイ 真空乾燥機 画像出典: 株式会社マルイ公式サイト

特徴

株式会社マルイの真空乾燥機は、常温~60℃の温度範囲と1~5kPaの圧力範囲の中で、工業用部品などを減圧乾燥することが可能です。

タッチパネルにより乾燥時間・温度・真空度を設定し、これらを用いてプログラム運転を行うことが可能です。

乾燥室は全てステンレス製であり、オプションで試料棚を固定式から台車収容式に変更することも可能です。

自己診断機能を搭載しており、異常発生時には異常箇所が点灯表示されます。

株式会社マルイの会社概要

製品を見る

小型凍結真空乾燥装置 DFMシリーズ

株式会社アルバック 小型凍結真空乾燥装置 DFMシリーズ 画像出典: 株式会社アルバック公式サイト

特徴

小型凍結真空乾燥装置 DFMシリーズは、株式会社アルバックが製造する小型の真空乾燥機です。

電子膨張弁を搭載しており、棚温度を-40~+70℃の範囲でプログラム制御し、全自動での凍結乾燥運転を行うことが可能です。

棚板の温度は媒体循環により制御され、タッチパネルにより操作・運転を行い、警報・メンテナンス通知も同タッチパネルに表示されます。

乾燥槽内の水分変化量をモニターして乾燥工程を管理するシステムであるDRYMONI(R)が搭載されています。

株式会社アルバックの会社概要

製品を見る

DN-30S

佐藤真空株式会社 DN-30S 画像出典: 佐藤真空株式会社公式サイト

特徴

DN-30Sは、佐藤真空株式会社が製造する真空乾燥機です。

油回転真空ポンプと接続することにより10Paの真空度に到達させることが可能であり、これと50~200℃の温度を用いて各種部品などを乾燥させることが可能です。

チャンバー、各部品・配管はいずれもステンレス製であり、シール材にはシリコン、バイトン、テフロンが使用されており、これらにより強度と耐食性の向上が図られています。

最大10個のセグメントから成るプログラムを2個まで設定・保存し、これによりプログラム運転を行うことが可能です。

温度調節計と過熱防止器が独立して過熱を防止する機能や自己診断機能などが搭載されています。

佐藤真空株式会社の会社概要

製品を見る

DP1030

ヤマト科学株式会社

特徴

角形真空乾燥器 DP1030は、ヤマト科学株式会社が製造する真空乾燥機です。

比較的大型の工業用部品などを、40~200℃に加温しながら、100~0.1kPa(760~1 Torr)の圧力の下で乾燥することが可能です。

省スペース化のため真空ポンプを収納することが可能であり、操作の便宜を図るための対話型の制御パネルが搭載されています。

プログラム運転機能、自己診断機能、自動温度過昇防止機能、キーロック機能等も搭載されています。

ヤマト科学株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟36階
  • URL: https://www.yamato-net.co.jp/
  • 創業: 1889年
  • 従業員数: 759人

製品を見る

関連記事

カテゴリから探す