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【2021年版】バイポーラトランジスタ3選 / メーカー4社一覧

バイポーラトランジスタのメーカー4社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


バイポーラトランジスタとは

バイポーラトランジスタ

バイポーラトランジスタは、スイッチングや電流の増幅、交流電流から直流電流への変換などに使用される半導体です。P型とN型の半導体が、どちらかがもう片方を挟む様な構造で、3つの端子がそれぞれの半導体に接続されています。電圧を印加している状態で、小さな電流を流すと、それが増幅して伝えられます。印加している電圧と逆向きに電流が流れても、電流が流れません。これらの原理を利用して、交流から直流への変換やスイッチングを行います。

バイポーラトランジスタの使用用途

バイポーラトランジスタは、様々な検出素子から出される電気信号を増幅するためや、CPUやメモリなどの小型のスイッチングなどに利用されます。主な使用例としては、イメージセンサやジャイロセンサ、光電素子などから得られた電気信号の増幅や、半導体チップや精密機器から電源から交流電流が流れる際の、交流電流から直流電流への変換になります。バイポーラトランジスタの選定の際には、使用する電流量や電圧、サイズ、増幅率などを考慮する必要があります。

バイポーラトランジスタの原理

バイポーラトランジスタの動作原理を、N型半導体でP型半導体を挟んだ構造を取っているものを例にして説明します。基礎となるN型半導体の一部分をP型半導体に置き換え、そのP型半導体の一部分をN型半導体に置き換えた構造を取っており、簡易的には、サンドした構造となっております。それぞれの半導体からは電流の入力や電圧の印加のための接続の端子が出ており、基礎となるN型半導体からはコレクタと呼ばれる端子が、P型半導体からはベース、その他のN型半導体からはエミッタと呼ばれる端子が出ています。電流の増幅のための動作時は、コレクタとエミッタに順バイアスの電圧を、ベースとエミッタに逆バイアスの電圧をかけます。ベースから増幅したい電流を流すと、印加している電圧によって増幅され、エミッタから増幅された電流が流れます。スイッチングの際は、電圧を印加させなければ電流がエミッタからは流れないということを利用して、スイッチのオフとしての機能を持ちます。

参考文献
https://detail-infomation.com/bipolar-transistor/
https://www.indexpro.co.jp/article/detail/11/1
https://jeea.or.jp/course/contents/02106/

バイポーラトランジスタのメーカー情報

*一部商社などの取扱い企業なども含みます。

バイポーラトランジスタのメーカー4社一覧


バイポーラトランジスタのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 ローム株式会社
  2. 2 東芝デバイス&ストレージ株式会社
  3. 3 サンケン電気株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社
  2. 2 ローム株式会社
  3. 3 サンケン電気株式会社

歴史のある会社

  1. 1 東芝デバイス&ストレージ株式会社
  2. 2 サンケン電気株式会社
  3. 3 ローム株式会社

バイポーラトランジスタ3選

バイポーラートランジスター

東芝デバイス&ストレージ株式会社

特徴

バイポーラトランジスタとして、多彩な超小型面実装タイプである、小信号トランジスターから、リードタイプパッケージを搭載している、パワートランジスターまで、低飽和タイプと大電流タイプ及び超高速対応などの、様々なラインアップを揃えております。

バイポーラトランジスタの中の、2SA1162は、低周波増幅用で、低周波低雑音増幅用となっています。

その特徴は、まず高耐圧であり VCEO = −50 Vで、次にコレクタ電流が大きく: IC = −150 mA (最大)であり、そして電流増幅率が高く: hFE = 70~400となっていて、更に hFE リニアリティが優れていて、 hFE (IC = −0.1 mA)/hFE (IC = −2 mA) = 0.95 (標準)、尚且つ低雑音であり: NF = 1dB (標準), 10dB (最大)、その上で、2SC2712 とコンプリメンタリになっています。

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汎用バイポーラトランジスタ

ローム株式会社

特徴

汎用バイポーラトランジスタである、2SAR563F3は、低VCE(sat)の低周波増幅の用途に適している、ミドルパワートランジスタであり、熱伝導率及び、電気伝導率に非常に優れた、リードレス小型面実装パッケージHUML2020L3(DFN2020-3S)を取り入れています。

主な特徴としては、ミドルパワードライバに最適であり、VCE(sat)が低く、VCE(sat)=-400mV(Max.).、(IC/IB=-3A/-150mA)、そして大電流でありIC=-6A(max),ICP=-12A(max)、加えてリードレス小型面実装、パッケージ(HUML2020L03)で、熱伝導率及び、電気伝導率が優れています。

そしてその特性は、まずグレードはStandardで、パッケージコードはDFN2020-3Sであり、パッケージサイズ[mm]は2.0x2.0 (t=0.6)となっていて、端子数が3かつ、極性はPNPで、コレクタ損失[W]は1かつ、コレクタ電圧VCEO[V]が-50.0であり、コレクタ電流 Ic[A]は-6.0で、直流電流増幅率 hFEが180 to 450で、実装方式はSurface mountで、保存温度範囲(Min.)[℃]が-55で、保存温度範囲(Max.)[℃]は150です。

ローム株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 京都府京都市右京区西院溝崎町21
  • URL: https://www.rohm.co.jp/
  • 創業: 1958年
  • 従業員数: 22,516人

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2SA1186

サンケン電気株式会社

特徴

2SA1186は、−150 V及び−10 AのPNPトランジスタであり、広い電流範囲でhFEが一定であるため、高音質なオーディオ機器を実現可能です。

主な特徴としては、コンプリメンタリが2SC2837で、LAPT (Linear Amplifier Power Transistor)であり、高いトランジション周波数を誇り、端子部はPbフリーかつRoHS対応で、主な用途としてはオーディオ用のパワーアンプが挙げられます。

そして、主要な特性は、VCBOは-150 VかつVCEO-150 Vであり、IC (-)が-10 Aで、PCは100.0 Wとなり、hFE (min.)が50かつ、hFE (max.)は180で、hFE条件 VCEが-4 Vであり、hFE条件 ICは-3.0 Aとなっていて、VCE(SAT) (max.)は-2.00 Vで、コンプリメンタリは2SC2837で、極性がPNPであり、クランプダイオードはありませんが、チップ区分がLAPTです。

サンケン電気株式会社の会社概要

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