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東芝デバイス&ストレージ株式会社
共立電子産業株式会社
三菱電機株式会社
ローム株式会社
マルツエレック株式会社
THAT Corporation
Sensitron Semiconductor

【2021年版】トランジスタアレイ5選 / メーカー11社一覧

トランジスタアレイのメーカー11社・46製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


トランジスタアレイとは

トランジスタアレイとは、トランジスタをアレイしたものです。トランジスタはスイッチングに
使われる半導体素子です。アレイは配置や配列です。よって、トランジスタアレイとは、スイッチ
用で使われる半導体素子のトランジスタを、1個のパッケージの中に複数個配置配列した専用の
半導体部品になります。この部品のメリットは、マイコンで複数個のリレーやセンサやモータなど
アクチュエータを制御したい時に、個別に実装すると基板面積が大きくなったり、基板のパターン
が長くなってしまい、ノイズなどの影響で誤動作を引き起こす原因となりますが、このトランジスタ
アレイを使用することで、それらの課題が解決できる便利な半導体アイテムです。

トランジスタアレイの使用用途

トランジスタアレイの使用用途は、トランジスタアレイがトランジスタのアレイ、つまりトラン
ジスタを複数個並べて格納した部品であるため、この部品が登場するまでは、その複数個のトラン
ジスタを単品で基板にパターン設計して、実装していました。これでも特に問題はなかったの
ですが、トランジスタアレイが登場した後は、それまでトランジスタ単品を基板上に並べて、
パターン設計していたものが、1個の小さなパッケージに格納された半導体で対応出来るので、
明らかに省スペースとコストダウンが図られ、又、パターンの引き回しも悩まずに済むようになり、
ノイズに対する耐性も向上しました。よって現在、トランジスタアレイは、トランジスタを複数実装
する場合に、便利な必須電子部品です。

トランジスタアレイの原理

トランジスタアレイの原理とは、そもそもトランジスタアレイというものが、トランジスタを複数個
並べて、1個のパッケージに格納した電子部品であるため、トランジスタアレイの原理と言うよりも
トランジスタそのものの原理を説明することになります。
トランジスタアレイで使用されるトランジスタは主に、マイコンでパワー半導体やリレーやLEDや
ダイオードやセンサやモータなどの各種アクチュエータを駆動させる際に、マイコンでは出力不足
や入力の仕様がアンマッチである場合が多いため、その間に介在するインターフェイスの役割を
担う場合が殆どです。その昔は、大電流に対応出来て、ノイズにも強いバイポーラトランジスタ
広く使われておりで、これらを複数個並べたトランジスタアレイが主流でした。しかし、現在では、
高速スイッチングや低損失化を求められたMOSFETが主流になっており、殆どのトランジスタ
アレイがMOSFETアレイに切り替わっています。

トランジスタアレイの内部回路

トランジスタアレイには内部で構成されているトランジスタ違いにより種類があります。

  • DMOS FET:大きな電流を制御でき、低電流で使用しても損失が少ない。
  • シングルバイポーラトランジスタ:低電流で使用しても損失が少ないが、大きな電流を制御できない。
  • ダーリントンバイポーラトランジスタ:大きな電流を制御できるが、低電流で使用すると損失が発生する。

また、入力ロジックがハイアクティブ(入力端子にHighレベルを入力すると電流を流す)か、ローアクティブ(入力端子にLowレベルを入力すると電流を流す)か、リレーやモーターを駆動する際に必要なクランプダイオードの内蔵の有無などによっても種類があります。

ソース型とシンク型のトランジスタアレイ

トランジスタアレイには出力電流の形式の違いにより、ソース型と呼ばれるタイプとシンク型と呼ばれるタイプの2種類があります。
ソース型はNPN型のトランジスタと同様の特性・使用方法で、負荷に対してプラス極側で接点のON/OFFを行います。トランジスタアレイから「負荷に向かって電流を吐き出す」動作モードになります。
対してシンク型はPNP型のトランジスタと同様の特性・使用方法で、負荷に対してグランド側で接点のON/OFFを行います。トランジスタアレイが「負荷から電流を吸い込む」動作モードとなります。

トランジスタアレイの未使用端子の結線

1つのトランジスタアレイの中に使用しないチャンネルがある場合の処理については、使用するトランジスタアレイのデータシート・アプリケーションノートなどを確認して適切に対処してください。
製品により、特に入力ピンについて「プルアップ/プルダウン回路を内蔵するためオープン(どこにもつながずに放置)で構わない」としているものや、「入力ピンをVCCまたはGNDに接続せよ」となっているものなど違いがみられます。
例えば、未使用ピンをオープンにしていて良いとしているトランジスタアレイは、当初未使用だったチャンネルを後からやっぱり使いたいという要望が出た際に配線変更が簡単に行えるでしょう(もともとVCCやGNDにつないであればその配線を切り離す必要があるからです)。

参考文献
https://tomoc.hatenadiary.jp/entry/2018/03/02/232509
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor/product/linear-ics/transistor-arrays.html
https://www.mitsubishielectric.co.jp/semiconductors/catalog/pdf/transistorarray_j_201505.pdf
https://toshiba.semicon-storage.com/info/docget.jsp?did=30611

トランジスタアレイのメーカー情報

トランジスタアレイのメーカー11社一覧


トランジスタアレイのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 三菱電機株式会社
  2. 2 ローム株式会社
  3. 3 東芝デバイス&ストレージ株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 ユニソニックテクノロジー株式会社
  2. 2 THAT Corporation
  3. 3 共立電子産業株式会社

歴史のある会社

  1. 1 東芝デバイス&ストレージ株式会社
  2. 2 三菱電機株式会社
  3. 3 マルツエレック株式会社

トランジスタアレイ5選

TBD62004AFNG

東芝デバイス&ストレージ株式会社

特徴

TBD62004AFNGは、逆起電力をクランプする出力クランプダイオードを内蔵している7回路入りのDMOSトランジスタアレイです。

SSOP16-P-225-0.65Bでパッケージされていて、許容損失は0.78Wです。

出力耐圧は最大50Vと高く、出力電流は最大500mA/chと大きく、動作温度は-40~85℃です。

モータ/リレー/ソレノイドの駆動に最適で、LEDの駆動やレベルシフト回路にも使用可能です。

東芝デバイス&ストレージ株式会社の会社概要

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7回路入りダーリントントランジスタアレイ - BA12004DF-Z

ローム株式会社

特徴

BA12004DF-Zは、入力抵抗と出力クランプダイオードが内蔵された、7回路入りのNPNダーリントントランジスタアレイです。

SOP-J16Aでパッケージされていて、動作温度範囲は-40℃~+85℃です。

出力耐圧は最大60Vと高く、出力電流は最大500mA/回路と大きく、動作入力電圧範囲は-0.5V~+30Vです。

モータードライバ、LEDドライバ、ソレノイドドライバ、ローサイドスイッチへの使用に最適です。

ローム株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 京都府京都市右京区西院溝崎町21
  • URL: https://www.rohm.co.jp/
  • 創業: 1958年
  • 従業員数: 22,516人

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Low-Noise Matched Transistor Arrays THAT 300 Series

THAT Corporation

特徴

380Gは、4つのマッチングNPNトランジスタとジスタと4つのマッチングPNPトランジスタが内蔵された、8回路入りのトランジスタアレイです。

モノリシック型で、同一種別のデバイス間で優れたマッチングを持ち、高速、且つ低ノイズです。

出力耐圧は最大36V、出力電流は最大30mA、動作温度範囲は-40℃~+85℃です。

マイクプリアンプ、電流源、カレントミラー回路、ログ/アンチログアンプ、マルチプライヤー、サーボ回路への使用に最適です。

THAT Corporationの会社概要

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SBA449001A

Sensitron Semiconductor

特徴

SBA449001Aは、ベース抵抗が内蔵された、4回路入りのPNPトランジスタアレイです。

セラミックLCC-20でパッケージされていて、動作温度は-60℃~+150℃です。

出力耐圧は最大60Vと高く、25℃での総消費電力は625mW(25℃以上では1℃上がる毎に5mW低下)、熱抵抗は200℃/Wです。

ベース・コレクタ・エミッタの各端子への外部接続の自由度が高い為、様々な電気回路への応用が可能です。

Sensitron Semiconductorの会社概要

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SG2004J(#44325)

Microchip Technology Inc.

特徴

SG2004Jは、内蔵出力クランプダイオードを持つ、7回路入りのNPNダーリントントランジスタアレイです。

16-Pin CERDIPでパッケージされていて、周囲動作温度範囲は-55℃~+125℃です。

出力耐圧は最大50Vと高く、出力電流は最大500mAと大きいです。

軍事産業、航空宇宙産業、及び過酷な環境を必要とする産業用アプリケーションでの、ランプ/リレー/ソレノイドの駆動に最適です。

Microchip Technology Inc.の会社概要

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トランジスタアレイの46製品一覧

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