汎用CADについての概要、用途、原理などをご説明します。また、汎用CADのメーカー18社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。汎用CAD関連企業の2022年7月注目ランキングは1位:株式会社フォトロン、2位:株式会社キャドマック、3位:株式会社シーキューブとなっています。
汎用CADと関連するカテゴリ
汎用CADとは、分野に特化せず幅広く設計を行えるCADのことを指します。
専門CADの場合、電気設計向け、金型設計向けなど細かく分かれています。その分野の設計に便利な機能が多くついています。一方汎用CADでは、一般的な設計操作が備わっております。
汎用CADには有償の商用ソフトだけではなく、無料で使えるフリーソフトもあります。フリーソフトではコストがかからない分、機能が制限される、サポートがなく全て自力で設計する必要があるなどのデメリットも存在します。
代表的な汎用CADと用途を紹介します。
代表的な汎用CADです。CADのスクールでもAutoCADが使われていたりします。自動車、半導体、機械分野で用いられることが多いです。
直感的に操作しやすい汎用CADです。建築家やインテリアデザイナーによる使用が多めです。
建築分野で使用されるフリーの汎用CADです。技術交換できるサイトが開設されており、サポートの代わりに使うことも可能です。
機械分野でよく用いられる汎用CADソフトです。また構造解析に使うモデル設計でも利用されています。
平面上で設計を行うCADで、使用例は建築や装置の図面です。最近は立体的な把握ができる3次元CADの需要が多くなっていますが、2次元CADの需要もまだまだあります。
3次元空間で設計を行うCADです。奥行きや位置関係を立体的に見ることができるので、実際の形状が把握しやすいです。
2次元CADより導入コストはかかりますが、たくさんのことが出来るため需要は多くなっています。
設計したモデルを保存することで、データファイルが作られます。この時利用しているCADは人により違うため、データをやり取りする時は中間ファイルと呼ばれる、互換性のあるファイル形式で保存する必要があります。
中間ファイルには次の形式があります。
STEP形式:国際的に標準とされた形式です。
IGES形式:アメリカで規定された形式で、自動車用途でよく用いられています。
SIMA形式:日本で規定された形式で、測量用途でよく用いられています。
中間ファイルも完全に互換性があるわけではなく、複雑な形状では利用するCADにより、形状のずれが発生することもあります。
参考文献
https://www.lulucad.jp/2017/03/28/cad_freesoft/
https://www.act.co.jp/column/category_cad/1742/#CAD-2
https://www.aviva.co.jp/avivapro_cad/
https://cadjob.co.jp/cad_course/know-how/p808/
https://www.alphacox.com/blog/798-2/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年7月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社フォトロン | 23.8% |
2 | 株式会社キャドマック | 14.3% |
3 | 株式会社シーキューブ | 14.3% |
4 | 株式会社ビッグバン | 9.5% |
5 | アンドール株式会社 | 9.5% |
6 | 大新技研株式会社 | 9.5% |
7 | 倉敷機械株式会社 | 4.8% |
8 | 株式会社エヌ・オリエンタル | 4.8% |
9 | ソフトキューブ株式会社 | 4.8% |
10 | キヤノンITソリューションズ株式会社 | 4.8% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年7月の汎用CADページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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