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ローラーシャフトについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ローラーシャフトのメーカー13社一覧や企業ランキングも掲載しております。ローラーシャフト関連企業の2025年3月注目ランキングは1位:株式会社協和製作所、2位:オザック精工株式会社、3位:福井鉄工株式会社となっています。
ローラーシャフトとは、シャフト(軸)の外周部分あるいはシャフト全体が従動回転可能なローラーとなっているシャフトです。
ローラーコンベアやコロコンローラと呼ばれるフリーローラーやシート状の製品を搬送するウェブハンドリングの分野で多く使用されています。
従動回転が可能であるローラーシャフトを使用することで全てのシャフトを駆動させる必要が無くなるため、駆動伝達部の集約による設備の省スペース化が実現できます。
ローラーシャフトは主に箱製品などを台上で水平移動させるフリーローラーやウェブハンドリング設備などに使用されています。
フリーローラーは対象物の移動範囲となる接地面にローラーシャフトを連続して整列させることにより、小さな力で対象物を移動できるようにしたり、ローラーを回転させることで対象物を自動搬送したりすることができます。
ウェブハンドリング設備では連続して生産される長いシート状の製品に対して、張力を加えた状態でフリーローラーによって支えることにより任意のシートパス(シートが通る道筋)を設定することができます。また、駆動回転するローラーシャフトでシートを挟み込むことで、一定の速度でシートを搬送することが可能となります。
ローラーシャフトは、両端の構造物に支持される部分(支持部)と対象物に接触する部分(外周部)の間にベアリングが内蔵されており回転する構造のものと、支持部と外周部が固定されているものがあります。
前者の構造は従動回転するロールとして使用され、U字型の溝あるいは穴によりシャフトの両端部を支持するだけで使用が可能です。
後者の構造は従動回転するロールに加えて駆動回転するロールにも使用され、シャフトの両端にベアリングおよびピローブロックを設置する必要があります。駆動回転する場合には支持部のシャフトにモーターの動力を伝達する機構を設けます。
前者の構造はローラーシャフト以外に必要な部品がほとんど必要ないため容易に設置できる点、後者の構造ではローラーシャフト内部に冷却機構やセンサを設置しやすい点や駆動ローラーとして使用できる点などがそれぞれメリットとして挙げられます。
以上のようにローラーシャフトは使用する目的や対象物の材質によって適切な構造や材質を選択する必要があります。ローラーシャフトの材質は鉄製の他ステンレス・樹脂などから選択できます。
参考文献
http://www.moritakaroller.co.jp/shaft/
https://www.monotaro.com/k/store/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%95%E3%83%88/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社協和製作所 |
22.2%
|
2 | オザック精工株式会社 |
18.5%
|
3 | 福井鉄工株式会社 |
14.8%
|
4 | 有限会社田川ローラー製作所 |
11.1%
|
5 | 株式会社三益商会 |
7.4%
|
6 | 株式会社森高ローラ製作所 |
7.4%
|
7 | 株式会社加貫ローラ製作所 |
3.7%
|
8 | 株式会社アクア・テクノス |
3.7%
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9 | 日本メカニック株式会社 |
3.7%
|
10 | トーヨーテクノ株式会社 |
3.7%
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