カテゴリー
転職

【2021年】メーカー人事の転職情報

メーカーの人事への転職を希望する方向けに、メーカー人事の転職に強い求人転職サイトを実際に調べてみましたので是非ご覧ください。

メーカー人事の転職に強い求人・転職サイト

メーカー人事

2021年12月2日時点での各転職求人サイトのメーカー人事の求人数を調べた結果、dodaが最もメーカー人事の案件が掲載が多いサイトでした。

  • doda: 423件 [メーカー(機械・電気)業界、人事 ]
  • パソナキャリア: 416件 [製造業(メーカー)の人事(採用・労務・制度設計・研修)]
  • エン転職: 34件 [メーカー(素材・食品・医薬品他)業界の(人事・労務、総務)]

doda

dodaメーカー人事の求人数: 423 件

dodaのメーカー人事の転職情報

パソナキャリア

メーカー人事の求人数: 416 件

パソナキャリアのメーカー人事職の転職情報

エン転職

メーカー人事の求人数: 34件

エン転職のメーカー人事の転職情報

樹脂ハンマー

樹脂ハンマーとは

画像出典元: Amazon

樹脂ハンマーとは、叩く対象を傷めにくいようにデザインされたプラスチック製やゴム製のハンマーを指します。

樹脂ハンマーの打撃面は、その名の通り樹脂で出来ており、対象物に傷が付きにくいため、木製品や機械・設備等の組立てで使われます。

中心部分は金属でできているハンマーが多く、打撃力も確保されています。樹脂ハンマーは金属製のものよりも柔らかいですが、強靭な樹脂素材なのでヘッドが割れることもありません。

樹脂ハンマーの使い方

樹脂ハンマーの使い方は、一般的なハンマーと同じです。ヘッドが樹脂でできており、メンテナンスとして交換することもできるハンマーもあります。

金属ハンマーやショックレスハンマーと比較して打撃力が小さいため、以下の用途で使うことが適しています。

  • 小さくて正確性を求められる物を打ちたいとき
  • 仮止めなどすぐ抜けるように弱く打ちたいとき
  • 打ち込むものを傷つけたくないとき 等

    これらの用途に応じて使い分けると良いでしょう。

樹脂ハンマーの選び方

  • ハンマーの材質
    ハンマーの材質は樹脂ハンマー選びをしていくうえで一番重要な項目です。これを間違えてしまうと樹脂ハンマー自体が破損してしまう可能性がありますので、注意が必要です。樹脂ハンマーの材質には、プラスチック製やゴム製があります。また、金属とプラスチックの2種類の素材が組み合わさったコンビネーションハンマーというものもあります。2種類を1本で済ますことが出来ますので、収納スペースの確保に有効です。

  • サイズ
    実際にハンマーを握ってみて扱いやすく、正確にハンマーを振ることのできるサイズを選ぶことが重要です。また、扱うワークの大きさによって樹脂ハンマーのヘッドの大きさを合わせることや、作業エリアの広さによって樹脂ハンマーの長さを合わせることも大切になります。

  • 重さ
    一般的に重いものほど打撃力が高くなりますが、その分ハンマーを持ち上げるのにも力が必要になり、慣れていないと正確に振ることができません。

T型レンチ

T型レンチとは

T型レンチとは、基本的に六角のボルト (或いはナット) を締めたり、緩めたりするのに使用する工具です。

メガネレンチスパナのように掛け替える必要がないため、連続作業による負担を軽減します。掛け替えが不要なラチェットレンチもありますが、回し方のテクニックを習得すれば、T型レンチの方が作業のスピードは早いです。

中には、DIY初心者に回し易いホルダータイプもあります。

T型レンチの使用用途

T型レンチは日常的なDIYから機械整備などの専門的な現場で、組み立てや分解の際にボルト (或いはナット) を締めたり、緩めたりする作業に使われます。主に、メガネレンチやスパナが入らないような隙間のところにあるボルト (或いはナット) の作業に使用する場合が多いです。

T型レンチは、ハンドルを回すスペースが必要なため、エンジンルームに隙間が少ない車の整備には向いていません。しかし、オートバイなどエンジンが外に出ているものなどの整備には使い安い工具です。

T型レンチの原理

シャフト (柄) と垂直にハンドル (バー) がついており、形状はT字をしています。シャフトの先端部に六角ボルト (或いはナット) が入るネジ穴 (ソケット) なっているもの、または六角穴付きボルト用の先端部が六角レンチになっているものがあります。

ハンドル部分を遠心力で回転させ、ボルト (或いはナット) を締めるのが基本です。T型レンチの中には、シャフトのところにパイプホルダーがついており、シャフトを簡単に早く回せるものもあります。

DIY初心者でも使いやすいので、状況に応じて適切な種類を選ぶことが大切です。

T型レンチの特徴

1. 早回しによって効率性向上につながる

T型レンチを早回しすることによって、ボルト (或いはナット) を効率よく締めたり、緩めたりすることができます。ハンドルを360度以上、連続的に回転させることができるため、他のレンチのように、ある程度回したらかけ替える必要がありません。

2. 狭い所にあるボルト (或いはナット) を締められる

ボルトを取り付けるスペースが狭く、メガネレンチやスパナでは障害物があって回せないところにも使用できます。

3. 力が弱い人でも比較的簡単にトルクを締められる

T字型のハンドルは握りやすく圧力をかけやすいため、力が弱い人でもトルクをかけることができます。ハンドルを両手で握ると、より力をかけやすいです。

T型レンチの選び方

1. スタンダードタイプ

T型レンチの選び方のポイントは、使用目的に応じて使いやすいサイズ、機能について検討することです。T型レンチのサイズは、使用しているボルト (或いはナット) とあっているものを選びます。

モンキーレンチのように、T型レンチはつかむ部分の幅を可変させることができません。そのため、サイズが合っていなければ、ボルトと隙間が空き、締め付けが不十分になります。

サイズは小さいものは8mmから大きいもので28mmまであります。8mm〜14mmぐらいを揃えておくと便利です。シャフトの長さは、254~307.5mm、ハンドルの長さは、200~300mmのものがあります。ボルトのサイズが大きくなるほど、シャフトとハンドルは長くなります。

一般的な物より、早回しに特化したT型レンチの場合は、ハンドルの長さが130mmのものが最適です。スタンダードタイプは可動部分がないので、壊れにくく耐久性があります。

2. フレックスタイプ

T型フレックスレンチは、T型レンチの一種です。フレックスレンチは、シャフトとネジ穴部が別の部品で、リンク機構でつながっています。

狭いスペースでの作業では、ボルトから真っ直ぐにシャフトが出せない場合があります。そのような時でもフレックスタイプは、斜めにシャフトを出して、ボルトを締めることができます。

3. ソケットタイプ

フレックスタイプと同じように、シャフトの先にあるネジ穴部がソケットとして別部品になっていますが、ソケットタイプはボルトに合わせてソケットを取り替えて使用するタイプです。T型のハンドルは一つで済むので、収納がコンパクトになり持ち運びに便利です。可動部分が奥なるので、スタンダードタイプに比べると強度が落ちます。

T型レンチのその他情報

T型レンチの使い方

T型レンチのサイズが、ボルト (或いはナット) のサイズとあっていることを確認します。ボルトは、T型レンチのネジ穴に取り付けます。

取り付けたら、ボルトが3〜4回転分入るように手でシャフトを回します。片方の手はシャフトを軽く支え、もう片方の手はハンドルを軽く持って回転させます。ハンドルが、勢いよく回らなくなるまで続けるのがポイントです。

最後にハンドルをしっかり握って締めます。回転をかけるときは、シャフトが垂直になるように支え、最後に締めるときはボルト (或いはナット) に対してシャフトを真っ直ぐに立て、しっかり締めます。

シャフトが斜めになっていると、うまく締まらないため注意が必要です。

ピン釘

ピン釘とは

ピン釘(ピンネイル)は、シート状に並べられた状態で、ピンネイラ(ピン釘打機)に装填して使われる釘です。

一般的な釘との違いは、頭部がないことです。また軸径は0.6mmと針金のように細い見た目をしています。

ピン釘は、主に内装作業で使用されます。理由は、頭部がなく打ち込んだ後も釘痕が目立ちにくいため、美しく仕上げることができるためです。保持力が胴部の摩擦力のみで弱いため、ピン釘は接着剤と併用し、巾木や化粧剤の仮止めとして使われます。

ピン釘の使い方

打ち込み前の準備として、ピン釘(ピンネイル)は、ピンネイラ(ピン釘打機)のマガジン内に装填されます。ピンネイラの射出口を対象物に押し当ててトリガを引くと釘が発射されます。

使用時は、以下の点に注意して下さい。

  • 打ち損じて釘がはね返ることがあるため、保護メガネの着用が必要です。
  • 釘の誤発射を防ぐため、釘を装填する時、トリガはロックし、エアホースは外さなければなりません。
  • 本体の故障を防ぐため、メーカー指定の釘を推奨します。

ピン釘の選び方

ピン釘(ピンネイル)選定のポイントは、釘を打ち込んだ後の仕上がりのイメージを考慮して、釘の色と長さを検討することです。

釘を打ち込む対象物に合わせて釘頭の色を選定することで釘が目立ちにくくなります。選定できる色の種類は、シロ、チャ、ライトベージュ、ダークベージュ(うす茶)、ライトキャメルがあります。

対象物の厚みに応じて釘の長さは選定する必要があります。釘の長さは12~55mmの幅広い範囲でラインナップされています。ピンネイラ(ピン釘打機)には充電式とエア式がありますが、ピン釘はどちらにも対応しています。ただし、充電式のピンネイラは、35mmより長い釘に対応していません。

ピン釘は、ピンネイラの製造メーカーから販売されています。各社の釘に数値上の差がなく別メーカーの本体に装填可能でも、釘と本体は、同一メーカー品にすることを推奨します。理由は、釘が詰まりやすく打ち込みが弱くなる懸念があるためです。

グラインダー

グラインダーとは

グラインダーとは、金属や木材などのさまざまな材料を切断、研削、研磨するために使用される電動工具です。

一般的にモーターと回転する円盤や砥石で構成され、錆を落としたり、粗い部分を平滑にしたりする際に使用されます。建築や木工でよく使われるグラインダーには、アングルグラインダーやサイドグラインダーとも呼ばれるディスクグラインダーがあります。

この電動工具は、金属やその他の材料の切断、研削、研磨など、さまざまな作業に使用可能です。回転する研磨ディスクや砥石を備えたモーター駆動のヘッドで構成され、作業内容に応じたディスクを装着することができます。

グラインダーの使用用途

グラインダーは、建築、金属加工、木工などの分野でよく使われる汎用性の高い電動工具です。その用途は、取り付けるディスクやホイールの種類によって異なります。ここでは、グラインダーの一般的な使い方を紹介します。

1. 切断する

金属、コンクリート、タイルなど、さまざまな素材を切断することができるカッティングディスク付きグラインダーです。

2. 研削する

研削ディスクを使用するグラインダーは、材料の除去、表面の形状や平滑化、工具の研ぎ出しに使用できます。

3. 研磨とポリッシング

研磨ディスクやポリッシングディスクを装着したグラインダーは、木材、金属、プラスチックなどの素材の表面の凹凸を取り除き、滑らかな仕上げにすることができます。クリーニングやサビ取りワイヤーブラシや研磨フラップ付きグラインダーを使って、金属表面の錆や塗料などのコーティング除去も可能です。

ラインダーは、正しく使用しないと危険な道具なので、使用する際は必ずメーカーの指示と安全ガイドラインに従うことが大切です。

グラインダーの原理

グラインダーは、回転する研磨ディスクや砥石をモーターで高速回転させるものです。ディスクや砥石は、モーターの軸に接続されたスピンドルに取り付けられており、毎分数千回転の速度で回転するよう設計されています。

ディスクやホイールが金属やコンクリートなどの素材に接触すると、ディスクやホイールの研磨面が素材を削り、少量の素材を除去して表面の形状を整えます。ディスクやホイールの角度や材料に加える圧力を調整することで、カットの深さや材料の除去量をコントロール可能です。

グラインダーには、コンクリートや金属を切断するダイヤモンドチップブレード、表面を滑らかにするグラインディングディスク、錆や塗装を除去するワイヤーブラシなど、さまざまな種類の研磨ディスクやホイールが使用されています。なお、ディスクやホイールの選択は、作業内容や被削材の種類によって異なります。

グラインダーの種類

グラインダーにはいくつかの種類があり、それぞれ用途に合わせて設計されています。ここでは、一般的なタイプをいくつかご紹介します。

1. ディスクグラインダー

グラインダーの中で最も一般的なタイプで、アングルグラインダー、サイドグラインダーやディスクカッターとも呼ばれます。モーターで回転する研磨ディスクや砥石を駆動し、金属やコンクリートなどの切断、研削、研磨に使用されるのが一般的です。

2. ストレートグラインダー

ダイグラインダーとも呼ばれ、ディスクグラインダーの小型版で、バリ取り、サンディング、整形など、より精密な作業用に設計されています。通常、ディスクグラインダーよりも小さな研磨ディスクやホイールが使用されます。

3. 卓上グラインダー

作業台などに設置する据え置き型のグラインダーで、通常、2枚の砥石 (粗目と細目) を備えています。工具の研ぎ出しや金属の成形によく使われる。

4. コンクリート用グラインダー

コンクリート表面の研削と研磨に特化したグラインダーの1種です。通常、ダイヤモンドチップを使用したディスクやホイールを使用して、コンクリートの床やカウンタートップなどの表面を滑らかに仕上げることができます。

5. カットオフグラインダー

金属を切断するために特別に設計されたディスクグラインダーの1種で、薄い切断ディスクまたはホイールを使用します。金属加工でよく使われます。

グラインダーの選び方

グラインダーを選ぶ際には、ニーズに合った道具を選ぶために、いくつかの考慮すべき要素があります。

1. パワーとサイズ

グラインダーは、さまざまなサイズと規格があるので、作業の目的に適したグラインダーを選択することが重要です。重切削や研削作業に使用する場合は、より大きく、より強力なモデルが必要な場合があります。しかし、時々軽作業に使うだけなら、小さくてパワーのないモデルで十分です。

2. ディスクまたはホイールの種類

グラインダーは、カッティングディスク、グラインディングディスク、サンディングディスク、ワイヤーブラシなど、さまざまなディスクやホイールを使用することができます。作業内容に合わせてディスクやホイールの種類を選ぶことが、確実な仕上がりを実現するために重要です。

3. 安全機能の有無

事故や怪我を防ぐためには、セーフティガードなどの安全機能を備えたグラインダーが望ましいです。疲労を軽減し、制御を向上させる防振機能を備えたグラインダーもあります。

万能ハサミ

万能ハサミとは万能ハサミ

万能ハサミとは、あらゆる用途に対応可能なハサミのことです。

金属や食材、厚みのあるダンボールなど様々なものが切れます。一般的なハサミは紙を切る用、布を切る用など切る対象が特定されているため、用途を限定してハサミを使い分けなければなりません。

これに対し、万能ハサミは切れる対象が非常に広いため、複数のハサミを使い分けしなくて済むのが利点です。どんな素材でもハサミを変えずに利用可能で、キッチンに置いて料理に使用する方法もあります。使用頻度が高く使い勝手が良いアイテムなので、今では各家庭に1本はある日用品です。

万能ハサミの使用用途

万能ハサミの使い方は「はさみ」「 ナイフ」「皮むき」「うろこ取り」「骨切り」「殻割り」「缶開け」「栓抜き」の8通りです。万能ハサミの魅力は、紙や糸以外にも、金属板やプラスチックなどの硬いもの、カーペットなどの分厚いものなど、あらゆるものに対応している点です。

DIYはもちろん、園芸の添え木作りや粗大ゴミになるものを細くしたりと、掃除のときにも大活躍します。なかには、釣りで釣った魚を締めるのに使えるものまであります。

また、ハサミとしての機能以外にも、栓抜きや缶切りの機能が付いているものも多いです。

万能ハサミの原理

万能ハサミは、2つの刃が軸でつながれているシンプルな構造です。てこの原理を利用することで、大きなせん断力を作る仕組みとなっています。

一般的なハサミの場合、指を入れる部分 (ハンドル) を「力点」、刃が重なっている部分 (軸) を「支点」、紙などを挟み刃の力が加わる部分を「作用点」と呼びます。このとき、刃 (作用点) と軸 (支点) の距離が短いほど大きなせん断力が働き、距離が長くなるにつれ、せん断力は小さくなります。

てこの原理により、金属線などの丈夫な素材を切断することができる万能ハサミですが、それ以外にも重要な仕組みがもう1つあります。それは刃の内側にくぼみを施す「裏スキ」の他 、刃元から刃先にかけて湾曲している「ソリ」がつけられていることです。

この仕組みにより、ものを切るときに刃の1点のみが当たるようになり、大きな力を作ることができます。万能ハサミは、切れ味をよくするいくつかの仕組みにより、小さな力を大きな力に変え、効率の良い作業が可能となります。

万能ハサミの選び方

万能ハサミを選ぶときは、下記の6点を確認する必要があります。

1. ハンドルの素材

ハンドルの握り心地の良さは素材が大きく影響します。一般的なのは樹脂製ですが、低反発素材を使用したものもあり、こちらはクッション性が高い上にグリップ力も有します。

長時間作業を想定し万能ハサミを購入する場合は、優先的に選びたい素材です。それ以外にもラバー素材など様々な製品が販売されているため、店舗で実際に触って、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

2. ハンドルの形状

切った後の状態は、力の入れやすさや握りやすさで変化するため、ハンドル形状が自分に合っているかを実際に切断して確認することが大切です。万能はさみのハンドルの形状は、大きさが左右対称のものや非対称になっているもの、形状が楕円形や円形のものなどがあります。

  • 左右非対象タイプ: オールマイティ
  • 円形の左右対称タイプ: 細かな作業用
  • 楕円形の左右対称タイプ: 力を入れる作業用
  • ペンチタイプ: 金属系の切断用

3. 刃の形状

被切断物の素材やどのように切断したいのかにより、選ぶべき刃の形状はが異なります。それぞれの特徴を把握し、使用目的にあったものを選ぶことが重要です。

  • ストレート刃
    直線的に切断するときなど、正確性を求める場合
  • カーブ刃
    軽い力でも切れるため、長時間の作業をする場合
  • のこぎり刃
    細かく並んだ刃が対象物に食い込むため、滑りやすいものを切る場合

4. 刃の素材

基本的には、ステンレス製がおすすめです。一方、頻繁に万能ハサミを使用する方であれば、強度が高く刃持ちの良い炭素鋼が最適です。

5. 右利き用・左利き用

包丁などと同様、ハサミにも右利き用と左利き用があります。ハサミは利き手で持ったとき、親指側のハンドルがある刃が下方向に開くことで、切断する部分が見やすくなります。

しかし、利き手に合わないタイプのハサミを使った場合、切断する部分が見えにくくなるだけでなく、反対に使うことで刃の噛み合わせが弱くなってしまいます。

一般的なハサミ同様、万能ハサミについても利き手に合ったタイプのものを選ぶことが大切です。

6. 付属機能

缶切りや栓抜きがついているものであれば、料理をするときに使うことができます。普段は工具として使っている万能ハサミが、アウトドアなどでも使える物となります。

多機能にこだわりたい方は、どんな場面で活用できるか想像しながら、付属機能を確認しておくと良いです。

ショックレスハンマー

ショックレスハンマーとは

ショックレスハンマーとは、ワークを叩いた時の反動を軽減する機能を有するハンマーのことを指します。

通常のハンマーに比べて作業者の手首や肘への負担を軽減し、長時間の作業を可能にします。

表面はプラスチックでヘッドの中に小鉄球が入っていることで、鉄球の重みで反動を抑え打撃エネルギーをすべてをワークに伝えることができ、金属ハンマー並みの打撃力を与えることができます。また、表面が樹脂であるため、打撃面の損傷が少なくなるという利点があります。

ショックレスハンマーの使い方

ショックレスハンマーの使い方は、一般的なハンマーと同じです。ヘッドが樹脂できており、メンテナンスとして交換することもできるハンマーもあります。

ショックレスハンマーを使う上での注意点としては、打撃力が大きいので小さくて正確性を求められる物を打つために使わないようにすることです。また、重さのあるハンマーを使うほど、打撃力が大きくなりますが、正確に当てることも難しくなります。

ハンマーを持ってみて、自分が扱いやすい重さのハンマーを使うことが大切です。

ショックレスハンマーの選び方

  • ヘッドの材質
    ヘッドの材質はショックレスハンマー選びをしていくうえで一番重要な項目です。これを間違えてしまうと叩く対象を破損させてしまったり、ハンマー自体が破損してしまったりするので、気を付けてください。ヘッドの材質には、ウレタンナイロン、ゴム等があります。

  • サイズ
    実際に握ってみて扱いやすいサイズを選ぶことが重要です。重いものほど打撃力が高くなりますが、その分ハンマーを持ち上げるのにも力が必要になり、慣れていないと正確に振ることができません。

  • 柄の材質
    柄の材質もショックレスハンマーでは重要な項目です。柄の材質は持ち手へのハンマーの衝撃の伝わりやすさを大きく左右するので、手の疲労度や痛みに直結します。
    また、ハンマーの破損原因として主に挙げられるのは、柄が折れることにあります。適切な材質の柄を選ぶことでハンマーを長く使用することができます。
    柄の最質には、グラスファイバやウレタンが一般的で、ヘッドが交換できる木製もあります。

ゴムハンマー

ゴムハンマーとはゴムハンマー

ゴムハンマー(ラバーハンマー)は、頭がゴム製のハンマーです。

ゴムハンマーは、家具の組立てや板金加工で使用されます。

ゴム製のハンマーは、叩いた箇所の傷や凹みを気にすることなく、強く打つことができるメリットがあります。同様の特徴を持つ木槌木ハンマー)と比べても、ゴムハンマーは、材料に傷をつけにくいと言えます。

一方で、ゴムハンマーのデメリットは、打った時の反応が鈍い点です。微妙な調整作業では、手ごたえや音がわかることが必要な場合があります。そのため、調整作業には木槌を使い、強く打ち込む作業ではゴムハンマーを使います。

ゴムハンマーの使い方

ゴムハンマー(ラバーハンマー)は、片手で持ちます。ゴムハンマーは、柄の先端に近い部分を持ち、頭を材料に打ち付けます。

下記は、ゴムハンマーの使い方の注意点です。

  • 材料を何回かに分けて打ち込むように、力を調整して打つ必要があります。
  • 繊細な調整が必要な作業を行う場合は、あて木の上から叩いて、均等に力がかかるようにします。
  • 金属釘のようなものを叩くと、ゴムハンマーの表面に傷がつきます。ゴムハンマーは、金属の小さいもの叩くのには向いていません。

ゴムハンマーの選び方

ゴムハンマー(ラバーハンマー)の選び方で重要なポイントは、用途に応じて、ゴムハンマーの重さ、サイズを検討することです。

一般的に、ゴムハンマーのヘッドの重量は、単位がポンドあるいはオンスで表されます(1ポンド=16オンス、約450g)。

  • 1/2ポンドのゴムハンマーは、小型で工具箱に収まる大きさです。家具の組立てで使用するダボ継ぎの打ち込みに使用します。小さい力で、繰り返し作業を行うときは、1/2ポンドが良いでしょう。
  • 1ポンドのゴムハンマーは、重量があり、汎用性が高いハンマーです。木製家具のほぞ継のような、力が多少必要になる組み立て作業で使用します。
  • 2ポンド以上のゴムハンマーは、大工現場で、さらに大きなものを組み立てるのに使用します。頭と柄が大きく、重量もあるため、2ポンドは、ダボ継ぎの打ち込みのような作業には向きません。

ゴムハンマーの頭の径は、打ちつける対象物の大きさをもとに決めましょう。

ゴムハンマーの柄の長さは、300~400mmのものがあります。使用環境、携帯性を考慮して、使いやすい長さのハンマーを選ぶのが良いでしょう。

通常のゴムハンマーの頭にはカーボンが配合されており、対象へ色がうつることがあります。色うつりを気にする場合は、白ゴムを使ったハンマーが良いでしょう。

木槌

木槌とは

木槌(木ハンマー)は、頭と柄が木製のハンマーです。

家具の組立て、板金加工、杭の打ち込み、建築現場での解体など、様々な用途で木槌は使用されます。

木製のハンマーは、叩いても傷や凹みが残りにくい特徴があります。そのため、家具の組立て、板金加工のような、傷を付けたくない作業は、木槌を使用することが多いです。

頭の直径が100mmを超すサイズの木槌は、掛矢(かけや)と呼ばれ、杭打ち、解体作業で利用されます。

木槌の素材には、主に樫が使われます。

木槌の使い方

木槌(木ハンマー)は、一般的に片手で持って使います。頭の直径が100mmを超すものは、柄が長く、両手で持って使います。

弱い力をコントロールして打つ時は、柄の頭に近い場所をもちます。強い力で打ちたい時は、柄の先に近い場所をもちます。

木槌を使う上での注意点は、柔らかい材料への使用です。木槌は堅いので、頭の角が材料に当たると凹みができることもあります。そのような時は、打つ場所にあて木を置いてその上を打ち、傷や凹みが入らないようにします。

木槌の選び方

木槌(木ハンマー)の選び方のポイントは、用途に応じて、必要な大きさ、頭の形状を検討することです。

一般的に、木製品の組立て、板金で使用する木槌のサイズは、頭の径が36~60mm、柄の長さが300~360mmぐらいです。土木や解体の現場で使用する木槌(掛矢)のサイズは、頭の径が90mm以上、柄の長さ90cm以上あります。木槌は、使いやすい大きさのものを選ぶのが良いでしょう。

一般的な木槌は、頭が円筒で、打面が平たい形状をしています。しかし用途によって、頭の形状は違います。下記は、一般以外の木槌の形状と特徴です。

  • 田楽槌は、四角く平たい頭が付いていた木槌です。田楽槌は、板金加工で折り曲げを行うのに使われます。
  • タイコ槌は、打撃面の中心が膨らんでいる形状をしています。タイコ槌は、工芸品の製作、特殊な板金作業で使いやすい小型の木槌です。
  • 仮枠木槌は、杵のように柄に対して片側に長く伸びた形状をしています。仮枠木槌は、コンクリートの仮枠用の木槌として使われます。

掛矢

掛矢とは

掛屋(かけや)とは、樫などの堅木で作られた大型のハンマーのことです。

胴径の部分が直径13~15cm、柄が90cm程度、重さは3~5kgと大きく、重いほど打込む力が大きいため、その特性を利用し様々な場面で利用されています。

鉄製のハンマーでは傷ついたり、割れてしまう恐れのある木製またはプラスチック製の杭を打込む時や建物を破壊するなどの解体作業現場などで主に利用されています。
近年では頭部が木製のものだけでなく、湿気に強く耐久性の高い樹脂製の掛矢が多くのメーカーから販売されています。                                                            

掛矢の使用用途

掛矢の用途は一般的に知られている建築現場以外にも多岐に渡ります。
建築現場、工事現場、土木、園芸、農業分野において、木製またはプラスチック製の杭打ち作業時に使用されています。
また解体作業現場においては物を破壊するために使用されています。

その他の用途としては防災用として、倒れた建物を解体する時や立ち入り禁止のスペースを作る杭打ち作業の際に使用されています。一般的に防災用には金輪付の掛矢が用いられています。

掛矢の選び方

掛矢を選ぶポイントは「使用目的」と「使いやすさ」です。

掛矢は重量が大きければ大きいほど打込む力が強く、作業性も上がるのですが重量を見ると3~5㎏ほどあるため、そう簡単に振り回すことはできません。掛矢を使用して杭を打つ時には、掛矢の打撃面と杭の頭が平行になるようにしないといけないため、腕力に任せて使えば問題ないというわけではありません。

重量が大きく、柄の長い木製の掛矢は、しっかりと杭を打込んだり、壁を壊すことができるため、建築現場や解体現場でプロの職人さんの間で利用されています。

頭部の中心が鉄製になっている樹脂製の掛矢は、反発力が強いため、その反動を使って木製の掛矢よりも軽い力で振りかぶることができます。また木製の掛矢のような独特な音が出ない為、早朝など静かに作業したい時に利用されています。

頭部の中に鉄球などの重りが入った容器があり、この重りの移動により反動を吸収し、衝撃を軽減する構造になっているショックレスハンマーと呼ばれる掛矢も近年多くのメーカーから販売されています。このショックレスハンマーは振動が手に響きにくい為、趣味のDIYなどで長時間の作業をする人におすすめです。
安全に作業するために材質、重量、柄の長さなど自分の使用目的に合ったタイプの掛矢を選ぶことが大切です。