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ニッケルクロムモリブデン鋼のメーカー7社一覧や企業ランキングを掲載中!ニッケルクロムモリブデン鋼関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社阪神メタリックス、2位:株式会社マクシスコーポレーション、3位:株式会社堀田ハガネとなっています。 ニッケルクロムモリブデン鋼の概要、用途、原理もチェック!
JISの鋼種記号は、SNCM220など、先頭の英字記号がSNCMです。JISでは、11種類が規程されています。
普通炭素鋼にクロムとモリブデンを添加したのがクロムモリブデン鋼です。そして、靱性をさらに向上させるため、ニッケルを加えたのがニッケルクロムモリブデン鋼です。ニッケル・クロム・モリブデンの各合金元素は、とくに焼入れ性と焼戻し性を調節するために添加されています。
また、肌焼鋼と呼ばれ、表面硬化(熱処理、処浸炭・窒化)や侵炭、窒化などの表面化成処理を実施することで、機械的特性を向上させています。
さらに、浸炭後に焼入れ・焼戻しの複合処理を実施するニッケルクロムモリブデン鋼もあります。
2025年4月の注目ランキングベスト7
順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 株式会社阪神メタリックス |
21.4%
|
2 | 株式会社マクシスコーポレーション |
21.4%
|
3 | 株式会社堀田ハガネ |
17.9%
|
4 | 株式会社アサダ |
17.9%
|
5 | 株式会社イーメタルズ |
10.7%
|
6 | 川上ハガネ株式会社 |
7.1%
|
7 | 伊藤忠丸紅特殊鋼株式会社 |
3.6%
|
8 点の製品がみつかりました
8 点の製品
モリテックスチール株式会社
150人以上が見ています
最新の閲覧: 16分前
返信のとても早い企業
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■概要 モリテックスチールは、ばね専門メーカー、はがね専門問屋としてこれまで培ってきた、経験・知識を生かし情報力を駆使して、最適...
株式会社堀田ハガネ
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■概要 SNCM220Hはニッケルクロムモリブデン鋼であり、肌焼鋼として使用されます。CNC材にモリブデンを添加することで焼き入れ性と高音強...
株式会社堀田ハガネ
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■概要 SNCM420HはSNCM220H同様に肌焼用ニッケルクロムモリブデン鋼で、引張強さは概ね980以上あります。添加されているNi、Cr、Moの量は...
株式会社堀田ハガネ
20人以上が見ています
最新の閲覧: 2時間前
■概要 SNCM616はニッケルクロムモリブデン肌焼鋼の中では硬度に優れた材料であり、引張強さも1,180以上と最も高く、厳しい条件でも満た...
株式会社堀田ハガネ
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最新の閲覧: 1日前
■概要 SNCM815はSNCM材の中でも自硬性をもち、大物部品でも空冷で焼きが入り易く、熱処理による狂いも少ないので精密部品に適しています...
株式会社堀田ハガネ
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■概要 SNCM439はニッケルクロムモリブデン肌焼鋼の中でも比較的高い降伏点、引張強さを持つ材料です。強靭鋼で焼き入れ性優れており、強...
株式会社堀田ハガネ
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■概要 SNCM447はSNCM材のうち、硬度、強度に特に優れた強靭鋼です。降伏点は概ね930以上とされますが、これは他の機械構造用の合金鋼で...
株式会社堀田ハガネ
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■概要 SNCM630はニッケルクロムモリブデン鋼のうち、クロムの量が最も多い材料です。Crは炭化物生成と関係し、焼入れ性を高め、焼戻しに...
JISの鋼種記号は、SNCM220など、先頭の英字記号がSNCMです。JISでは、11種類が規程されています。
普通炭素鋼にクロムとモリブデンを添加したのがクロムモリブデン鋼です。そして、靱性をさらに向上させるため、ニッケルを加えたのがニッケルクロムモリブデン鋼です。ニッケル・クロム・モリブデンの各合金元素は、とくに焼入れ性と焼戻し性を調節するために添加されています。
また、肌焼鋼と呼ばれ、表面硬化(熱処理、処浸炭・窒化)や侵炭、窒化などの表面化成処理を実施することで、機械的特性を向上させています。
さらに、浸炭後に焼入れ・焼戻しの複合処理を実施するニッケルクロムモリブデン鋼もあります。
機械構造用合金鋼の7鋼種の中で、最も機械的特性に優れた鋼材です。しかし、高価なニッケルが添加されているため、高価格になります。機械的特性を高める元素とて、ニッケル・クロム・モリブデンの3元素を使用していることから高焼入硬化性、高靭性を可能としています。
熱処理により、高強度に強度調整が可能なことから高強度部品を必要とする航空機に多用されています。大型部品では、特にエンジン部品用として使用されています。合金鋼のなかでは最高クラスの強度を持ちますが、難溶接性材です。また、高強度なため、切削加工等の加工も容易ではありません。
SNCM439、SNCM447は、高強靱性で質量効果も小さいので大型の部品に適しています。ニッケルクロム鋼より入れ性がよいのも特徴です。
特にSNCM447は、ニッケルクロムモリブデン鋼の中で強度・硬度がともに最も優れています。 また、降伏点は、930N/mm2以上で、これは機械構造用合金鋼鋼材の中でも最も高い値です。中小型の軸、精密歯車、コレットチャック等に使用されています。
SNCM415、SNCM420は、主に浸炭用として使用されています。高強靱性で質量効果も小さいため、大型の部品に適しています。φ100以下のスピンドル、ウォーム、スプライン軸等に使用されています。
SNCM616は、浸炭鋼にも強じん鋼にも使用できます。浸炭鋼の中では、特に高強靱性で質量効果は最も小さいです。また、強い自硬性を持ち、複雑な形状の部品でも熱処理による寸法変化が少ないです。ただし、難被削性材です。強力歯車、シャフト、鋳造型等に使用されています。