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【2020年版】アルマイト メーカー10社一覧

アルマイトのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


アルマイトとは

アルマイトとは、アルミ表面に酸化皮膜を人工的に形成させる表面処理法です。これにより、耐食性や耐摩耗性の向上などを図ることができます。メッキ加工とは異なり、ただ表面を覆うだけではなく製品自体を溶解しながら入り込む形で表面を覆っているため、より丈夫な表面処理を施すことができます。また、染料を使用することで、カラーアルマイトとして色を付ける、表面をマットな仕上げにするということも可能です。

アルマイトの使用用途

アルマイト処理によって得られる「高耐食」、「高耐摩耗」、「表面特性(撥水性など)の付与」、「装飾性が高い(着色、マット仕上げが可能など)」という特長から、家庭用製品から工業用製品まで幅広い分野で用いられています。

  • 家庭用製品
    弁当箱、やかん、鍋、携帯電話、サッシなど
  • 工業用製品等
    建築材、自動車部品、光学部品、半導体部品、医療機器など

アルマイトの原理

アルマイトの基本原理と処理の手順は以下のようになります。

  1. アルミ製品を治具に取付け、電解液の中に入れる。
  2. 治具に電極を繋ぎ、プラスの電気を流し、同時に陰極にも同様に電気を流す。
  3. 電気分解により、表面に酸化皮膜(アルミの酸化物)が生成される。

この時に生成される酸化被膜の厚さは、電解時間に比例します。
アルマイトは、アルミに電流を流す事で、表面の微小なデコボコ部が溶解しながら同時に酸化皮膜が成長していくため、元々のアルミ表面がデコボコだった場合、そのままアルマイトがかかるため、塗装の様に表面を平らにならす効果はありません。

また、アルマイト処理を行う際には、以下の点について注意が必要です。

  • アルミに対する加工を切削で行ったか、放電加工で行ったかによって、皮膜の成長具合が変わるため、アルマイト後の見込み寸法に差が出る。
  • 鉄や銅、ステンレスなど、アルミ以外の素材が接合されている状態でアルマイトを行うと、アルミ以外の素材が溶けてしまう可能性がある。
  • アルマイトを行う部品が異なる種類のアルミ合金で構成されている場合、同時にアルマイトを行うと色ムラや膜厚ムラが発生する。
  • ハメあいを想定した穴形状などがある場合、アルマイトによって生成される酸化被膜での寸法変化により機能しなくなる可能性がある。
  • 穴の深さ(貫通穴 or 止まり穴)など、形状によって各部分の被膜厚さに差が出ることを考慮する。

上記の様に、アルマイトを行う部品の形状や施した加工手段などにより、生成される酸化被膜の厚さに差がでるため、精密な寸法が必要となる部品などにアルマイトを施す場合には、事前の検討と確認が重要になります。

参考文献
http://www.kashima-coat.com/aluminum/anodized-aluminum.html
http://toeidenka.co.jp/alumite.html

アルマイトのメーカー情報

アルマイトのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 アルバックテクノ株式会社
  2. 2 東栄電化工業株式会社
  3. 3 株式会社清田アルマイト

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社コーケン
  2. 2 株式会社東研工業
  3. 3 アルバックテクノ株式会社

歴史のある会社

  1. 1 安田金属工業株式会社
  2. 2 理研アルマイト工業株式会社
  3. 3 株式会社清田アルマイト

アルマイトのメーカー10社一覧


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