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スナップピンのメーカー10社一覧や企業ランキングを掲載中!スナップピン関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:山陽株式会社、2位:株式会社岩津発条製作所、3位:フセハツ工業株式会社となっています。 スナップピンの概要、用途、原理もチェック!
スナップピン (英: Snap Pins) とは、ボルトやピンの抜け止めや回り止め用の機械部品です。
海外では、コッターピン (Cotter Pins) 、ヘアピン (Hair Pins) と呼ばれています。ボルトやピンに加工された穴に、真っ直ぐな部分を差し込み押し込むだけで、工具を使わずに容易に取り付け、取り外しができます。また、繰り返し使用できることが特徴です。
割りピンのように差し込んだあとに曲げる必要がないため、その手軽さから幅広く使われています。また、製造工程の効率化やメンテナンスの簡易化が図れます。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 山陽株式会社 |
22.6%
|
2 | 株式会社岩津発条製作所 |
12.9%
|
3 | フセハツ工業株式会社 |
12.9%
|
4 | ヤマト自動車株式会社 |
9.7%
|
5 | 株式会社モリシタ |
9.7%
|
6 | 大陽ステンレススプリング株式会社 |
9.7%
|
7 | 株式会社オチアイ |
9.7%
|
8 | コムラ産業株式会社 |
6.5%
|
9 | 株式会社北村ボールト |
3.2%
|
10 | 株式会社丸中洋行 |
3.2%
|
項目別
線径 mm
0 - 11 点の製品がみつかりました
1 点の製品
サミニ株式会社
200人以上が見ています
返信の比較的早い企業
3.0 会社レビュー
100.0% 返答率
26.4時間 返答時間
■注文数別単価 (円) ・10~49:20 ・50~199:12 ・200~499:8 ・500~999:6 ・1,000~1,500:4
スナップピン (英: Snap Pins) とは、ボルトやピンの抜け止めや回り止め用の機械部品です。
海外では、コッターピン (Cotter Pins) 、ヘアピン (Hair Pins) と呼ばれています。ボルトやピンに加工された穴に、真っ直ぐな部分を差し込み押し込むだけで、工具を使わずに容易に取り付け、取り外しができます。また、繰り返し使用できることが特徴です。
割りピンのように差し込んだあとに曲げる必要がないため、その手軽さから幅広く使われています。また、製造工程の効率化やメンテナンスの簡易化が図れます。
図1. 使用例
スナップピンは、ボルトやピンの抜け止めや回り止めが必要な、多くの機械に使用されています。その使用用途は、産業機械、工作機械、自動車や農耕機具まで幅広い分野で、身近なところでも目にすることがあると思います。
使用例として、自動車ブレーキロッドの継手として、クレビス (U字型・二股形状の軸受部品) があり、クレビス用のクレビスピンの抜け止めとして、スナップピンが使用されています。
図2. 原理
スナップピン端部は、主に軸孔タイプと軸溝タイプの2種類があります。
軸孔タイプは、相手側のピンやボルトの軸孔 (穴) に、スナップピン端が真っ直ぐな側を軸孔に差し込み取り付けます。この差し込んだ状態で、スナップピンの波形部分が、スプリング作用で相手側のピンを押し付けられます。この押し付ける力で、スナップピンは拘束され抜け難くなります。
軸溝タイプは、相手側のピンやボルトには軸溝に、スナップピン両端を軸溝に差し込み取り付けます。この差し込んだ状態で、軸孔タイプと同様に、スプリング作用で相手側のピンを押し付けること、スナップピンは拘束され抜け難くなります。
図3. 種類
スナップピンの種類は、前述したように相手側の加工方法に応じて、軸孔タイプと軸溝タイプがあります。一般的に使用するスナップピンは、JIS B1360 スナップピン で下記2タイプが定められています。
軸孔タイプは、真っ直ぐな側をピンやボルトの軸孔に差し込むタイプです。1種から3種までの3つの種類があります。1種から3種は、波状に加工に折り返しの有無と、U字に折り返された部分が立ち上がりで分類されます。
軸溝タイプは、両側が波状に加工されており、ピン端部に加工された軸溝を挟み込むようにして差し込むものです。1種と2種が規定されています。
スナップピンには、松葉ピンとも呼ばれるものがあり、軸孔タイプの一種です。ピン端部が真っ直ぐのまま折り返しが始まる形状です。また、JIS D2301 自動車用クレビス継手部品に、クレビスピン用のスナップピンが規定されています。
スナップピンが規定されている国内規格は、下記の鋼線材が使用されます。
スナップピンの材質は、主に下記のとおりです。
JIS G3522 ピアノ線 (Piano wires) SWP-Aは軸溝タイプ 2種に使用されます。これらの鋼線材は、変形しても元の形状に戻る能力 (弾性) に優れています。そのため、繰り返し荷重や衝撃に強く、耐久性と強度が高く、過酷な環境下でも信頼性を維持します。
スナップピンは、ワイヤーフォーミング機械などで、冷間成形します。成形加工後には以下の処理を行います。