全てのカテゴリ
閲覧履歴
問診システムについての概要、用途、原理などをご説明します。また、問診システムのメーカー10社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
問診システムとは、健康診断や病院受診において、デジタル端末を使って患者が問診票を記入するシステムです。
従来の紙ベースの問診票管理に比べて、転記などの必要がなくなり業務効率化に貢献します。患者はスマートフォンやタブレット、パソコンなどのインターネットに接続された端末があれば時間や場所を問わず問診票の記入が可能です。そのため、来院前に問診票記入を済ませることができ、待ち時間短縮や院内の感染対策にも繋がります。
問診システムは、クリニック、診療所、病院、健診センターなど様々な医療機関で使用されます。
通常の診察前の問診の他、健康診断、予防接種、人間ドック、保健指導・面接などに利用することも可能です。従来紙の問診票で行っていた問診とそれに関わる転記・OCRスキャン・電子カルテへの入力などを削減することができ、業務省力化に貢献します。
問診システムは、下記のようなメリットがあります。
また、患者の症状や年齢・性別ごとに質問を変えたり、ドリルダウンやチャット形式を用いて回答によって次の設問を変えるなど、紙の問診票では対応しにくいカスタマイズを行うことも可能です。
問診システムは、基本的にインターネットを経由したWeb問診の形態で運営されています。通常のWeb問診の場合、紙の問診票で行っていた回答をそのままデジタル端末から入力します。
電子カルテや予約システム、オンライン診療システムなど、周辺システムと連携することが可能です。
通常のWeb問診の他、AI問診が導入される場合もあります。AI問診は、人工知能 (AI) を活用した事前問診です。
AI問診では、患者が入力した情報に基づき、AIが最適な質問を自動で選びます。従来の紙による問診票のように固定化された内容ではなく対話のように質問を続けていくこともできるため、患者さん一人ひとりに適した情報を収集しやすくなります。
また、AIが過去のデータや医学知識を利用した分析を迅速に行うため、医師は診察時に正確な情報が入手しやすくなり、診療効率の向上が期待されます。
問診システムには、様々な製品があります。機能面など様々な点で区分分けすることができます。
問診システムで使用されている記入方法にはいくつかの種類があります。
Webサイトから記入する方法では、予約システムと連携すると来院予約と同時に問診票の記入ができます。待合室で記入する方法では、順番待ちシステムと連携することで受付対応の省力化が可能である他、待合室の混雑解消も可能です。医療機関側でタブレット端末を用意する場合では、デジタル端末を持っていない患者や、小さい文字が見えにくい患者にも対応できます。
問診システムは、機能面で多様な製品が展開されています。問診票のWeb化に特化したシンプルな製品では、導入にかかるコストや手間も少なく、すぐに運用を始めることができます。多機能タイプでは、予約受付管理や検査結果の確認、電子カルテの管理など、医療事務業務全般の効率化が可能です。また、健診・人間ドックに特化したシステムでは、大人数の受診者のデータを管理し、問診票を効率的に配布することに長けています。
その他、システムによっては小児科ではワクチンの接種状況、内科では生活習慣や喫煙歴など、問診票の設問の柔軟な設計が可能です。製品によってはLINEの友だち登録機能を活用するなど、マーケティング機能や来院促進機能も展開されています。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社