ピッキング仕分けについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ピッキング仕分けのメーカー8社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
主に倉庫内で指定された商品をピックアップし、集める業務を「ピッキング」といい、その前工程において商品が入ったたくさんの段ボール箱が積まれたパレットからひとつずつ取り出して工場や倉庫の棚に仕分けていく作業を「仕分け」といいます。
ピッキング仕分けは、物流の倉庫において欠かせない作業のひとつで、仕分けでミスをするとピッキング担当者が発見できない限り、誤発送に繋がる恐れがあるため、確実に商品をピックアップする正確性と高いスピード感が求められる作業です。
インターネット通販などから注文された商品を倉庫内で仕分け、商品をピッキングして後工程の梱包から検品、最終的に発送するのが一般的な物流の流れであり、ピッキング仕分けは物流の比較的前工程を担います。
注文書やリストに沿って指定された品物を収集し、後工程である梱包や検品の担当者へ引き継ぐ作業のため単純作業が多いですが、誤った商品をピックアップしてしまうと誤発送に直結する重要な工程なので、正確にピックアップする正確さ、且つ速やかに発送するためスピーディに仕分け、ピックアップする技術が必要です。
ピッキングには主に2つの種類があり、それぞれ倉庫の規模により使い分けられます。
1つの受注ごとに商品をピックアップしていく方法で、梱包される商品がまとまっているため梱包をスムーズに進めることができます。
また、突発のオーダーが発生した場合でも速やかに対応できるのが特徴で、出荷数が比較的少ない品物に適した方法ですが、出荷数が多くなるとオーダーごとにピックアップするため移動時間が長くなったり、品物を探す手間がかかってしまうデメリットがあります。
受注された複数の品物をまとめてピッキングして荷捌き場に集めた後、そこから発送先を振り分けて運んでいく方式です。
シングルピッキングと比べて移動時間を短縮することが可能ですが、別で荷捌き場を設けるためのスペースが必要なため、主に面積が大きい大規模な倉庫において採用されています。
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2022年6月14日