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フランジ形固定軸継手のメーカー7社一覧や企業ランキングを掲載中!フランジ形固定軸継手関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:株式会社椿本チエイン、2位:株式会社イノテック、3位:有限会社葛飾製作所となっています。 フランジ形固定軸継手の概要、用途、原理もチェック!
フランジ形固定軸継手 (英: Rigid Flanged Shaft Coupling) とは、軸端にフランジをキー固定しボルトで締結した軸継手です。
軸継手とは、2本の回転軸を連結し、動力を伝達する役割の機械要素です。回転軸を連結した状態で使用する「永久継手」と動作中に連結を解除できる「クラッチ」があり、フランジ形固定軸継手は永久継手になります。
フランジ形固定軸継手は、駆動側と従動側の軸が一直線の固定軸継手で、最も確実で大きなトルクを伝達するのに適しています。堅牢な構造で高い精度を有していますが、正確な軸の位置合わせが必要です。
2025年4月の注目ランキングベスト6
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社椿本チエイン |
25.0%
|
2 | 株式会社イノテック |
20.0%
|
3 | 有限会社葛飾製作所 |
15.0%
|
4 | 株式会社九州ハセック |
15.0%
|
5 | エバオン株式会社 |
15.0%
|
6 | 南国フレキ工業株式会社 |
10.0%
|
項目別
基準トルク N・m
0 - 1,000 1,000 - 100,000 100,000 - 1,000,000 1,000,000 - 7,000,000最高回転数 rpm
1,000 - 2,000 2,000 - 3,000 3,000 - 4,000 4,000 - 6,000最大軸径 mm
0 - 50 50 - 100 100 - 250 250 - 300伝達トルク基準 N-m
0 - 1,000 1,000 - 100,000 100,000 - 1,000,000 1,000,000 - 7,000,000標準油量オイル litre
0 - 1 1 - 2 2 - 35 点の製品がみつかりました
5 点の製品
株式会社九州ハセック
270人以上が見ています
5.0 会社レビュー
100.0% 返答率
55.0時間 返答時間
特徴 ■大きなトルク伝達と高い信頼性 歯車構造によるトルク伝達方式は、他の方式に比べて大きなトルクを伝達し、信頼性の高いカップリン...
株式会社九州ハセック
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最新の閲覧: 22時間前
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特徴 ■大きなトルク伝達と高い信頼性 歯車構造によるトルク伝達方式は、他の方式に比べて大きなトルクを伝達し、信頼性の高いカップリン...
株式会社九州ハセック
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特徴 ■大きなトルク伝達と高い信頼性 歯車構造によるトルク伝達方式は、他の方式に比べて大きなトルクを伝達し、信頼性の高いカップリン...
株式会社九州ハセック
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特徴 ■大きなトルク伝達と高い信頼性 歯車構造によるトルク伝達方式は、他の方式に比べて大きなトルクを伝達し、信頼性の高いカップリン...
同信産業株式会社
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■概要 ・軸間の偏心・偏角を補正し、駆動側のトルクを円滑に伝達します。 ・軸間の芯ずれはクラウニング歯車により補正されるため、 耐...
フランジ形固定軸継手 (英: Rigid Flanged Shaft Coupling) とは、軸端にフランジをキー固定しボルトで締結した軸継手です。
軸継手とは、2本の回転軸を連結し、動力を伝達する役割の機械要素です。回転軸を連結した状態で使用する「永久継手」と動作中に連結を解除できる「クラッチ」があり、フランジ形固定軸継手は永久継手になります。
フランジ形固定軸継手は、駆動側と従動側の軸が一直線の固定軸継手で、最も確実で大きなトルクを伝達するのに適しています。堅牢な構造で高い精度を有していますが、正確な軸の位置合わせが必要です。
図1. フランジ形固定軸継手の使用例
軸継手の主な役割は下記の3つです。
フランジ形固定軸継手は、上記の動力伝達以外は備えてなく、本来の目的である回転機構をもつ機械や装置の動力伝達に加え、回転で生じる振動や衝撃の影響を抑えるためには、正確な芯出し調整が必要です。
具体的な使用例では、モーターとポンプ、ファン (送風機) 、減速機などの連結部で、一定回転で長時間動作するような場合に多く使用されています。
図2. 軸継手の分類
軸継手は下記の4つに分類され、フランジ形固定軸継手は、固定軸継手に属しています。
フランジ形固定軸継手は、一直線上に並んだ駆動側軸と従動軸をフランジと継手ボルトで連結し、モーターなどの回転を伝達する機械要素です。駆動軸と従動軸の芯を完全に一致させた状態で連結させます。
他に同じ一直線上に並んだ軸同士の連結では、フランジ形たわみ軸継手があります。たわみ軸継手とは、軸継手のもつたわみ性が両軸の芯ずれを許容する軸継手です。
たわみ軸継手には、下記の種類と特徴があります。
種類 |
特徴 |
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筒形
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一体形 |
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分割形 |
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フランジ形
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JIS形 |
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鍛造形 |
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図3. 軸継手の構造
フランジ形固定軸継手は、2枚のフランジと継手ボルトで構成され、継手ボルトでフランジを締結します。フランジは、両側ともに軸との隙間が少ないリーマ加工されたボルト穴が、加工されています。軸心の角度ずれ (偏角) は許容できない構造である点は、フランジ形たわみ軸継手とは異なります。
この継手は、剛性の高いフランジを介して軸同士を接続し固定するため、微小なずれやたわみを最小限に抑えることが可能です。トルク伝達時に発生する変位も最小限に抑え、高い精度で動力伝達が行われます。特に、高精度な動作が要求されるシステムでその優位性を発揮します。
フランジ形固定軸継手の材質は、JIS B1452で下記のように規定されています。
「継手各部に使用する材質 (材料) は下表に示すもの又は品質がこれと同等のものとする。」
フランジ形固定軸継手は、高速回転や大きなトルク伝達している場合が多く、ナットの緩みやフランジボルト穴と継手ボルトの摩耗などが発生することがあります。そのため、適宜頻度又は定期的な点検が必要です。ナットが緩んでいる場合は、増し締め等の作業が欠かせません。
また、振動や騒音が大きくなってきた場合は、駆動側と従動側の機器のレベル調整や、軸間の芯出し調整の実施が必要です。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime1966/22/2/22_2_104/_pdf/-char/ja
https://www.nbk1560.com/resources/coupling/article/powertransmission-about/?SelectedLanguage=ja-JP