ロータリージョイントについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ロータリージョイントのメーカー18社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。ロータリージョイント関連企業の2022年6月注目ランキングは1位:株式会社日本ピスコ、2位:武田エンジニアリング株式会社、3位:株式会社日本ジョイントとなっています。
ロータリージョイントとは、固定された配管から機械装置の回転する機構(シリンダやスピンドル、ロールなど)に流体を供給するための継手のことです。対応する流体の種類は幅広く、水やエアー、油、クーラントなども供給が可能です。
本体は、ベアリングや回転用のシールなどが内蔵された回転部分と、配管を繋ぐハウジングなどを含む非回転部分に分かれています。接続された配管は回転と連動することがないため、ねじれたり損傷したりする危険を防ぐことができます。
ロータリージョイントは、工作機械をはじめ多くの産業用機械装置に搭載されています。その目的の一つは冷却にあります。
製造現場で使用される機械装置の多くは回転機構を持ちます。回転体と接する部分には摩擦熱が発生し、高い摩擦熱は不具合や故障を引き起こす原因になります。高速回転で切削を行う工作機械などはなおさらです。そこで、回転体に冷却液となる流体を供給するために使用されるようになったのが、ロータリージョイントでした。
ロータリージョイントは、冷却によって機械の性能を維持するという重要な役割を担っているのです。
一般的なロータリージョイントの構造は、ローター、ベアリング、ハウジング、回転用シール、ドレンなどで構成されています。また、その構造はいくつかの種類に分けられ、おおまかに単式、複式内管固定式、複式内管回転式の3つに大別されます。
その他にも、工作機械のセンタースルークーラントに特化したものや高圧流体にできるものなど、様々な特徴を持つものがあります。
参考文献
http://www.sgk-p.co.jp/products/rotaryjoint/use/
http://www.takeda-trade.co.jp/HTMLfiles/pdf.folder/pdfstock/maier/Machine%20Tools.pdf
http://www.nk-works.co.jp/other/deublin2.html
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年6月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社日本ピスコ | 14.3% |
2 | 武田エンジニアリング株式会社 | 13.8% |
3 | 株式会社日本ジョイント | 8.7% |
4 | 国際興業株式会社 | 7.7% |
5 | Takeda Works株式会社 | 7.7% |
6 | 株式会社昭和技研工業 | 6.6% |
7 | 日本ピラー工業株式会社 | 6.6% |
8 | 株式会社南武 | 5.1% |
9 | Christian Maier GmbH & Co. KG | 4.6% |
10 | シールテック株式会社 | 4.6% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年6月のロータリージョイントページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社