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リニアブッシュについての概要、用途、原理などをご説明します。また、リニアブッシュのメーカー15社一覧や企業ランキングも掲載しております。リニアブッシュ関連企業の2025年2月注目ランキングは1位:株式会社リニアトーカイ、2位:株式会社YSK、3位:株式会社エイエスケイとなっています。
リニアブッシュとは、内蔵されたボールの転がりを利用してリニアシャフト上を直線運動させる転がり軸受です。メーカーによってはスライドブッシュとも呼ばれます。
リニアブッシュの移動にボールの転がりを使うのは、ボールがリニアシャフトと点で接触させながら少ない摩擦で転がり運動をさせるためです。このため、リニアブッシュは小さい力で滑らかに移動ができます。
リニアブッシュ自体では推進力を持っていないため、リニアシャフト上で任意の方向を動かすためにシリンダやタイミングベルト、ボールネジなどの機構と組み合わせて使用されます。
リニアブッシュはリニアシャフトと組み合わせて精密機器や産業機械、医療機器、OA機器など、様々な機器内部において軽荷重で振動・衝撃等の作用しないスライド機構に使用されています。
リニアブッシュ単体では動力を持たないため、シリンダやモータなどと併用させることで直線運動が可能です。
リニアシャフトとの間は低摩擦かつ高精度での直線運動が可能です。負荷を掛けながら使用する場合はリニアシャフトのたわみや使用環境に注意が必要です。
リニアブッシュは外筒・ボール・保持器で構成されています。リニアシャフトと組み合わせて使用され、ボールの転がりを利用して直線運動します。
外筒には耐摩耗性と靭性に富んだ軸受鋼を使用し、熱処理後は内径・外形を研削加工し仕上げています。直線運動上で高精度な位置決めが可能です。
保持器(リテーナ)にはボールが転がるための案内溝が設けられております。ボールは案内溝と外筒の内面に沿って転がり、外筒の軌道部とシャフトの間の距離を一定間隔に保ちながら移動できるようになっています。ボールとリニアシャフトの間は点接触のため、許容荷重は小さいが少ない摩擦で転がり運動し、高精度で滑らかに移動できます。
リニアブッシュには、取付姿勢や移動速度、使用頻度などにより選定します。水平方向の案内で負荷を掛けながら使用する場合、リニアシャフトのたわみ量が問題になります。使用の際は荷重計算を行い、定格寿命や使用環境を考慮した上で使用することが求められます。
参考文献
http://www.hephaist.co.jp/ir/image_ir/20150210.pdf
https://jp.misumi-ec.com/special/linearbushing/support/notes/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 株式会社リニアトーカイ |
13.6%
|
2 | 株式会社YSK |
13.6%
|
3 | 株式会社エイエスケイ |
10.9%
|
4 | 日本トムソン株式会社 |
8.2%
|
5 | 株式会社SBC |
7.3%
|
6 | THK株式会社 |
6.4%
|
7 | 株式会社三蔵 |
6.4%
|
8 | トークシステム株式会社 |
6.4%
|
9 | ミワ株式会社 |
5.5%
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10 | ヒーハイスト株式会社 |
5.5%
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名古屋ハイテク株式会社
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